実習

August 13, 2008

実習指導のはなしが来たケド

去年の今頃
実習指導教員を要請する短期研修っていうのがあって、興味本位で行ってみた
日本では、看護大学の助手の先生が主に実習指導を担当していますが、こちらでは助手のシステムがないので実習指導教員は短期雇用になります
実習指導は、教授や助教授と、こういう短期雇用の指導担当者が行っています

で、その研修
行ったら、いきなりPDAとかくれて、1000ドルもらうことになった
この1000ドルは、自分の実地研修の時間への報酬

書き方が悪いかなぁ・・・「実地研修に行って、なんでお金もらえるの?」とお思いでしょう?
私も思いました
でも、そういうものらしいです
「働いた分に対しての報酬」を約束するのがアメリカ流、ということなんでしょうか

た・だ・し・・・
この研修の後2年間で3学期、あるいは4クオーター(一学期より短い学期)
実習指導をしないと、この1000ドルは返却しなくちゃいけない約束

やっぱりね~

研修の内容は、よかったです
補助金もちゃんとしているところから出ているし、地元の大学をベースに行っている研修
あれから何度か同じ研修があって、ウチの病棟でも5人が参加しました

tisaneとしては…1000ドルは返すことになってもいいかなぁ、と思っていました
教えるの、好きなんですが、タイヘンなんです
今は、クリティカルケアに慣れるので精一杯だったからかも知れません

そんなときに舞い込んできた一通のメール
先週の水曜日
「州立大学で、実習指導教員を探しています」

1000ドルのことがひっかかっていたワケじゃないけれど、返信してみました
そうしたら、その大学の教員&コーディネーターから、即電話が入り「履歴書を送って欲しい」だって

それが、木曜日
tisaneがぐずぐずしていて、やっと火曜日に履歴書を送信

その日の午後に、その教員から電話メッセージが入り
「面接の時間を決めたいので連絡して欲しい」

またtisaneがぐずぐずしていたら、今日の午前中に科目の担当教員から電話メッセージ
最初にコンタクトをとった教員からは、メール
担当教員の秘書さんから、電話メッセージ

なんか、すごく積極的です…

猛烈アタックに懲りて、恐る恐る秘書さんに電話をすると、来週水曜日に面接となりました
ただし、火曜日は実習指導教員への説明会なので、それにも参加して欲しい、と言うではありませんか
面接前に、説明会ですか
って、これ、ほぼ採用のつもり?

でもねぇ~
慌てて、実習の時期を確認したら、8/26からっていうじゃないですか
これ、再来週のハナシですよっ

急な欠員でも出たのか・・・

こっちの仕事の勤務表だって出ちゃっているわけだし、9月と11月にはバケーションを予定しているのだし・・・tisaneには、お遊びの計画がたくさんあるのデス
なにしろ、1000ドル返すつもりでいたし

面接のとき、それでもいいですか?って聞いてみようかなぁ
なんてヤル気のない志願者なんだ・・・アタシって


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May 07, 2008

推薦状~お礼状

Thank_you_letter_2


今頃は、日本は新人さん、新卒者など新しい人を職場に迎えている頃でしょうか
アメリカは、5月と言えば卒業式
これから、就職の時期です
このところ、立て続けに Letter of Rrecommendation を書いてくださいという依頼があって、苦手な英作文と格闘していた
去年の夏、実習で受け持った8人の学生のうち、3人が推薦状を書いて欲しい、という
ニホンジンのアタシが、何で英語を書かなくちゃいけないんだ!と逆ギレ状態
書いてあげたいけれど、自分の英語力のなさが情けない

就職に必要な推薦状は、普通2通
元上司、担当教員など、自分の仕事や学校での努力をよく知る人が適切
内容は、とにかくホメちぎる
なんたって、就職の書類審査の一つになるわけだから、いいところをここぞとばかりにアピール
いつも思うけれど、アメリカ人の「誉め上手」にはホトホト感心
誇張度 x 10、くらいはあるだろうか ← 本心は別として
tisaneも、「出会ったときから、そのまじめな姿勢に心を打たれた」なんていう推薦状を書いてもらったことすらある
心を打たれる、なんて、人生でそう何度もあるわけない
のに、「心を打たれた」と書いてもらった
おかげで、無事就職できた

自分が過去に書いてもらったいくつかの推薦状を読みながら、「学ちゃんにも、これくらいしてあげないとだめかな~」なんて
そこでまた、英作文が先に進まない・・・

今回頼まれた3人は、それでも比較的ラクなほうだった
一人は、チームの一員としてよく動き、実習では病棟中の血糖値の測定をして回るほどだった
彼女は、何度もやって練習になるから、と言っていた
もちろん、病棟中のナースには、お手伝いをして大感謝されていた

二人目の彼女は、母親の経営する高齢者施設を手伝いたい、ということで、高齢者看護にとても興味を示していた
食事介助などはお手のモノで、tisaneなんかよりよっぽど上手に介助していた
おとなしいけれど、実はテキパキと動いていた
おとなしい、というのは、ここアメリカではちょっと誤解されることがある
しゃべらない、意見を言わない=知らない、分からない、という烙印を押されてしまう
でも、行動を見ていれば、彼女が家で勉強をしてきて、技術を復習して、計画を立て実際に実行しているのが良く分かる
私の評価では、当然A+の学生だった

三人目は、もともと国立大学で生物学を勉強してきた学生
頭がよい
でも、それだけじゃなく、学んだことをきちんと実践に生かす学生だった
終末期の患者さんを受け持ったとき、学校で「話を聞くことの大切さ」をさらりと習っただけなのに、実際に患者さんが眠りにつくまでベッドの横のいすに座っていたのだそう
学生として、なかなかできることじゃない

今、たくさんの就職希望者から書類が集まってくる病院としては、推薦状だって山ほど集まるわけだ
他の推薦状に負けてたまるか!
アタシの学生の良いところが、できるだけ具体的に伝わるようにがんばって書いた(英作文)
どうか、希望通り就職できますように

先日、一人の学生から、お礼のカードが届いた(チョコレートつき♪)
I truly had a really great experience and am glad that you were my instructor. I had the opportunity to gain a welth of skills and knowledge under your instruction and I appreciate all the support and encouragement you have given me!

・・・アメリカ人は、お礼状を書くのもウマい・・・


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April 19, 2008

実習指導のための実習 終了

昨日で、実習指導教員になるためのクラス/実習編が終了しました
45時間というのは、あっという間
この3週間、日曜から水曜は病院でいつもの仕事
木曜と金曜は実習
土曜日だけがお休みなので、冷蔵庫はカラ
そのかわり、洗濯物は山積み
もちろん、家のホコリもたまっているし
少しずつ、きれいにしていかなくっちゃ

ところで、この実習はtisaneにとってはかなりショックなことの連続
自分の教え方と180度違う教員についた、というのが理由
extremely different!

もぅ、どこから説明したらよいのやら・・・
単刀直入に言うと、このセンセイのやりかたは、超簡単実習
もちろん、学生にとっては簡単に単位が取れて卒業できればそれに越したことはないけれど
こんな指導でも、いいのか
こんなやり方でも、ナースは育つのか
自分は厳しすぎたんだろうか
・・・いろいろ考えさせられます
今はかなり混乱
どんなご意見でもいいので、いただけるとありがたいです←アタマの整理が必要な状態

昨日の実習最終日
本来なら、12時から2時までは学内演習で、「ストーマ・ケア」をするはずでした
その後3時から6時までは病院で実習
6時から7時は、カンファレンス

ところが、おとといある学生が「実習最終日なので、病院実習はナシにしませんか」と提案
他のグループも病院には行かない、というのが理由
よくよく聞いてみると、他のグループは「文献のプレゼンテーション」を実習カンファレンス中にやらずに最終日にまとめたので、実際には病院には行かないけれど「実習」はしている

学生の強い「おねだり」に負け、この指導教員は病院実習はナシにしちゃいました
それでも、最終評価の面談はしなくちゃいけないので、どこかに集まることに
学校かな、病院の会議室かな、と思っていたら、場所は病院近くのカフェに決定

カフェ・・・で、実習
そこで、一人ずつ別のテーブルに座って短い面談をする、というのだ
ストーマケアの演習はいつの間にかやらないことになっていた
この子たち、ストーマのこと習わずに卒業していくんだろうか

これもアメリカ流?

さて、昨日
指定されたカフェに全員集合
学生はもちろん、バリバリの私服
今にもビーチに遊びに行きそうな様子
一応白衣コートを持参した自分がバカみたい

それぞれに昼ごはんを注文し、
さて、いつ面談が始まるのだろう・・・と待っていると、指導教員が急に
「中間評価はつい4週間前だったし、それからさほど変わっていないから、最終評価のコメントを後で読んでおいてください」と、評価表を学生に返したのみ
面談は行わなかった

それから、みんなでテーブルでおしゃべりをして写真を撮って、学生からお礼状をもらって、解散

つい4週間前・・・って
私の担当する実習は全部で5週間
2週間あれば、学生はずいぶん成長するのに


実習中も、随時こんな調子
たまたま、導尿の処置をやる学生が二人いた
一人は、きちんと手順を復習したようで、ゆっくりだけれどきちんと手順どおりに行った
この学生に対しては、「これからは、一人で行ってもよい」とOKが出た
文句なし

もう一人は、先週尿道カテーテルの処置をするときに、滅菌手袋さえ一人でははめられなかった学生
彼女は今回も、教員にひとつひとつ手順を教えてもらいながら実施
この学生に対しても、

「これからは、一人で行ってもいいよ」

マジ、ですか?今、手順がゼンゼン分かっていなかったじゃないですか
滅菌操作も怪しいところがあり、何度か注意
本当に、一人でやらせて安全ですか?
tisaneは目が点ですが、自分の学生ではないので何も言えず・・・


(長くなるけど)
もうひとつの事件
ある学生は、器用なのか要領がいいのか、やることは早い
でも、出来ることのレベルとしては他の学生と代わりはない、というのが私の印象

先週も、受け持ち二人の患者さんの与薬の時間になり、指導教員と一緒に与薬をすることになった
複数受け持ちのとき、間違いを起こさないように
一人の患者さんの与薬をすべて終えてから、次の患者さんの与薬をする、というのは大原則のはず
なのに、この学生は、あっちの患者さんの痛み止め
こっちの患者さんのインスリン
またまた、あっちの患者さんの定期処方
こっちの患者さんの定期処方、といったりきたり
結局すべてを終えるのに、45分かかっている

患者さんの目の前で薬の包装をあけたのはいいけれど、そのカラはそのままオーバーテーブルに置きっぱなし
どう見ても、痴呆のおばあちゃん
まちがって、紙くずを食べちゃったらどうするの

側管のつなぎ方を忘れたのか、センセイにかなり手伝ってもらっている
輸液ポンプの前で、センセイとおたおた側管をつないでいる
その間に、患者さんは助手さんに連れられ病室内のお手洗いへ・・・おばあちゃんが用を済ませている間、助手さんは他の患者さんの配膳を手伝っている
しばらくしてお手洗いが済んだのか、中からおばあちゃんが"Nurse! Nurse!!"と大きな声を出している
コレに対しても、学生は無頓着
挙句、指導教員もこの切なる叫びに無反応

あのぅ~
このおばあちゃんはアナタの受け持ちの患者さんですよねぇ?
お手洗いが終わって、歩行を介助してベッドに戻すのも看護師の役割だと思うのですが・・・

仕方なく、アタシが助手さんを探しに行った
自分の学生だったら、点滴なんて後回しでおばあちゃんの安全確保を先にさせる
おばあちゃんがベッドに戻ったら、また点滴をセットすればいい

多分、あの調子だと、食事の介助もしないのだろうな・・・
そして、指導教員も何も言わないのだろうな

それで、この学生が文献プレゼンテーションのテーマに選んだのが、「経管栄養の乱用」
この学生いわく、ちょっと食事介助の手間と時間を作れば、経管栄養をしなくてもよいケースがたくさんある、というのだ
では、アナタは、実際にあのおばあちゃんの食事介助をしたのですか??

ダメ押しは、センセイがこの学生に向かって
「手際がいい、すっかりナースのように見えるよ!」だって

冗談でしょ~?!
後ろで、呆れ顔のtisane
すると、指導教員がいきなりこちらを振り返って「そう、思わない?」と同意を求められた
いやぁ・・・
さすがに、YesともNoとも言えなかった
Yesと言えば嘘になるし、Noと言えばアタシの45時間の評価があやうい(こんな自分がイヤっ)

この学生は、ちっとも悪くない
教員が「ナースのように、よくできる」と言えば、それを信じるしかない
学びができるように指導していない教員の責任
甘い先生だと、あとあと学生がかわいそうなことになる
でも、厳しい先生でも、実習がつまらなくなる

学べてしかも楽しい実習って、どうやったらできるんだろう

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April 11, 2008

実習指導のための実習 その3

実習指導教員のための研修から、さっき帰ってきました

また、話が長くなりそうなので、とりあえず結論から
実習指導をしてみたい、と思っている方
あるいは、将来アメリカにきて勉強や仕事をしたいと思っている方
周りに惑わされず、自分の目でしっかり真実を見つけてください!
特に、このアメリカ社会では・・・

あ~~、すっきり

ちょっと、腑に落ちないことがあるんです
教員が学生を評価するとき、公平にかつ客観的に評価するのはとても大事なこと
性格がいいから、とか、気が合うから、という理由では評価しちゃいけないと思うんですよねー、当たり前だけど
実習指導ともなると、一日8時間も一緒に過ごすせいか性格の合う合わないがわりとはっきり分かってくるんですよね
なかなか客観的に評価しずらくなることもあるけれど、そこはプロ
実習目標に沿って、センセイだってがんばって指導するわけです・・・

今、研修で教わっている実習指導教員・・・ちょっと、そのあたりがどうなのかなぁ
と思う節があり

みなさんだったら、どうですか?と、意見をぜひ聞いてみたい

指導教員いわく
「学生Sは、積極性に欠け心配なところがある」
「学生Rは、何をやらせても、よくできる」
ということで、どうやら学生Rの評価のほうが学生Sより高いみたい

私の目から見ると、まったく逆
学生Sはたしかにおとなしく口数も少ないけれど、いつ病棟を見回っても病室に居て患者さんのケアをしている
実際の患者さんを対象にしたヘルスアセスメントのテストでは、とてもよい出来で、家でたくさん練習してきたのがよく分かるくらい、スムーズに見落としなくアセスメントをした

でも、学生だから苦手な部分はある
先週、あるナースが教員のところに来て、学生Sがレポートを一緒に聞かなかった、と言ってきた
どうやら、自分の受け持ちのナースを探すことが出来ず、とうとうレポートを聞き逃してしまったよう
態度からすごく反省している様子が分かり、痛々しいくらいだった
でも、自分が悪いと思っているのか、一言も言い訳をしなかった

一方、教員の評価の高い学生R
いつ病棟に行っても、廊下やステーションでぶらぶらしている
ナースとおしゃべりをしているか、他の学生とおしゃべりをしているか
教員が「どう?」と聞いても、『だいじょうぶです』
そして、○○も済ませたし、XXもやりました、と答える
でもね、学生で実習中におしゃべるするヒマってないと思うんです
私の印象では、教員と一緒にケアに入らないようにうまく立ち回っている、という感じ

今日は、やっと学生Rの与薬の様子と抗生剤の点滴をつなぐ機会が登場
あれだけ評価の高い学生だから、よっぽどうまくやるだろう、と思っていたら、抗生剤をつないでも本管を設定し忘れたり、与薬をしても新しいお水を用意しなかったり(患者さんに要求されてようやく新しいお水を準備)、薬の殻は散らかしっぱなし

おとなしい学生Sは、自分から「アレもできました、コレもやりました」なんて報告はしないけれど、実際にはきっとたくさんのことをやっているのだと思う
学生Rのほうは、「アレもできました、コレもやりました」と報告することで評価が上がる、というのを知っているかのように得意になって報告してくるけれど、実際にやっていることはおとなしい学生Sとさほど変わらないのだと思う

「外国にきたら、うまく自己アピールを」と言うけれど、自己アピールさえすればいいと思っているアメリカ人にも、自己アピールした人をより高く評価する風潮にも
ちょっと嫌気がさしちゃった研修でした

アメリカ人は、よく自分で「自分は○○が得意だ」とか「○○の経験がある」などとアピールするけれど、そういう時こそ要注意
本当に上手いかというと話は別で、やらせてみたらヒドイものだった、なんてことがよくある

また教える機会が与えられたら
できるだけ公平に評価してあげたいナ

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April 06, 2008

実習指導のための実習 つづき

実習指導のための実習は、BSN(看護学士号)のプログラムです
木曜日が、午後3時から10時まで
金曜日は、12時から2時までがスキルス・ラボ(演習)、3時から7時までが病院実習

このスキルス・ラボを教えるのも、実習指導教員の仕事
最初に、理論のおさらい
それから、デモンストレーション
そして、小さなグループに分かれて練習
先週は、Dressing ChangeとWound Care・・・創傷ガーゼ交換です
この授業で使う教科書、Clionical Nursing Skills and Techniqueという本、ますます好きになりました
ブログ左のコラムで既に紹介済みですが、ナースの私でも読んでみるとなるほど納得の情報がもりだくさん
特に、"Unexpected Outcome"なるちょっと意地悪なコラムがおスキ
処置をした結果、予想外の状態になってしまったら・・・?という、クリティカル・シンキングの状況設定

たとえば、創傷処置をして
"Bleeding or serosanguineous drainage appears" (出血してしまったら・・・)
とか
"Increased pain or discomfort"(痛みや苦痛が増したら・・・)

ちゃんと本を予習してきた学生ちゃんは応えられますが、読んできていないと><

病院の実習では、ディナー・カンファレンスというのを始めて体験
つまり、休憩(夕食)とカンファレンスを一緒にやっちゃうもの
食べながら~だから、もちろんざっくばらんに話が進むのですが、学生もリラックスして意見を言えるし、たまにはいいのかな?と思いました
こういうの、日本ではやったことなかったし
だから、前に担当した学生からディナーカンファを提案されても、一体どういうものなのか知らなかったので、結局やりませんでした

ただ、いつもこの形式、というのは、やっぱり自分には合わないかも
場所がカフェテリアということもあって、患者さんの情報にかかわるような詳しい話は出来ないので、深まった質疑応答ができない、とか
周りの音が気になって、集中できない学生がいる、とか
学生に厳しく注意しなければいけない状況になったとき、ちょっと周りの目が気になるので注意もそこそこになる、とか

いつも、辛いカンファレンスばかりではかわいそうだから、守秘義務の守れる場所を借りて「ご飯を食べながら」というのがいいかな・・・

この実習指導のための実習の実習生の私は、今は常に実習している教員とともに行動して、教員がどんなかかわりをしてどんな指導をしているかを観察しています
この教員・・・60代半ばのおじいちゃん
なんたって、アタシと同じ年の娘さんがいるそうナ
BSNの学生さんなんて、もぅ、孫を見るような常態
注意も結構甘いです
髪の毛をなぜかその日はまとめてこなかった学生が、導尿カテーテルをすることになって一緒についたのだけれど、かがむと髪が滅菌操作の邪魔になる
見るに見かねて、滅菌手袋をした学生に「髪、持っていてもいい?」と聞いちゃったtisane
だって~、不潔になった手袋でそのまま操作したら、被害をこうむるのは患者さん
これだけは、倫理に反するので思わず口出ししちゃいました
こんなことがあったから、髪型のことを後で注意するのかなぁ、と思っていたら、おとがめなし
次は、この学ちゃんは髪を結んでくるのだろうか・・・

だから、私の先生としてはちょうどいいのかな~
もうちょっとリラックスして、楽しい実習指導できるコツが探れるとよいのだけれど

日、月、火、水は普通に仕事に行きます
そして、木と金がこの実習
あと3週間、がんばるぞー

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April 05, 2008

実習指導のための実習

ただいま~

って、どこから??
日本!

だったら、いいのになー

フリーウエイに乗って40分強の所
42マイルくらい離れているそうな・・・換算すると51キロ?

えーっ、たった?
なんて、アメリカに住んでる読者の方には言われそうですが、アメリカに住んでいながら日本と同じ距離感で生活できる場所にいるtisaneにとっては、41マイルはかなり遠いのですっ
だって、普段高速のらないモン
病院までは、車でたった10分だモン
電車の駅まで、歩いていけるモン
バス停なんて、どれも徒歩3分だモンモン

ここからまず高速に乗って、長い長い橋を渡って、別のフリーウエイに乗り換えて、トンネルをくぐって、山や谷の中をガンガン走ってやっと付きます
空気がきれい
緑がたくさん
道が広い
そう、ここはsuburbanな生活をゆったりと楽しむ人たちの町
そこの、いわゆる「お金持ちの行く病院」というところで、実習です
(まったく、受ける医療に差があるなんて、許せないよね)

前から実習指導はしてきたけれど、去年の夏「実習指導教員になるための講習会」を改めて受けてみました
その実習編です
講義編は終わったけれど、この実習45時間がまだ済んでいなかったtisane
指導してくれる先生、mentorを探すのに苦労しました・・・
これで、5人目
1人目は、いつも教えている大学の教授でしたがもともと母性の教員だったのでボツ
2人目は、公立大学の実習でしたが、実習のスケジュールが合わずボツ
3人目は、州立大学の先生でしたが、こちらも実習スケジュールが合わず・・・
4人目は、私立大学の先生でしたが、急に実習場所が変わり・・・

ここまでくると、交渉にも疲れ放り投げておりましたが・・・やっと、見つかりました
遠いけど(まだ、言っている)

「お金持ちの病院」
ちょっと、興味ありましたねぇ~
ウチの病院とはどう違うのかなぁ
なにしろ、ウチの病院は「病院のKマート(庶民的大型スーパー)」って言われていた時期があるそうで・・・

まず、お見舞い客の服装が違う
こぎれいで、カジュアルだけどちょっとよさそうなものを着ている
金曜の夕方のお見舞いともなると、花束を抱え、「これから、ディナーにお呼ばれ?」とでもいうような様相

いくつかの病棟には、家族がゆっくりくつろげるようなテラスやサンルームがあり、そこで新聞を読みながらゆったり~
というような、光景も
ウチの病院じゃ、家族控え室にTVがついているだけマシ
窓さえない

患者さんの使うものも、ただの紙コップじゃなくて柄つきのプラスチック(もちろん使い捨て)だったり、SCDの足の部分がかなり高級だったり

患者さんは、ほとんど白人
お見舞いも白人
働いているナースも90%白人
呼吸器セラピストやエイドさんも白人
みんな、白人です
tisaneの住んでいるリベラルな都市とは、違う~

それに、どこでも人員の配置が多いんです
エイドさんの数が多い
ロビーには、ボランティアさんが5人
他にも、あちこちでボランティアさんを目撃
駐車場まで送り迎えをするバスの数がやたらに多い
valet parkingと言って、鍵を預けると車を駐車場に停めてきてくれるボーイさんも10人くらい病院入り口に待機
セキュリティーは、ウチの病院の倍かなぁ~
あまりにも安全なこの町で、セキュリティーは「案内係り」と化していました


でもね、実のところを言うと、「中身は同じ」でした
病院は病院
ナースはやっぱり忙しそうだし、ステーションのノイズレベルも相当・・・
患者:ナースの数も、Med/Surgで5:1

というか、ちょっとがっかりもしました
ラウンジ以外では飲食禁ですが、飲みかけのコップがステーションのあちこちに放置してあるし(たぶん、ナースがちょっと水を飲んだ)、点滴のチューブには交換日を記した日付のタグが付いていないし

もっと言えば、テレメトリー(心電図モニター)が付いている病棟はいくつかあるのですが、そのモニターは2階の病棟の一角にまとめられていて、いわゆるモニターテックという人たちが監視しています
異常があると、そこからナースの院内携帯に連絡
ナースは自分の病棟でもモニターをチェックできますが、ステーションの奥の裏側のほうにあって「わざわざ」行かないと見えない位置にあるんです
・・・これって、すごく手遅れになる危険が多いような気がします
もし、テックが見逃したら?
テックからの連絡がないと、自分の受け持ちの患者さんのリズムを常時把握できないのです
常に自分で心電図を見ているわけではないので、そのうち気にもしなくなりそうな・・・

もうひとつ驚いたのが、患者さんの食事用のキッチンがないこと
食事は、点滴チューブなどが置いてあるいわゆるサプライルームの一角の収納庫に収められ、隣のカウンターの上にはとりあえずコーヒーメーカーなどが・・・
つまり、キッチンとサプライルームが一緒なんです
ついでに言うと、このサプライルームにピクサス、薬品庫も置いてあり・・・
これって、衛生的にいいわけ~~?

ジェイコーー!!(JCAHO、病院監査機関)
熱帯魚の泳ぐ水槽や、
南国のホテル風ラウンジにだまされるなー!!

ウチの病院は、日光が降り注ぐロビーもないし、床もふかふかのカーペットじゃないし、大きな窓から美しい渓谷が見渡せるわけでもないので、なんだかジェイコーもピリピリと監査して何度もお出ましなるようだけれど、フェアーにお願いしますヨ

ウチの病院も、この宣伝上手な病院をまねすればいいのに
と、ちょっと邪悪な心も芽生えはじめるtisaneです
満足度調査で得点の良かった質問項目だけを、大々的にかわいい星型のグラフにして、患者さんや家族のよく通る廊下に張り出す、とか
↑ぱっと見、気づかなかったんですが、よく見ると質問項目のすべてのスコアが張ってあるのではなく、90%以上満足のものだけでした
これって、これから満足度調査に答える人を洗脳している?

あー、だんだん心が汚くなってきたので、このあたりにしておきます
ウチの病院で働いている日本人ナースのみなさん、誇りを持って働きましょー!
カフェテリアの食事の質は、ウチの病院が勝ったネ(なんたって、スタバのコーヒーがある!)
↑最後は、食欲

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October 05, 2007

プレゼン~なんとかなったかぁ

水曜日の、日本からの研修のプレゼン
なんとかなりました・・・?としておこう

いやぁ、日本の最近の実習事情なども聞くことができて、こっちのほうがお勉強になりました
ハハハ
こちらで実習指導を始めてから、ずーっと、不思議に思っていたんです
なんで、アメリカの学生って実習が終わるころには二人受け持ちができるんだろう?って

私なりの答え
「習うより、慣れろ」で
学内演習ではうまく出来ても、実際の患者さんを目の前に「初めて」やってみるときは、やっぱり緊張してうまくいかないもんです
当たり前です
でも、それを2回3回と看護師さんや教員と一緒にやっていくうちに、一人で自信をもってできるようになるのです
人間ですから・・・
教員は、安全に一人でできるようになったのを確認して、次からは一人でやらせればいいのです
自転車だって、ピアノだって、最初は難しい
練習しなくちゃ、上手になれない

それを
「同意書」が取れない患者さんのケアは、「一切」してはいけない、と、練習の機会を取り上げてしまったら、どうでしょう?

たとえば、朝の血糖値測定
アメリカの学生は、自分の受け持ち患者さんのケアをしているナースが受け持っているほかの患者さんの血糖も、積極的に測ります
3人血糖測定をする患者さんがいたら、それだけで3回練習できるじゃないですか
朝と昼も測定したら、その日だけで6回も練習
次の日からは、当然一人でできるようになるわけです
費やした日=たった一日
中には、病棟中の血糖測定をしたい!と、技術の習得に熱心な学生もいます
もちろん、自分の受け持ち患者のケアを優先させながら、自分で時間のやりくりを考えてもらいます

学生の受け持ち患者さんが、経鼻カテーテルを挿入する機会なんてめったにありません
でも、病棟には実習中必ず一人くらいはいるはず
その実際の様子を見せてもらったり、看護師と一緒にやってみたり
自分の受け持ちじゃなくても、「病棟」という現場にはたくさんやることがあるはず
そのお宝の山を、学生に隠しておくのはもったえない
患者さんの安全さえ守ることができるなら、練習はできるはず
もちろん、安全だと判断できなければ、学生は「見学」だけでもたくさんのことを学びますよね

どの職場も、「優秀な」新人さんが欲しいところです
知識と技術の両方があって、はじめて優秀なナース、でしたよね?
管理者の方、もしこの記事を見ていらしたら
ぜひ、もう一度実習生の受け入れについて考え直して欲しいところです

今日は、熱弁のtisaneでした

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September 11, 2007

tisane菌 繁殖中

この前「も」トランスナースをやらされて、やっと時間が空いたので休憩に・・・と病棟に戻っていくと、向こうから見慣れた顔
しかも、ニッコニコ!
だんだん近づくにつれ、手を振ってくるじゃないですかぁ
どこの、ナース???

あっ あ~~~
あの子は、去年実習指導をした学生
そろそろみんな卒業したころかなぁ と思っていたら!
ほほぉぉ、こんなに立派になって
今は、なんと同じ病院のICUでオリエンテーションを受けているのだそう

「tisaneにあいにきたのよ~」と言いつつも、休憩の合間をぬって来てくれたんでしょう
ゆっくり話す暇も無く、また病棟に戻っていきました
わざわざ、知らせに来てくれたんだ(涙

彼女は、グループの中でもよくできたほうで、
シングルマザーだけど、レポートもよくがんばりました
もとは、「バーテンダー」
最初自己紹介されたときは、はぁ?と、冗談かと思ったけれど本当らしく
「人にサービスをして喜ばれ、その結果健康を害する職業よりはナースのほうが・・・」なんて言っていました

もう1人、実は一番手を焼いた元学ちゃんが、今は立派に7階で働いているのです
今年の学ちゃんを連れて行ったときに発見したのだけど、今年の学ちゃんから見ると、今はオリエンテーション中でもしっかりRNになっている先輩は、輝かしく見えたのでしょうネ
たくさん、コミュニケーションをとっていたようで・・・
↑実習中のおしゃべりは、ひかえるように

そして、同じ病院に就職した3人目の学ちゃん
TCUにいます
もと、「化学者」
らしく、略語魔
医療略語なら、辞書のようになんでも覚えている
もう、半オタク

誰かが「PICCってなんだっけ?」
と言おうものなら、ピッ(Enter Key)
"peripherally inserted central catheter"

「Nevirapineって薬は・・・?」
と言いかけると、ピッ(Enter Key)
"NNRTI, Non Nuculeoside Reverse Transcriptase Inhibitors!"

それからは、カンファ中の略語質問は全て彼に任せておりました~
こういう子、いつもグループに居てくれるとありがたいんだけど

さてさて、今年教えた学ちゃんたちは、何人ウチの病院に就職してくるでしょうか~楽しみ

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August 14, 2007

無事、終わりましたよ

先週金曜日、無事実習終了
カンムリョウ・・・なんて、ひたれなくらい後半すっかりヘトヘトでした~
なにしろ、今年からいくつかの実技は実習場所で教えることになり、カンファレンスの時間をフル活用
輸液ポンプ、静脈注射薬、人口ストーマ、血液検査値、輸液の種類、酸素療法・・・
各週3日のうち2日のカンファは、これらの内容について

学ちゃん達も、ヘトヘト~
どうやら中間試験あたりから、他の科目からの宿題激増らしく
宿題ふたつ、レポートふたつ、それにケーススタディがぁぁと、こちらに泣きつかれても
実習だって、ケアプランを書かなくちゃならないし

というわけで、最後の週はケアプラン「なし!」←ふとっぱら!
と、お思いでしょうが
しっかり、授業要項に書いてあったのです
しかも、その一文を見つけたのは学生
tisaneは、ちっとも知らなかったよ~
ったく、こういうところはよくよく読んでいる(汗

さらに、実習最終日は時間短縮!←さらに、ふとっぱら!!
これは、tisane案
と言いたいところですが、これは去年の他教授からの案
つらい実習だったし、これくらいは・・・
だそうで、「アメリカ的」な発想に衝撃的だったのでやってみたら
ウケがかなりいいので続けています
アタシも早く帰れるし、うふっ
わっかい学ちゃんたち、さっそく飲みに行く計画で盛り上がっておりました
「飲んだら、乗るな」は言っておきました、ケド
無事に家に帰ったかなぁ?

・・・また、やって来ました
ピンクのラン
Img_2348_4
去年のグループにもいただいちゃったっけ、ピンクのラン
学ちゃんたちが「お礼に」と、Thank You Cardと一緒にくれました
こっそり相談していたんだぁ
こういうのは、すごくありがたくもらっておくのがアメリカ流?!
Good Riddance!

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July 25, 2007

実習パート2 3週目

今週は、実習パート2の3週目
緊張するなぁ~
実は、学ちゃんたちは今日から2人受け持ちをするのです!!
今まで一人受け持ちで大丈夫だったから、多分いけると思うけど・・・

学ちゃんたちは、なんたって若い!考え方も、新しい
「自分には、できない」と思うと、簡単にあきらめて、やらない
だから、きっと2人受け持ちでタイムマネジメントがタイヘンっ、となると、うまく手を抜くんだと思う
・・・それを、どうやってがんばってもらうか~
ココが、tisaneが頭をめぐらせているところなのデス
ま、今日やってみないと、ネ

今週も含めて、残り3週間
まだ、静脈留置針に成功していない学ちゃんが3名
今週は、とりあえず静脈注射薬と側管からの点滴薬をチェックしなくては・・・
学ちゃん8人をチェックするには、時間が足りないのが悩み

それから、採血、PCA(Patient Controled Analgegia, 自己管理疼痛コントロールポンプ)、EKGまで
残り3週間でカバーしたいのですぅ

学ちゃんたちは、順調に成長して
ケアプランを見ると、たった2ヶ月前は悲惨だったのに、よくぞここまで・・・と感涙
あと少し、がんばってもらいましょう

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July 08, 2007

実習の合間 つづき

実習の合間に、tisaneは何をしているか、というと・・・
仕事のほかに、来週から始まる実習の準備

実際にこの仕事を引き受けるまでは、ジュンビ  なんて、ない、と思っていました
日本にいたとき、こんなに準備に時間かかったっけ??
もっと、ラクだったような記憶が←若かったからか?

多分、大学がしっかり前準備をしてくれていたので(主に、基礎看護学科の先生方の手腕、敏腕!)
他学科から実習のお手伝いに行っていたtisaneは、ラクさせてもらっていたんでしょう
今になって、よく分かりました

えっと、昨日準備したのは・・・
来週からの学生の配置
学生8人が6病棟へ行きます
学生の学習希望や能力、性格を考えて、あれこれとパズルのように・・・

1日目と2日目は、ピア・オリにしようとたくらんでおるのです
peer orientation ← Big Brother & Sister 
アニキ、アネキのシステム?
よく、こちらの学校で使うシステムなんですが、高校生が中学生に何かを一緒にやりながら教えたり
「先生の言うことは聞き飽きた」時とか、同じような年代の子供の言うことなら、目線が同じでよく学ぶらしいです
喘息もちのアニキが、喘息をどうやって管理していくかを下の学年の子供に教えたり
時には、タバコやドラッグはダメ!活動に利用したり

tisaneの学ちゃんたちも、じっと座って話を聞いているタイプではないので、このほうがいいかなぁ?とトライアルです
アニキとアネキになるのは、前半5週間A病棟で実習した学生
新しくA病棟に行く学生は、一日アニキと行動して、病棟のスタッフやルティーンについてアニキから教わります
次の日は、交替
なにしろ、6病棟あるので単純に「交替」とはいかず、さらに各病棟の学生制限人数が決まっているので、この配置パズルは少し難しかった・・・

それから、ジュンビしたのは「オペ室見学」
去年のオリエンテーション資料を修正して、課題を見直して・・・
全部英語ですから、英語チェックもしてもらい
また、修正
今朝、プリントアウトしました~

さらに、CPU(心カテ前後のケア病棟)ローテーション用課題と
カンファレンスルーム一覧もできました

カンファレンスといえば、こちらのカンファはかなり充実させなくてはなりません
なにしろ、学ちゃんの反応がものすごくストレート!
カンファレンスの場は、学びをもっとも深める場、として、大学からも強調されプレッシャー
学ちゃんは、説明をじっと聞いているタイプではないので
面白くないと、ソワソワしたり眠そうにしたり
当てて意見を言わせると、全くディスカッションにならなかったり
かといって、自由に話をさせると、ただのおしゃべり
自由カンファもいいのですが、いつものパターンにならないように、あの手この手を考えています

今までウケがよかったのは、「宝探し」
○○(看護技術)に必要な物品を、実際に各病棟から持ってくる→デモンストレーション、とか

「手順のカルタ」
与薬の手順をカードにして、手順どおりに順番に並べてもらう、とか

やっぱり、次のゲームを考えなくては~

まだまだ、ジュンビは続く・・・
後半の授業シラバスを読んだり、実習目標をどうやって説明しようか考えたり(tisaneが説明するより、学生にどうやって達成すればいいのか考えてもらう方がいいんだろうなぁ)、
栄養科のプレゼンの日を調整したり、
そして、まだレポート読み終わっていないのです!まずい~~また、ブログに逃げてしまった

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July 07, 2007

実習の合間

学ちゃんが1週間のお休み中、tisaneはフツーに病棟で仕事でした

自慢
じゃないけど、ウチの病棟、遅ればせながらやっとナースの携帯が導入されたんですよ~~おそすぎるっ!

ナースとチャージナースが、それぞれ携帯を持っているので、いちいちステーションに戻って電話したり、電話に応対したりしなくてよいのです(感涙
たとえば・・・
廊下にあるコンピューターに向かって、ピコピコチャーティングしながら、
おっと、ドクターにこれ、報告しておくんだった
という時に、
ピピピッ!とドクターのポケベルを鳴らし、そのままチャーティング継続

そのうち、ルルルル・・・・とポケベルに応答してドクターがこの携帯にコールバック
tisaneは椅子に座ったまま、その場で「コレコレ」と報告
ではまた、と電話を切って、再びチャーティング継続

で、一歩も動かずに一石二鳥!

手軽なのと、新しいインターン登場の時期なので、ガンガンポケベル攻撃
強気のオババナースです

携帯に慣れないナースの中には、自分の携帯からポケベルを鳴らしたのに、コールバックの番号をステーションの内線にしたヤツも・・・意味ないじゃん、とみんなに笑われ、頭かいていました

携帯用法その2
2人部屋で、ひとりは自分の受け持ち、もうひとりは他のナースの受け持ち、というとき
もうひとりの患者さんの点滴ポンプのアラームが鳴っている、とか
患者さんがなにか質問があるとき、
ステーションまで行って、そのナースのポケベルを鳴らしたり
受け持ちナースを探して回ったり(そのうち、ご用を忘れたり!)せず、その場で携帯を取り出しピピピッ!
点滴ポンプを設定しなおしてあげたり、も可能なのです
美しいチームワーク

その3
患者さんの部屋で、急に食事の希望を言われた時
たとえば、「朝ごはんにコーンフレークつけてください」とか
わざわざステーションに戻って、コンピューターの画面を開き、栄養室にオーダーしなくても
その場でピピピッ!と、ステーションにいるクラークさんに電話
クラークさんに入力してもらえばよいのです!
一方、クラークさんは、今までドクターのポケベル対応で忙しかったのが、今はドクターが直接ナースにコールバックするので、電話の対応の数が減ったのだそうです

こういうの、もっと早く導入してくれればいいのにねぇ
次なる課題は、どうやって自分のポケットの中身を減らすか・・・
携帯、心電図用のポケベル、もちろん文房具に、聴診器、ついでにPDAも入れて
ずっしり重いポケットです

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June 30, 2007

実習5週間終わりました

はやぁ~~
ブログを書こう、書こう、と思っているうちに、実習の前半5週間が終わってしまった…
実習詳細報告ができなかったのが残念でしたが、いろいろありましたよぉ~

学ちゃん1名、ざんげ部屋おくり・・・
理由は、遅刻2回、提出物の期限に遅れたのが2回
3回目までは、informal counselingということで、「個人面接」に留めておいたのですが
さすがに、レポート提出の遅れ2回目で、マッタ!
このままでは、まずい、です
ということで、本当のStudent Counselingという書類を書いて、個人面接、学生の「分かりました」の一言とサイン、そしてレポート2枚追加になってしまいました・・・

ギリギリっていうのは、よく分かるけど
やっぱり送れちゃうのは、まずいよねぇ

どうやら、このことを父親に相談したらしいのですが、パパにもあっさり「やっぱりね・・・」と言われたそうで
パパは、この学ちゃんがナースになりたい、と言い出したときから
遅刻とか期限に遅れる、のが、問題になるんじゃないか、と思っていたのだそうです
「おまえは、まだ、若いから、直すなら今のうちだ」と言われたのだそう
よい父親だ
・・・が、大学入る前に、親がちゃんと教育しておけっ!とも言える?

センセとしては、「患者さんへの与薬」が一番気を使うところ
とにかく、間違っちゃダメ
ぜったいに、ダメ
しかも、8人全員をいつも見ているわけにもいかないし、かといって、ナースだって学ちゃんの与薬に付き合っているほどヒマじゃない
やっぱり、学ちゃんが一人で薬を配れるようにならなくちゃ・・・

そこで、訓練
100%間違いなく実践できるようになるまで、1:1で指導です

「与薬」と一言で言っても、ただ「はい、どうぞ」と薬を持っていけばいい話ではなく、いろんなステップがあるのです
薬を準備する前に、薬についての作用、副作用、どうしてこの患者さんがこの薬を飲んでいるのか、についてMedication Worksheetにあらかじめ書いておく(勉強しておく)、とか
Pyxis(ピクサス)というコンピューター制御された薬棚から、薬を正しく取り出す、とか
血圧や凝固に関連する薬だったら、血圧や凝固の検査値をあらかじめ調べておく、とか
薬を上げる前に、患者さんの腕にはめてあるIDバンドを確認する、とか・・・
いわゆる5 rights (正しい時間に、正しい人に、正しい薬を、正しい量だけ、正しいルートで与薬)ができる、とか
薬をあげたら、ちゃんとその記録ができる、とか

中でも、一番学ちゃんにとって難しかったのが
薬が実際に患者さんの口に入る前に、薬の名前・量・ルート、有効期限を
4回確認する、ということ
1回目が、薬を棚から取り出すとき(at the Pyxis)
2回目が、取り出した薬全てを、もう一度処方箋にそって確認(on the counter)
3回目が、ナースのところに持っていって確認(with a nurse)
そして、4回目が、患者さんの目の前で(with a patient)

4回目の時に、初めて薬の包装をあけて薬を取り出し、患者さんにあげます
患者さんの目の前で、錠剤を用意するんです

この4回が、どうも混乱するようで
1回抜けたり、何ページもある処方箋のページを飛ばしてめくったり・・・

tisaneは、学ちゃんのうしろで、ちゃんと手順どうりに与薬ができるか見ています
手順が1回でも抜けたら、パスできないので、再挑戦
初回で合格したのは、ひとりだけ
多くて4回目でやっと合格
というわけで、8人全員が合格するまでに、約2週間かかりました

今週は、学ちゃんたちは1週間のお休みです
よかったね
センセはお休みじゃなくて、病棟で勤務です
お休みが終わったら、またtisaneと一緒に5週間の実習
配置換えをして新しい病棟で、また挑戦です!

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June 11, 2007

実習2週目

実習2週目は何をしていたかというと、シャドーイング
学ちゃんたちは、ナースのあとをくっついていろんな経験をしました

まずは、タイムマネジメント
アメリカの看護教育って、このタイムマネジメントにけっこう重きを置くんです
学ちゃんだから時間どおりにケアを進められなくてもOK、ということはなく、最初から「ちゃんと時間通りにケアをやりくりする」ことをしつけられます

ついでに言うと、次に大事なのが優先順位
いくらいいケアができても、優先順位が間違っていたら指摘されちゃいます
優先順位をちゃんとつけられない、ということは、安全な看護を提供できない、ということになるから

そして、コミュニケーション能力も重視
スタッフに報告できる、質問できる、というような、チームの一員として機能できるコミュニケーション能力です

さてさて…tisaneは先ほどまで、中間評価をしておりました
2週目が終わったところで、中間評価
早い~~
今週は3週目
今週中に、この中間評価のフィードバックをしたら、あと残りは2週のみなんですヨ(アセアセ

中間評価は、まず、学ちゃんが自分で実習目標にそって「自己評価」をし
自分の強み(よくできたところ)、と
これからもっとがんばるところの2点を文章に書いて、提出

それを、tisaneが評価します

実習目標については、自己評価に加えてtisaneの評価もつきます

強みとがんばる点については、
アハハ
楽しませてもらいましたっ!

実は、今回の実習グループには困ったチャンが約3名いるのです
一人目は、2回遅刻してきた男の子 → もれなく、個人面接行き
で、それ以来遅刻はしなくなりましたが、自己評価のところでまた反省していました
素直…

二人目は、注意散漫なおてんばちゃん
カンファレンスの時も聞き漏らしが多いようで、しょっちゅう隣の子に話しかけては確認
病棟でも、そんな調子で、あれこれ関係ないことまで手をつけ、本来のことがおろそかに…
でも、自己評価を読んで「まんざらでもない」と分かりました
自分で「もっと、家でよく勉強をしてくること」と書いているのです
おてんばちゃんの課題は、それこそ「優先順位」です
どれを先にやって、次に何をするのか、ちゃんと考えたら、アチコチ手を出さないように
もっと集中して実習できるのじゃないかなぁ?

三人目は、プライドの高い女の子
いつも完璧だったのか、注意されるとまず言い訳が出てきます
ナースの仕事なんて、日々新しいこと、知らないことだらけ
「知らないこと」なんて、ちっとも恥ずかしくないんです
恥ずかしいのは、「知らないままにしておく」こと
なんとか、この壁越えてほしいのですが(思案中)
患者さんにはとっても優しいし、よいところを誉めると素直に喜ぶんですが…

最近とっている「教員のための実習指導の仕方」のクラスでは、
「知らないことは、恥ずかしくない」と繰り返し伝える、とか
受け持ちのナースに様子を聞いてみる、とか
急に様子を見に行ってチェックするのではなく、あらかじめ行く時間を伝えておいてから見に行くことで、不安を解消 → 反発も減少するのでは?
と、指導をもらいました

フィードバックをするときは、フィードバックを聞きたいと思っているのか確認をとる、というのも
聞く心の準備ができていいのかもしれませんね

このクラスは結構具体的で面白く、
今週水曜日は、活発なカンファレンスにするにはどうしたらいいか、
モチベーションをあげるには?
建設的な評価の仕方
などを習う予定

一応、参加費はタダなんです
最終日の水曜日には、PDAももらえます!
朝ご飯&お昼ご飯付き ウフッ

でも、この先見返りとして3学期間実習指導をします
これは、先生のインターン・シップのようなもので、ベテラン先生がついて指導をしてくれるのだそう
いいんですが、tisaneはちょっとビクビク~
レポートも、たくさん書かされております
この週末は、8時間も本にかじりついてアサイメントを読んでおりましたっ
↑自分が、学生の立場になると、急に文句タラタラのtisaneです、ヘヘヘ

ま、学ちゃんもがんばっているから、tisaneもがんばる、か
今週は、いよいよ患者さん一人を受け持ちデス

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June 03, 2007

実習1週目

実習の1週目が始まって、終わりました~
学生ちゃん、気疲れしただろうけれど
はぁ~ 先生も ちょっとドキドキでしたよ

実習は週3日、水曜、木曜、金曜の準夜勤です
準夜勤とはいえ、プレカンファレンスとプレラボというのをやるので、結局1時半スタート
10時半終了です

プレラボでは、学ちゃんが病棟に上がっていって、受け持つ患者さんの情報を集めます
プレカンファレンスでは、その日一日の計画について話し合います
プレラボの時間は実習時間に入らないので、先生は病院内にいなくてもいいことになっています
だから、もしプレラボを1時半より早く始めたい学ちゃんがいれば、早く来てOKなんです
なんか、早く来たそうに目が輝いていたけれど…最初だけかなぁ???

ま、最初の週なので、実は学ちゃんたちは助手さんたちと一緒でした
ベッドメーキングや食事の介助、バイタルサインなどは、主に助手さんがやっているので
こういうスキルは助手さんから教えてもらわなくてはなりません

だからといって、ナースの仕事じゃない、というわけではないのです
全ての責任はナースにあります・・・委譲しているだけ
もし、助手さんがバイタルサインをとるのを忘れたら、それはナースの責任

で…一見助手さんの仕事のように見えることを、なんで「看護学生の私たちが!」という反感を招かないよう、いろいろと説明に苦労しました
案の定、学ちゃん達はいろんな看護技術を経験したくてウズウズ
勝手に助手さんのもとを離れて、いつの間にかナースに付いていたり
勝手に血糖値測定をやらせてもらっていたり

今の段階で何をしていいのか、いけないのか
はっきりさせておかなくてはいけないので、こういうことはすぐに注意します
1.「今日の目標」とか「何をするべきか」を明確に
2.フィードバックは、できるだけその場で

出だし、まずまずですか…ね?
助手さんについてみて、何を学んだか?というポストカンファレンス(実習のあとに、集まるカンファレンス)では、
助手さん作戦大成功♪の発言続出
いろんなことを、一度にこなす
手際がいい
患者さんの一番身近にいる
助手さんは、ナースに信頼されて頼りにされている
などなど・・・
学ちゃんって、いろんなことを発見してくるんですね!

来週は、ナースにくっつくので(Shadowing、シャドーイング)、薬に手を出さないように(←イミが違う!)注意しなくては、なのです
与薬はまだ、ダメ
先生に「合格サイン」をもらってからです
合格サインをもらうのは、簡単なことではないですよ
ちゃんと、薬についての下調べをしている
その薬が、なぜこの患者さんに必要なのか説明できる
患者さんのところで、本人確認ができる
正しい手順で薬をあげられる
薬をあげたあと、正しく記録できる
と、ここまでできて、やっと合格、です

多分、合格しても、あと一週間は「ナースと一緒」にしようかな?
やっぱり、薬は間違ったらいけないものネ
ウズウズしている学ちゃんに、なんとか納得してもらう方法を思案中・・・

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May 26, 2007

行って来ましたよ…教員オリ

来週から始まる、実習指導
その教員のためのオリエンテーションに行ってきました
久し振りの大学の雰囲気…緊張しました、ふぅ~
今まで、カイモノとかお茶とかお料理教室ばかりに明け暮れていたツケが…

オリエンテーションは、終日です
朝ごはんと昼ごはん付きです←そんなことは、どうでもいい
いえいえ、これはやる気の問題にかかわりますから
大事です

厚さ6センチのバインダー、渡されました
連絡先、事故の対応、等々事務的なものに始まり
シラバス
これ、大事ですね
実習は、成人の授業と並行して進みます
シラバスは、授業内容の予定が書かれているものでした
日本では、最近しっかり作る大学も多いと聞きましたが、アメリカは作った教授のコピーライト云々と言うほど、細かく丁寧にできております

いつ、どんな内容を講義するのか
学生が授業までに準備すること(教科書の読んでおくページ、とか)
その日の講義で、学ぶこと
など
…学生の頃は、シラバスを読むだけで疲れ果てたっけ

今は、ヒトゴト~、とも言っていられません
学ちゃん達に、これだけのことを学んでもらわなくてはならないのぉ~~
私も一部責任がありますから、学生の頃よりしっかりシラバス読んでいます←オイッ

優しい学校
不慣れな新米教師のために、面白い文献を紹介してくれました

Navigating the Bumpy Road to Student-Centered Instruction
By Richard M. Felder & Rebecca Brent

Confidence in the Classroom: Ten Maxims for New Teachers
By James Eison

どちらも、残念ながらコピーでは雑誌名が抜けてしまっているのですが、検索可能でしょう…

最初の文献は、「学生が、グループワークに参加したがりません。それどころか、反発してきます…」なんていう、相談に答える形式
あるある~、というシチュエーションたっぷりで、ミョウに納得しながら読んじゃいました

もうひとつは、笑いながら読めるかも
まず、
To Feel Confident, Act Confident
から始まるんですっ

教師として自信があるように見られたかったら、自信があるように振舞え
つまり、ハッタリ?!

“no impression without expression” とまで言っております
言わなきゃ、バレない?!

ついでに、学生の質問の答えが分からない時…
みなさんなら、どうします?

この文献、「咳払いをする」ときた
ふざけている
次に、 “a few seconds of silent contemplation”
2、3秒黙って考える
…焦らず、考えよう

途中、まともなことも書いてありますけど
例えば、
Active learning “involves student in doing things and thinking about the things they are doing”
として、実際の方法としては、
授業内にエッセイを書かせる、クラスでのディスカッション、フィールド・トリップ、実験室(実習室)での演習、自己アセスメント、ディベートやロールプレイ、ゲーム、コンピューターの活用、プレゼンテーション、テスト(成績に関係するもの、しないもの)などを挙げていました

そういえば…お菓子教室で、先生がつくってくれたものは、いくら真剣に見ていても、後でちっとも覚えていないけれど、ちょっとでもやってみたら、家に帰ってからでも覚えているしなぁ~

ふむふむ
カンファレンスでの、プレゼンっていうのも、いいなぁ
自分は、聞いているだけでいいし ←不純な動機

まだまだ、実習への準備は続きます
New teacher: “How long will it take before I feel that I am doing a really great job?”
Author: “20 years to become an overnight success.”

↓↓こちらの本、教授からのオススメの一冊でした
実習指導にあたる方、実習指導者さんたちも、よかったらどうぞ~

Emerson, R. J. (2006). Nursing education in the clinical setting. Philadelphia: Elsevier.

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May 08, 2007

近づいてきました! 実習指導

去年の夏、5週間実習指導をした大学から、今年もオファーをいただきました
お仕事があるのは、よいこと
また、お願いされるのは(一手不足とはいえ)、光栄なこと

…と言いつつも、内心ドキドキなんです~
どんな学生さんたちかな?
自分が、どこまでがんばれるかな??

特に、最近ナマケモノ生活がミョ~に楽しいtisane
お天気もよいことだし、のんびりコーヒーでも飲みながら、毎日お菓子を焼いて暮らしたい!
のが、ホンネ

ひとたび実習となると、指導する側だって真剣勝負
学生さん達が、たくさん、たくさん、学べるように、脳みそ絞って考えております
最近ではメールをあけると、実習指導の調整をしている大学の先生から、何通ものメールが…
書類を調えて、日程を調整して、場所を確保して

tisaneが今考えているのは、カンファレンスの内容
プレとポスト(実習の前と後)の両方をやろうと思っています
遠くから実習にくる学生さんが多いので、前日に患者さんを選ぶことはムリ
当日、少し早く来てもらい、下調べをして、その情報を踏まえてカンファレンスの中でその日の目標をまとめていこうかなぁ~、と

実は、プレカンファでは、患者さん意外のいろんなことを学んで欲しいのです
例えば、ベッドに寝ている患者さんを、どうやって椅子に移動させるか…なんていうのは、学校で習ってもあまり力を入れて練習していないんです
だから、きっと忘れちゃっている
プレカンファにPT (Physical Therapist) さんをよんで、一緒に練習したらいいかなぁ~
とか
Mobility Team (患者さんの移送を専門に行うチーム)の人たちに、いろんな道具の使いかたを見せてもらったらいいかなぁ~
など、アレコレ

学生さんからすると、ポストカンファはぜひやりたいのだそうです
実習が終わった後、またみんなで集まって結果の報告
多分、緊張から解き放たれてグループのみんなに会いたいのだと思います
実習で困ったこと、疑問に思ったことを解決して、明日の計画に生かしたいんでしょう
でも、おしゃべり大会にならないようにコントロールするのが、タイヘン!
おしゃべりを、どうにかして学びにつなげるように、アタマを使いますっ←たまには、使え!


なにか、よいカンファレンスのテーマ、ありませんか?

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October 06, 2006

学生からの評価

大学から大きな封筒が届いて、開けてみたら「学生からの評価」
Instructorの名前、コース名がはっきり書いてある
そうかぁ~、こうやって評価されていたんだ
↑今さら なんですが…

記述式で4項目
最初に、
What this class intellectually stimulating? Did it stretch your thinking?
この科目(実習)で、学ぶことができたかどうか
実習指導者としては、責任が重いところ
ちゃんと学生に「考えさせる」指導ができたのかどうか?
分からないことを説明できていたんだろうか?
まだまだ、気になるところはたくさんある
おそい、か ^^;

ふたつめが、
What aspects of this instructor contributed most to your learning?
どんな指導がよかったのか

技術を学べるよう、機会を作ってくれた
とか
いろんな病棟にローテーションすることができた
とか
がんばったかいがあったようデス(嬉涙)

みっつめが、
What aspects of this instructor detracted from your learning?
学習の妨げになったこと

ここは、読む前にドキドキしましたぁ
やっぱり「英語」のことを言われるんじゃないか?って!
英語のアクセント、文の構成など未熟なところばっかりでしたし
正直、私の話す英語のようなレベルの日本のを話す外国人の先生に、看護の実習を習うことになったら、自分は素直に指導に従えるかなぁ?とか、考えていましたカラ

たぶん、この辺はワタシの「一生懸命さ」に学ちゃんたちがゆずってくれたんじゃないかな?
英語のことは、出てきませんでした

ひとつ、She sometimes did not trust us to make basic decisions or trust that we knew what to do (non nursing related decisions)
というのがありました

これは、ワタシの未熟さからくるものもあるんです…実は
どっかりかまえて、「ふとっぱらかぁちゃん」になって、少々イタズラ小僧でもパシ~っとしかって、おしまい!
みたいに、肝が据わればいいんだけど
まだまだ「失敗しないように」となんでもお膳立てしちゃうんですよねぇ
そんな先回りが、「信頼されていない」という思いにつながったのかも知れませんね、ヘヘ

最後の項目が、
What suggestions do you have for improving the class?
ということで、これは、ワタシ一人の力ではどうにもならないところもあるんですが
「前日に病棟に来て患者を選び、ケアプランを完璧にしてから実習にのぞみたい」なんて殊勝なものもあれば、
「評価の方法を考えてほしい」という不満(評価に不満だったのか?)らしきリクエストあり
「なぜ、学生は患者さんへの与薬が一人ではできないのか?」という、まぁもっともなものまで
読んでいて面白い項目でした

さて、と
評価をいただいたワタシとしての反省は…


来年までに
肝っ玉かぁちゃんになるぞ~!!!

↑そうじゃないっっ

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October 04, 2006

看護技術

日本では、学生の看護技術って
どんなことを求めているのかなぁ
「技術」の時間には、ベッドメイキングから清拭、足浴から皮下注射までいろいろあったように思うけど…(遠い記憶のかなた)

大学にもよるけれど、この前実習指導をした大学では、こんなことを目標としていました
やっぱり、内科、外科系病棟で、もっともよく使う技術に絞ってあるのが、実践的でいいなぁという印象

Bed bath-total care
全身清拭は、トータルケアにしぼっています

Transfer-dependent
ベッドからストレッチャー、ベッドから椅子などの介助

Pressure Ulcer
Braden Scaleの使い方からじょく創の程度別処置

IM, SQ
筋肉注射、皮下注射(実際にやりました)

G tube meds
G tubeからの与薬、チューブの管理一般

Blood sugar
血糖測定…これは、大人気でしたねぇ
毎日ありますし、ナースもやってくれると助かる!

Pain assessment
第5のバイタルサイン、ということで、かなり力をいれています
アセスメント、薬剤を使ったコントロールに加え、薬剤を使わない対応とその記録
「記録」はかなり大事です

NG
実際に挿入する機会があるときは、やらせてもらいます

Specimens
採血も含みます…これが学ちゃんにとってはかなり緊張のようでして
まずは、不安への対応から求められる指導でしたっ

Simple moist dressing
ドライガーゼ、またはWet to Dryなど簡単な処置
一緒に、包帯を巻いたり…準備から後片付け(ゴミ箱の種類)まで

Cath insertion
尿道カテーテルが一般です

IV
静脈留置針の挿入、生食でのフラッシュ、静脈からの薬剤投与などに加えて、静脈炎のアセスメントや記録も含みます

PCA
患者さんが自分で痛み止めをコントロールする機械です
オペ後には、必ずついてきますので…
オーダーの読み方、確認(RN二人で)について、記録、疼痛アセスメント…
機械の操作の前に、学ちゃんにとってはいろいろ覚えることがある項目

Hyperalimentation
高カロリー輸液
中心静脈カテーテル管理も含みます

O2 therapy
酸素マスクの種類、呼吸のアセスメントなど、アセスメントの部分が難しい

Ostomy
ストーマ
学校で練習しましたが、実際に袋をあけたりクリップを閉じたり、やってみると難しいものです

Discharge teaching
退院指導
まずは、自己学習をしてこないとできない項目ですね…
あっという間に患者さんが「退院」していくので、受け持ったその日から「退院指導」を考える、というスピードの速さについていけないようでした

こうしてみると、普段使っている看護技術って
「技術」だけでは実行できないことが多いです
技術そのものは、全体の流れのほんの一部で、技術を実際に行うにはその前後のアセスメントや準備の方がうんと時間がかかっているんですよね~

それが分かるだけでも、実習としてはいいのかなぁ
みなさんは、学ちゃんや新人ちゃんに教える時、どんな工夫をしていますか?

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October 01, 2006

自分の評価

実習指導をした大学から、メールがきた

Congratulations on a job very well done with teaching clinical to our College ABSN students at Medical Center. I have heard only positive comments from the students about their experience, thank you! Please let me know if you are interested in teaching again at your home medical center.

フィードバックはうれしいもの
上手くいったことは、うまくできたね、と言ってもらうと次につながる
つなげよう、という気になるし!

そういえば、そんなことを心がけながら一生懸命だった5週間
正直言うと、中盤3週目が一番きつかったかなぁ
学ちゃんだって、反抗しながら、文句言いながら、私の指導に答えようとがんばっていたんだなぁ(あれでも?^^)
なんか「学んだ!」っていう達成感があったかな
だから、私にいい評価をくれたのかな

先生だって評価される
だからといって「好かれる」先生になっても、しょうがないし
いい加減な「ナース」を世の中に送り出しても、困るし(私、一緒に働くことになるわけだし)

学校が「また、おねがい」と言ったらやろうかなぁ~
と思っていたけど、

もちろん、「また、がんばります」と返事はするけど、
あの5週間は、大変だったしなぁ、ハハハ
今度は、もうちょっと要領よくやれるかな

今は病棟に、別の大学の学生が実習に来ている
指導教員は、隣の病棟のナース
昨日、彼女と彼女の学生たちの話をした
というか、彼女の「悩み相談」?

どうしても二人、指導にきちんと従わない学生がいるのよねぇ~、と
そんなもんだ
8、9人いると、二人くらいは、そうなる

そのうち一人は、私も一日指導した(私の受け持ち患者をその学生が受け持ったから)
よく、できる学生だったけどなぁ
気が利くし、他の患者さんの面倒も見てくれた
ただ、興味があれば一生懸命がんばるんだろうな、興味がないと先生の話なんて聞いていないんだろうな?

8人、スタートラインは同じでも
実習中にどんどん差がつく
8つ子ちゃんをいっぺんに育てているようなもので、それぞれ興味のあることや分かっていないこと、もっと学ばなければならない領域が違ってくる  
その8人を、まとめてカンファレンスするのは、後半になると難しくなってくる
誰かが話を聞いていない
もう、知っているなら、そのことについてグループのメンバーに説明してもらって、そこからディスカッションを発展、などなど、工夫はしてみたけど

次回の実習指導の課題は、そのへんにあるのかな?
なんか、おもしろいカンファレンスの仕方について、おしえてくださ~い!!
(本とか、経験とか!!)

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September 21, 2006

学ちゃんとナース


実習が終わって、病棟での日常業務に戻ったtisaneです
復帰初日はちょっとドキドキしました、というのがホンネ
日勤、できるかなぁ
速いペースについていけるかなぁ
なんて、前の夜に頭の中でシュミレーションしたり!

今日は、復帰2日目
なかなか落ち着いていい日でございました
今度は、州立大学の学生さんが実習に来ています
だいたい学生さんは実習前日に、pre labと言って
自分で患者さんを選びに病棟に来ているので、
実習当日はすでに予習ができている状態

学ちゃんの一人が私のところに来て、「今日受け持ち患者さんの中から誰か一緒にみてもらってもいいですか?」と聞いた
??
どの患者さんか選んだ?
と聞くと、まだ…と
pre labは、どうしちゃったのだろう
昨日決めた患者さんは、退院しちゃったのかな

よくよく話を聞くと、昨日決めた患者さんの、今日の受け持ちナースに
「学生さんは、いや」
と断られた…というのだ


“患者さんの安全”が第一だから、ナースの業務に差し支えるようだったら「断って」もいいことになっているから

でも…今日なんかとても落ち着いていたし
学ちゃんがいても、ぜんぜん大丈夫な日だったのにねぇ

病棟には、学ちゃんが苦手なナースもいる
ということカナ

ワタシなんて、学ちゃんがいてくれたおかげですっごく助かっちゃったもんね~
学ちゃんは難しいことにチャレンジしたいから、いちばん手のかかる患者さんを受け持ってくれちゃって!

朝から、食事を運んだり、ガウンを取り替えたり、
右のネフロストミー、左のネフロストミー、コロストミーなんて3回も空にして、測って記録してくれたし!

外の4人の患者さんの事だって、いっぱい手伝ってくれた
血糖値を計ったり、ベッドから椅子に座らせてくれたり、深呼吸エクササイズなんて二人の患者さんの指導をしてくれたし!!

今日は「食事」にたたられた(?)日だったのか、朝も昼も「食事」の不満がたくさんあって(Cream of WheatじゃなくてOatmealがいい、とか、サンドイッチじゃなくてサラダがいい、とかのワガママ系リクエストもあり)、そのたびに、学ちゃんは栄養科まで食事を取りにいってくれたし!

すごいでしょ~
あとは、一緒にEKG(12誘導)をとったり、静脈血採血をしたり、静脈注射をするのを見せたり、インスリンの注射をするのを指導してあげたりするのにちょこっと時間がかかった程度で
それも、上手にできるし、なんかトクトクでした!

おかげさまで30分は早く終わったかなぁ
でも、帰れないけどネ

学ちゃんが「苦手」と思う方、もしいたら
一度試してみてくださいナ
とっても一生懸命手伝ってくれますよ☆

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September 15, 2006

センセ、感涙

Thank_you

先週、学生の一人が「実習最終日のカンファレンスルームを確保してください」と言ってきた
そうね、最終日…お互い話したいことも山ほどあるだろうし、早く終わりたいだろうし
病棟の申し送りの時間と重ならないように、5階の会議室を予約しました

最終日は忙しいです
Final Evaluationの面接を、一人一人と話し合わなくてはならないから
Mid-Termのときのように、学生のよくできたところと、これからがんばるところを話して、紙に書いて、サイン

一人15分の設定でも、2時間はかかります!

ようやく最後の学生の評価面接を終え、会議室に到着

すると、誰が幹事をしたのか
tisaneへの
Thank you SUSHI PARTY!!
になっていた!

レストランにお寿司や枝豆、海藻サラダをオーダーして
ちゃんとテーブルに準備してある!
飲み物が、お茶じゃなくてCoke
というところが、やはりヤツらはアメリカジンだった、アハハ

Thank you very much, we have learned a lot from you!
と学生の一人が代表して、カードとランのお花をくれました

感涙

アメリカで最初の学生さん

ほんとーーーーに、よくしゃべりまくる!ので、カンファレンスでは手を焼いたけど…
なんか、後半レポートもしっかりしてきたし
やっぱり文句言いながらでも、成長していたんだぁ~

ワタシもたっくさんのことを、彼らから学びました
自分のやっている看護のことを見直したり
もう一度本を開いて勉強したり
レポートを読みながら、フムフムと教わったり!

アクセントだらけの英語でも、がんばって着いてきてくれたみんなには感謝です
…in spite of my English!

来年には卒業して、おなじナースの仲間になる彼ら
残りの実習でも、うんとうんと飛躍して欲しいです

SUSHIパーティーでは、おおいにウ○コ話で盛り上がっていました…とうとう彼らも私らナースに一歩近づいたか
それは、教えなかったはずだぞぉ!

ちなみに、ワタシにプレゼントしてくれたランの鉢植えは
患者さんの部屋からもらってきたものだ、と言われました(笑)

ついでに、風船も盗もうかと思ったけど“Get Well!”じゃぁ、ねぇ
と誰かが言うと
「マジック」で “N0. 1 Teacher!” に直しちゃえば?

すっかりからかわれているセンセイでした

さて、センセイはこれですべて終わりじゃないんです
今週末は最後のレポート評価と学校への報告が残っております
あと少し、がんばります!

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September 09, 2006

positive feedback

「英語で学生にフィードバックをするとき…」の例
これは、先日の教員会議で話題になったこと
こんなふうに学生に言うといいですよ、と大先輩教授先生がたからおそわりました^^

“Very appropriate to you”
Student’s judgment – emphasize and expand from it

でも、やっちゃいけないのは
“This went well, but. . .”
これでは、学生はbutのあとのネガティブフィードバックの部分しか頭に残らないそうです

Privacy – Humiliation, not in front of Pt or Family
特にネガティブフィードバックをするときには、学生のプライバシーに注意するようにと言われました(恥ずかしい思いをさせないように、だそうです)

次回はもっと上手にやってもらうために…
“Is there anything you would do differently?”
“How did you come to that conclusion?”

やる気をもってのぞんでもらうために…
“Ask” rather than lecture

評価をする時には…
“How will you know that your outcome has met?”
“What is your goal and time frame?”
“These are the behaviors we need to see.”
“What can I do for you?”

カンファレンスでは…
“What is your goal today?”
“What is your priority today?”
と、自分のこれからの目標を明らかにしてもらいます

学生は、Adult learner
高校までとは違うので、センセイもけっこう気を使いますデス

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September 08, 2006

Mid-Term Evaluation

先週は、中間評価

実習目標は全部で8項目
まず、それぞれについての自己評価を提出してもらい、
教員も評価をして
よくできているところとこれからがんばって欲しいところについて短い面接をする、という方式

アメリカらしいなぁと思うのは
まず、「自分の評価」を提出してもらうところ
私が日本で看護短大に行っていた時には、先生の評価が絶対だったから、自分の評価なんて考えたこともなかったけど

自分の評価をすることで、自分の達成度について考える機会になるのでしょうか

ちなみに、項目は、こんな感じ
1.Identify individual’s access to public and private health care services based on eligibility criteria and personal resources.

2.Applies the nursing process to assist patient to achieve and/or maintain optimal health.

3.Applies prior learned knowledge of pathophysiology, pharmacology, and other sciences in determining client’s nursing care priorities.

4.Incorporates teaching/learning principles into nursing practice.

5.Performs psychomotor skills safely and effectively, including all activities of daily living.

6.Use components of effective communication.

7.Demonstrate behaviors that reflect professional accountability.

8.demonstrate socialization into the professional nursing role.

それぞれに、小項目がありあわせて41項目


もうひとつ、アメリカらしいのは
「よくできているところ」を学生と教員が一緒に確認するところ
いわゆるPositive feedbackを先にするところ

Areas of Strength
とAreas to be Strengthened

できているところはきちんと誉め、がんばって欲しいところを伝える(記述します)

教員のサイン

学生のサイン

学生に、コピーを渡す

という手順です

8人とも達成が難しかったのは、目標1と目標4
病棟で患者さんを見ていると、社会的側面にはなかなか目が向かないもの

そして、在院日数の極端に短い病院では、なかなか「患者教育」や「指導」の目標が立てにくいです

コクな目標とは思いつつ…
やっぱり看護をする上ではとても大事だから
がんばって、あの手この手でなんとか「指導計画」を立ててもらいました

上手にできた学生もいます
さっそく、カンファレンスで発表してもらいました
先生に教わるより、こういうことは「仲間」からお手本を示されたほうが
興味がわくのかな?という反応でした!

やっぱり、提出の遅れる学生が一人はいるもので
手を焼きました(+_+)

火曜日に「明日は中間自己評価を提出してね」と言ったのに、水曜日に持ってこない・・・
水曜日に「明日、もってくるんでしょ?」と聞くと
えっ?

えっ?じゃない
出さないと評価できないですよ、評価できないと、実習の単位はあけられませんよ
と、半分おどし?
やっと、木曜日にもって来ました

昔の看護学校だったら、火曜日に提出していない時点で落とされていただろうにねぇ・・・
こういう学ちゃんに限って、自己評価もかなり甘い!

それでも、誉めるところは誉めて、なんとかがんばってもらうようにのせまくる、ワタシ
たまには、baby sitter?と思うことも

あと、一週間
ガンバリマス
学ちゃんもがんばれ~~~

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September 01, 2006

実習2週目終了

学生さんって、スゴイ勢いでのびるんですっ
きちんと時間をかけてみてあげると、ちゃんとできるようになってくる!
ほんと、すごい

そのかわり
ほぅっておいた学ちゃんは、遅れをとる…
これでは、いけない、いけない、と反省だらけの新米先生

2週目のカンファレンスも、盛りだくさんでしたよ~
2週目初日は、前週の会議で取り決められたことの連絡事項などなど

If it doesn’t make sense to you, don’t do it.
What is professional behavior? ←時間を守るとか、服装とか、態度とか(きびしぃ)
Student needs to be READY for clinical. If the student is not ready, he/she will be sent home.
Skills Labで、技術の練習をしなさい
なんていうのも

コレ全部、ミーティングで学生に「言え」って言われたから、言ったら
tisane先生は、キビシイ
とグループで話しているそうで…
ま、「キビシイけどたくさん学んでいる」ということらしいデス
ちと、まじめにやりすぎたかな?

Student Counselingの情報も「言え」と言われたことのひとつ
この、学生カウンセリングは、アメリカらしぃなぁと思う
いまどき、日本にもあるんでしょうね
学生生活を送る上でのストレスをためないように、10回まではタダで学校カウンセラーが対応してくれます
この「カウンセリングがありますよ」という情報を、しっかり学生に伝えるのは教員の大事な仕事
伝えなかったら、「学生の権利を無視」したことになりかねないのです、ひぃ~

実習が始まるまでは、カンファレンスのネタがつきたらどーしよー
内心ヒヤヒヤでした
が、とんでもない!
いくらでもあるもんです

退院指導をした学生がいたら、退院指導の内容や手順などを発表してもらって、意見交換になるし

転倒(残念ながら)を経験した学生がいたら、転倒予防や転倒リスクスケールの計算をしてみたり
転倒の対応についてディスカッションして

ついでに、じょく創リスクスケールの計算をしてみたり

タイムマネジメントがなかなかできていない(クセに?!)
「二人受け持ちたいです!」なんて言い出す学ちゃんもいるものだから、タイムマネジメントのためのノート作りの練習をしたり

ドップラーの使い方をお互いに練習したり

皮下注射用のシリンジの使い方を練習したり

まだまだ、やりたいことはあるのです
記録…かなり、やばいデス
だから、カンファレンスでケーススタディを使って記録の練習したいです

チェストチューブのデモンストレーションもしなくちゃなりません

全体像を上手に書いた学生がいるので、発表してもらいたいし

ところが、来週からはカンファレンスの時間はArticle presentationなるものに大半をとられます

これは、学生が研究論文を自分で選んで、それについて発表しディスカッションを進める、というもの
The student will be responsible for presenting the article; leading and stimulating discussion.
とはありますが、結局私も研究論文を読んでおかなくちゃいけないし(万が一話し合いにならなかったとき、なんとかするわけでしょ?)

ワタシ、学生より読むスピード遅いと思いマス(英語、苦手)

そんれでもって、先生から、何も意見なし…もマズイでしょう、か?
やっぱり予習しなくちゃなりません

なんか、仕事しているときより勉強させられているなぁ~
というか、勉強していなかったツケ?

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August 27, 2006

実習1週目終了


まずは、一週間、3日終了
あっという間
それでいて、なんか1ヶ月も実習した気分

なんとかオペ室ローテーションを組ませてもらった手前、オペ室チャージナースとリカバリールームには、毎日その日見学する学生と挨拶に行く

それから病棟に上がって、受け持ちの患者さんが退院していないか確認
退院している場合は、新しい患者さんを病棟チャージナースと探す

そして、プレカンファレンス開始
いつも、連絡事項が盛りだくさんある
オペ室ローテーションの課題について
CPU (Cardiac Procedure Unit)の見学について
中間評価表の書き方
実習病棟の変更、などなど

CPUは、心臓カテーテル処置後の患者さんが入院する病棟
術後ではないけれど、処置後の安静や点滴、バイタルサイン、アセスメントなど、病棟では見ることのない看護があるから、いいかなぁ~と思ってCPUにお願いしてみた
見学に行った学生は
「カテーテル後の、心筋梗塞を見た!」と興奮して帰ってきた…
心筋梗塞はちょっと困る…が、なんか学んだのならいいか
(ワークシートを渡しておいてよかった)

オペ室報告も面白かった
腎臓摘出術を見た学生が「腎臓を手でつかんでいた!」と驚いてグループのみんなに手づかみの手をして見せながら話していた
そりゃ、つかむだろう…他のこともちゃんと見てきたのか、ちと不安
(ワークシートを渡してある)

記録もまだまだ不完全だし、水分出納もきちんとできていない
一方で、実際に実践しなければならない技術が盛りだくさん
膀胱留置カテーテル、サクション、ガーゼ交換、じょく創の処置、静脈留置カテーテル、採血、輸血…

さらには、受け持った患者さんの看護過程の展開
これがけっこうミソで、最終日には、看護診断~評価修正までの個人指導をした
一人につき、20分としても8人の学生をみると3時間近くかかる
そんなわけで木曜日の帰宅は、夜中の12時
翌朝8時半から教員会議だった…

他の実習場所を受け持つ先生たちとも顔を合わせ、情報交換
一人の先生が、ある学生の病態生理フローシートを持ってきて
Pancreatitis(膵炎)から矢印が出て→ Hepatitis(肝炎)につながっている
と、嘆いていた
そのうえ、
Pneumonia(肺炎)→ Gout(通風)になっている!と
…これは、めちゃくちゃ
嘆くわけだ
自分のグループのフローシートを見るのが、コワイ~
が、この週末にはみてあげなくては、ね

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August 21, 2006

看護診断の本

実習といえば、看護診断に挑戦!
ナンダ?
ニック?
ノック?

こんなコトバが飛び交います
なんだか、コメディ
でも、これもちゃんとした看護診断用語

ナンダは
NANDA, North American Nursing Diagnosis Association
北米看護診断協会

ニックは
NIC, Nursing Interventions Classification
看護介入分類

ニックさんでは、ナースが行なう介入を記述するための標準用語を示してくれます
486の看護介入が含まれています
頭がいいです

たとえば痛みのある患者さん
「疼痛管理」のところをみると
定義:患者が我慢できる程度の安楽レベルまで、疼痛を緩和、または減少させること

そしてナースのとる「行動」例として
・疼痛の・・・アセスメントをおこなう・・・
・不快をしめす・・・手がかりを観察する・・・

などなど、看護計画をつくるヒントがたくさん教えてくれます!

ノックは
NOC, Nursing Outcomes Classification
看護成果分類

ノックさんは、ニックさんが行った介入の効果を評価するための尺度をもっています
たとえば、ニックさんが行った痛みに対しての「行動」が、どのくらい患者さんの役に立ったのかを

「疼痛コントロール」のところで
疼痛の頻度はどの程度か(重度~なし)
疼痛の持続時間はどのくらいか
食欲の喪失はどうか

などから、判断できるように手伝ってくれます

日本にいたとき使ったのは、「看護診断ハンドブック」
今回の実習でも “Nursing Diagnosis Handbook”を使います
さらに、
Sparks, S. M. & Taylor, C. M , “Nursing Diagnosis Reference Manual,” Springhouse (2005)


でも、アマゾンから送られてきたのは、Fundamentals of Nursing
ぜんぜん違う本なんですが…
しかも、ノースカロライナから、はるばる
持ち主が間違って送っちゃったんだろうね
Fundamentals of Nursingの本は、ちっとも汚れていないしいい本だけど、今はいらないし

やっぱり、ユーズドで買ったのがいけなかったかな?
今は、ユーズドの本は、ほんの持ち主が直接欲しい人に送るんだね
これからは、少々高くても新品を買おうかなぁ…

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August 20, 2006

実習準備 オペ室見学

実習と平行して、セオリーのクラスがあります
実習は火曜、水曜、木曜
セオリーのクラスは、月曜と金曜
なるべく、セオリーで習ったことを現場で見せてあげたいところ

でも、実習場所にはオペ室が含まれていなかった
セオリーのクラスには
Perioperative Nursing Management: Preoperative, Intraoperative, Postoperative
とある

やっぱり、手術室を見ずしてこのコンセプトを学べ、というのは、無理だろうなぁ
一回見たのとゼンゼン見ていないのとは、違うだろうな

ということで、シャイな私
学ちゃんたちのために、がんばりました!

1.まずは、オペ室にいる友達に電話
マネージャーの名前と内線番号を聞きだす
実習、準夜勤帯なんだけど、オペ室ってそのころどうなってるの?(全くオペ室経験のないワタシ、みんな5時にはオペが終わって帰っていると思っていました←そんなラクな仕事ではない)

2.オペ室の教育担当者の名前と内線を探す
実習に関しては、すべて病院の「教育担当者」を通して交渉、ということになっている
直接、マネージャーの了解をとったとしても、詳しい内容は教育担当者と進めることになっている
この、教育担当は、Nurse Educatorと呼ばれ、各部門ごとに担当がある
内科・外科系、救急室、小児、母性、そしてオペ室はオペ室で担当者がいる

3.オペ室担当のNurse Educatorに電話(ドキドキ)
運良く、つながった!
そして、交渉開始
最初は彼女もしぶしぶ、だ
「一回に一人まで」、「一番いいのは朝早く1例目からみることだ」、「週に3人はむり」などなど
やっと、火曜にひとり、水曜にひとり x4週間
という話で落ち着いた

時間は、2時から7時まで

親切な彼女は、7時以降はリカバリを見学できるように、リカバリ室のマネージャーに話をつけてくれる、と言ってくれた

そして、学生はオペ室を「見ただけ」では、やっぱり勉強にはならない
何に注意して見てくるのか、「課題」がなくちゃ、ひとりひとり学びに差がでてしまう
ワタシが「課題」を作るのは、むり…経験ないし

でも、親切なNurse Educatorは、ワークシートを作ってあげる、と言い出した
おおぉ!!
それは、ありがたい

彼女はいま大学院に行っていて、大学院でカリキュラム作成のペーパーを書いているのだとか
今回「学生用にワークシートを作りました」っていうことになれば、彼女のペーパーにも役立つ

どうぞどうぞ、作ってくださいな
ワークシートが使いやすかったかどうか、学生にたずねてくださいな

一石二鳥
一件落着

4.ワタシは、あとは「オペ室見学」の学生用ハンドアウトを作成
1時半までにくる、とか、服装は、とか、ワークシートの提出期限、云々

ローテーションも割り当てちゃおうかと思ったけど、自分の行きたい日にちを選んでもらうことにしました
それは、先週木曜日に学生と話をしていて
We are not familiar with your style, well organized and much structured.
と言われたから

いろいろと順序だてて、取りまとめてきたからでしょうか
日本では、もっと規則があって順番があったように覚えています
ワタシの実習準備を見たら、きっと基礎の先生方は頭をかかえちゃうだろうな、アハハ

でも、アメリカの学生は「問題がおこってから解決」していくくせがついているのか、「問題がおこらないように」準備していくやりかたに慣れていないのかも

本当は、オペ室見学をセオリーの周術期看護の時期とあわせて見て欲しい学生もいるのですが、強制はしないほうがいいですネ
自立心を大切に、大切に


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August 18, 2006

3日間 スキルス・ラボ

Skills Labが終わりました
Skills Labでは、来週からの実習で必要な技術の練習
最初に、理論をおさらいして
次にベテラン先生のデモンストレーション
そして、小グループに分かれて練習

理論の部分は、二日間ともベテラン先生がやってくれたので、ワタシはグループの練習の時だけ教えました
人前で、エイゴで何かを説明しろなんて、ムリ
自分のグループで精一杯ですっ

二日目の終わりにベテラン先生が、
「明日はあなたたち、やってね」と、ワタシとAnnaに急に言い出した

む、むりです!
ほんとに、むりですぅ!!

と必死に抵抗するワタシタチを置き去りに、手を振ってかえっちゃった

ま・・・まずい
どうする?トラキオとチェストチューブ
どっち、やる?の??

結局、ワタシがチェストチューブになりまして・・・
パワーポイント作りまして・・・
作りながら「ベテラン先生、うらむぅ」と泣き・・・

発音練習
Visceral PleuralとParietal Pleuralが、なかなか言えない
Pneumothoraxの場合、この二つの膜の間に、チェストチューブが入るのです
どうしても、説明しなくてはならいコトバ
ビセラル ブルーラル
パライアトル プルーラル
と、万が一のため、カタカナで横に書いておいて・・・


ところが、ベテラン先生の気が変わって、三日目は「それぞれのグループで練習」になりました
プレゼンは、なし

ワタシ、睡眠不足
何のため?
プンプン!!

くやしいから、実習中学生に「早めのカンファレンス」に来てもらい、チェストチューブのおさらいします!
間違って、チェストチューブ倒されたら困るし・・・
学生の目の前でチューブが抜けるようなことがあったら、まずいし・・・
やっぱり、おさらいしたほうがいいですよね
ワタシの「スバラシイ」プレゼンを聞けない他のグループは、ごめんねぇ(悔しい捨て台詞)

でも、早く来るの、いや、って言うだろうな、学生たち
すでに、アメリカの学生さんの「強い要求」攻めにあっています!!

「輸血セットのつなぎ方の練習は、もうできるし、したくない」← 輸液と同じだと思ったでしょう?ゼンゼン違うチューブを使うので、けっこう難しいんだから
「新人は100%失敗する」と少し大げさに言っておどかしたら、やっと練習してくれた
(失敗率は、ホンとは90%くらいでしょうか)
案の定、学生たち苦戦でした
空気が入る+輸血バックをどこにつないだらいいのかわからない+滴下筒が空っぽ+ポンプのセットはどうするの?

「この病棟にはローテーションしたくない」 ← アナタなら、きっとできる!となだめすかして、やっと納得
キーワードは “Challenge your self!”

「オペ室を見学したい」← 早く言って欲しかった…いろいろ、承諾取るところとかある
今日、オペ室の了解をようやく取り付けました (が、かなり、日数が限られた)

というわけで、3日間プラス4時間(プレゼンの準備)プラス一日(オペ室見学の準備、調整)のなが~いスキルス・ラボでした

さ、明日は土曜日
週末は、遊ぶぞぉ~

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August 16, 2006

実習一日目

実習初日…でした!
今週3日間は病院には行かず、大学の実習室で実技の練習

まずは、IV Calculation
あらかじめ5ページの点滴の計算問題が渡されていて、その答え合わせ

たとえば
20,000 units of Heparin is added to 500 ml of Normal Saline. Regulate the IV to deliver 2000 units of heparin per hour. The drip factor = 15 gtts./ml.

これで、ml/hr(時間あたりの輸液量)とgtts./ml(1mlあたりの滴下数)を答えるもの
全60問

それから、輸液ポンプの使い方、輸液、高カロリー輸液についての説明

そして、実際に輸液のラインをセットする練習
tisaneのグループは8人
まずは、必要物品を集めるところから大混乱!

ラインが。。。輸血用です(または小児用)
コネクター。。。忘れている
アルコール綿は、どうした?(まさか、拭かずにつなげるか?)


さぁ、輸液バッグにラインをセットします
…みんな、空気が入っているよぉ
滴下筒が、からっぽ!
クランプするのを忘れて、輸液が流れっぱなし!!
なかには、空気だらけのラインも!!(この人は、最終日にもう一回練習させます)

「この空気どうしますか?」← 抜くしかないでしょ~
「どうして空気が入っているの?」← どうしたら、空気が入っちゃったの?知りたい

幼稚園…
こんな、状態で3時間がすぎてしまいました
みんな、もう一回練習です

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August 14, 2006

実習準備

最近は、今週から始まる実習の準備に追われていました(汗 & 焦)
けっこうやることがあるんですよね。。。

作成したフォームだけで、出席表、病棟ローテーション、技術項目チェックリスト、実習項目達成度チェックリスト、病棟用の学生氏名と実習目標の一覧、そして、自分のためのワークシート

なにしろ、8名の学生を3病棟に分けているので、移動だけでも時間がかかりそう!
使わせてもらう病棟は、循環器系内科、内科、整形&化学療法混合病棟
学生全員が整形&化学療法混合を体験できるように、ローテーションを組みました
実習の無い日は、内科外科看護の授業のようなので、前の実習でふるわなかった学生は、授業と平行して実習できるように配置してあります→M君、がんばれ!

シフトは、PM(準夜勤)
2時から3時までは、プレカンファレンスをするのだけれど、私はその前に患者さんに会っておきたいので1時に病院にいくことになりそうデス
何しろ、在院日数の短い国
昨日は退院予定が無かったのに、今日いきなり退院した!なんてこともあります
学生が病棟にあがってから「患者さんがいない!」では、かわいそうなので

そして、今日一日は「勉強の日」です
先週の金曜日に、大学の実習を総括する教授に会うまで知らなかったのですが…
火曜、水曜、木曜の3日間はSkills Lab
学生は一日実習室で、実習で使う技術の練習をするのです
その中で、前半レクチャーになっていて、
本来私がレクチャーするところを、今回は初めてなのでシニアの先生をつけた、と言われました

れ、ッレクチャー?
聞いていない、デス
(オリエンテーションに行ったくせに?)

ほんとに、知らない、デス

たぶんシニアの先生がレクチャーをしますが、小グループ(でも、28人)に分かれたとき、説明しなくちゃならなくなりました

何を「説明」するのかというと
In & Out
IV solutions & medication administration, caluculation
Math for fluid maintenance
Infection Disease Precautions
IV Therapy, IV Site Assessment, IV Therapy Initiation, IV Pumps
Blood Therapy, Total Parenteral Nutrition, Venous Access Sites
Laboratory Values & Clinical Applications

…と、ここまでが一日目
教科書が、スゴイ
1冊目:3章、9章、18章、19章、21章、27章、28章
2冊目:1章、4章、12章、28章、29章
3冊目:8章、22章、23章、16章

二日目の内容
O2 Therapy, Pulse Oximetry Assessment, Respiratory Support Measures, Chest PT, Chest Tube management, ABGs
Airway management, Ambu Bag, Suctioning, Tracheostomy Care
Ostomy Care
Care After Death

教科書は、

書きたくありません!

今日一日で読めないよぅ
2日目以降は、前の日に読もうかなぁ
でも、頭いい学生は、すでに読んでいてもしかしたら質問してくるかもなぁ

あぁ、なんでもギリギリの性格、なんとかしたい!!

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June 16, 2006

clinical instructor orientation

実習指導者オリエンテーションに行ってきました
朝から夕方まで、びっしり!(Breakfast & Lunchつき)
集まったのは、実習指導に入る大学の先生と、私のような実習指導のみ担当の人たち
同じ系列病院からも、二人来ていました

やはり、実習の準備は大変です
もちろん実習の目的や授業との兼ね合い、評価の基準などは重要ですが、まずは学生の駐車場、患者選び、けがや病気の対応、学生の病院内コンピューターのID取得など実習に行く前にしておくことがたくさん

さらにその前に、私個人の名札を準備、大学の駐車場の確保、大学のメールアドレスの取得、看護師免許とBLS (Basic Life Support)のコピーの提出、予防接種状況の記録のコピーの提出、etc.…
名札は、病院で働く時のものを使わずに、実習の時は実習担当者として大学のバッジをつけてください、とのことで、新しく作成

メールアドレスも同じく…

ということで、実習の実質的な準備に入る前に片付けることが山積みになってしまいました
山積みといえば…なんか、教科書6冊渡されました
学生が使っている教材で、Faculty Copyとして教員用の教科書
自分で買うのかなぁと思っていたら、「貸して」くれるそうです
でも、線を引いたりメモを書き込んでもいい、とか
教材費が渡されていない代わり…なんでしょうね

いまさらながら、アメリカの学生さんたちはたくさん「読む」
この教科書、6冊ではすまなくて後でもう5冊来る予定です
いくつか、books for nursesにアップしておきますので興味があったらどうぞ

さて、指導対象の学生さんですが
They will challenge you.

と脅かされました(汗)
なにしろ、すでに他の分野で学位をとり、仕事もしてきた人たちです
(入学時、看護以外の学位を持っていて、解剖生理学など看護学に必要な単位をすでにどこかの大学で取得していることが条件で入学してきます
一年間で看護の学位を取得するプログラム)
いろんな理由で看護学に興味を持ち、キャリアを変更した人たちですので、かなりモチベーションも高い!
しかも平均GPA (Great Point Average)が3.5 ←デキル!

They are perfectionist.
とも言っていました(汗、汗)
教師のスペルミスなんかも見逃さず、「自分たちのレポートではスペルミスは減点対象になるのに、自分たちのミスはいいのか!」と抗議の声があがるそうです

でも、
Excellent in the other field, but novice in nursing
とも言っていました

そう
看護を学びにきた学生さんたち
きっと他の分野では活躍してきた人たちですが、看護は初心者
実習をとおして、看護の醍醐味を伝えられたら、本望です
ガンバリマス

ちなみに、全米統計では看護学部の男子学生の割合は5.2%ですが
この大学のこのコースでは、18%だそうです

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May 31, 2006

Clinical Instructor

日本では、看護学生の実習の引率は、大学や看護学校の教員(または助手)が一般的
アメリカでは、実習指導者の大半が大学の先生じゃなかったりする
実習の間だけ先生の仕事をするので、普段はほかの仕事をしていることが多いです

この前、ジェニファーさんの実習指導を見学させてもらった
体は小さいのに、声の大きい明るい彼女
2病棟に9人の学生をうけ持っていた

ジェニファーさんの普段の仕事は、病院の看護教育担当
そして、プロトコールの作成にもあたっている
この実習は、Entry levelと呼ばれるコースの実習
Entry levelは、看護以外の分野の学士号をもつ人が、看護の修士号をとるコース
全部で3年かかる
最初の1年が終わった段階で、看護師免許の受験資格が得られることになる
あとの2年で大学院の課程を終える
だから、学生は22歳から40歳代までと年齢もさまざま
栄養士、臨床心理学士、ソフトウエアエンジニアと背景もさまざま

私の隣の病棟にも、去年State UniversityのClinical Instructorをしたナースがいた
彼女の話では、「家に帰ってもやることがたくさんあって、たいへん!」と
もう、あんな仕事しない!とぼやいていたけど
シングルマザーで双子をかかえる彼女は、1月5千ドルのボーナスのためにまたインストラクターの仕事をとったみたいです
(5千ドルとは、他の大学より支払いがいいようで…)

ひょんなことから、私のところにもClinical Instructorの話が来た
近くの私立の大学の看護学部
恩師の紹介だから「ひょん」と言ったらしかられるかもしれないが、まったく別件のお仕事のお手伝いをしているうちに
あれよ、あれよ、と引きずられるまま
成人科目の授業担当の何人かの先生方に会って軽く会話をし
なんか、履歴書を出さなくちゃいけない様子になったのでなんとなく提出し
担当の先生の講義の見学をさせてもらい
ジェニファーの見学をすることにまでなってしまった

それが3月の話
あれからしばらく経つし
日本人(アメリカ人から見ればガイコクジン)の、英語もまともに話せない人間を雇うわけがないだろう、と話は流れたものと思っていた

ところが、先日メールが来て
来月、Clinical Instructorのオリエンテーションを行います
というのだ

マジっすか?
ガイコクジンのこの私を、英語もアクセントあり、ままならない私を
実習指導の先生に採用するってことですか?
いいのでしょうか
いくら、アメリカの大学院を出ているからって
ジェニファーさんのように普段から教育の仕事しているナースじゃあるまいし、私はナース&ときどきチャージナース、くらいのレベルですよー
あー 知らない!

実習の対象はABSNのクラス
Accelerated Baccalaureate Science in Nursing は、看護以外の学士号を持つ人が、3年間で看護の学士号をとるコース
受け持つことになるのは、成人実習II
週3日、準夜勤

実習指導をする間、普段の仕事はどうするのかというと

病院と大学の間で取り決めができていて
実習指導にあたる時間は、病院との契約時間とみなしてよい
ということになっているそうです
つまり、私の場合は病院との契約は、8時間勤務を週3日、週24時間
週3日の実習指導をするなら、あとは病棟にでなくてもよい、ことになります

そして、誰が私のお給料をはらうのか、というと
これが、学校じゃないんです
病棟で仕事をするときは、師長さんが病棟の予算からはらいますが
この大学の実習の場合、「病院」が払います
学校の仕事なのに、病院が払うんですねぇ

これも看護師不足の影響でしょうか
実習に来た学生が、病院を理解して好きになってくれたら
将来その病院で働きたい、と思うかもしれない
そんな思惑でしょうか
あら、じゃあ、やさしい先生にならなくちゃ?

とはいえ、病棟で欠員が出ることには変わりはなく
マネージャーにおそるおそる相談すると…

Go for it!!
I think this is a great opportunity for you!
という
なんとも心強いお返事が(感涙)

マネージャーも上司に言われたそうです
これも、病棟への投資だ、と
スタッフが新しいことにチャレンジして成長すれば、必ず病棟に還元される、そうです

それにしてもこの上司(Billというのですが)
以前、プロジェクトの仕事がらみでダメダシをくらったとき
本気で “Kill Bill”のDVD プレゼントしちゃおうか、と思ったこともありましたが
なかなか心のひろいヤツ

というわけで、流木のように流れ流れて、ここまでたどりつきました
一ヶ月だけ挑戦してみることになりそうです
日本で教えていたようなわけにはいかないだろうなぁ?
日本の学生ちゃんたち、素直でかわいかったなぁ
アメリカ人の学生さんたち、強いからなぁ
(自分が学生のころ、クラスメートを見ていて、思わず引いたし…)
トライしようと決心する決め手になったひとつは、ナースの会のメンバー、Hさんの「ワンセメ(One semester: 一学期)だけ、やってみたら?」の一言
この場をかりて、どうもありがとうございます

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March 04, 2006

実習指導

実習指導を見学する機会に恵まれた

学生は、看護大学の初めての実習で、成人実習

この学生達は、すでに看護以外の学位を持っている

3年間のプログラム(Entry Levelと呼ばれています)に参加し、最終的には看護の修士号をもつことになる

最初の1年半で、看護師になり(看護の学位をもつことはできないが、看護師試験を受験する資格が得られ、試験に合格すれば看護師免許の交付)、残りの1年半で、看護修士号の勉強をする

だから、年齢が20代後半から40代までと幅広い

そして、すでに学位をもっているのでCollege Levelの考え方やペーパーの書き方ができている

さらには、就職して社会で活動していたので、社会経験も豊富だ

たとえば、銀行員だった人、ソフトエアエンジニアだった人

医療の現場に携わった人もいる…栄養士、心理療法士

それでも、今回仕事を辞め看護の道をすすむことを選んだ

彼らの決意は固い

1年半で看護師になる…というのは、無理な話に聞こえる

高校を卒業して、看護の道にすすんだ場合3年や4年はかかるのだ

いくら「すでに学士をもっている」といっても、プログラムはかなりのスピードですすむ

だから、このプログラムに入れるのは大学の成績のよかった人のみ

50人枠に400人が応募する

それでも、1年半で看護を終えるのは並大抵の努力では済まされない

実習も、成人はこの3ヶ月が最初で最後

となると、指導するほうもかなりの労力を要する

最初の週は、聴診器を当てる位置を間違えても仕方ない

レポート(申し送り)を聞いても、内容を把握できない

ただし、次週からは許されない

実習開始前のカンファレンスの時から、ポイントをついた鋭い質問が投げかけられる

なぜ血圧が下がったと思うか?使っている薬に原因はないか?なぜ利尿剤を使っていないのか?検査

果は確認したか?看護計画は?

病態生理、薬理、点滴ポンプの使い方などの技術、看護過程、患者指導

学生はこれまでの学習を駆使して、指導者の質問に答える

この日ははじめて「二人」の患者さんを受け持つ日

これまでは、一人だった 今日から二人になる

一人目の患者は指導者が選ぶ

二人目は、学生が自分で選ぶ

一人目については事前に学習ができるが、二人目は実際に病棟に出てみないとどんな患者さんになるか分からないので応用力を必要とされる

入院を取った学生もいた

退院指導を見学した学生もいた

どれも、予想外の展開だ

学生は、二人目の患者のこれまでの経過を把握しようと必死でカルテをめくる

しかし、二人受け持っているから、永久に時間があるわけではない

頭の中で看護計画を立てながら、同時に計画を実行していく

限られた時間の中で、優先順位をつけて介入をする

そして、記録を済ませなくてはならない

日本では、なかなか二人を受け持つことができないのはなぜだろう?

指導者の数、ではない

今回の指導者も、9人の学生を見ていた

まずは、事前学習の深さにあると思う

病態生理、検査結果、薬剤、治療などをきちんと関連付けてから実習にのぞむ

いわゆる「関連図」が出来上がった状態で、実習に来るのだ

「関連図」が書けない学生は、厳しく指導を受ける

関連図の部分に隙間があるようでは、実習の単位をあげられない。びっしり書いてきなさい。あなたのは、まだ足りない…というように

全ての薬剤に関して、薬剤名、量、頻度、薬剤を使う理由、効能、副作用、看護介入、患者指導について学習してくる

2週目では、学生はレポートの聞き取り方、病棟のルティーン、看護師の顔や名前を把握している

「先生がついているから」という甘えは見られない

事前カンファレンスでは、クラスメートからの発言が多い

指導者が「泡沫音とラ音は同違うのか?」と質問を投げかけると

グループの中から知っている学生が発言する

自分の患者のことなのに知らなかった、答えられなかった、となるとかなりバツが悪い

今度はしっかり復習してこよう、ということになる

中間評価では、具体的な例を挙げて評価される

2週目に糖尿病の患者さんを受け持った時、インスリン注射の技術を復習していませんでしたね

これからは、必要と思われる技術については事前にビデオなどで確認して覚えてくるように

先週の股関節置換術後の患者さんの移送の時に、ボディメカニクスができておらず注意を受けましたね

あれからボディメカニクスについて復習しましたか

指導者は、学生にどんな指導をしたのか覚えているのだ

学生のほうが、“そうだったかなぁ、あぁ、思い出した”というような顔をしている(←しっかり!)

思い出させてもらって、やっと「学習」され頭にインプットされる

これから彼らは、小児、母性、集中治療室の実習をこなしていく

そして、卒業前の最後の実習には5人を受け持つことになるのだ

それでも、新人として就職するときには、「新人オリエンテーション」をうけ4週間のプリセプターシップを必要とする

看護師になる道というのは、こんなに長かったのだ(なんてからも、長いけど)

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September 15, 2005

Student Nurse

看護学生が実習に来た 

State Universityの3年生 

LTCF(Long Term Care Facility: 長期療養ケア施設)での実習を終え、今回はAcute Care (急性期ケア)の実習だそうだ 

入院日数の短いアメリカでは、学生さんたちは前日にいわゆる「患者わたし」(受け持ち患者さんの情報を先生から通知)がある 

わたされたその日一日で疾患や薬理をおさらいし、看護計画を立て、次の日の実習に望む 

けっこうキビシイ

実習日は、週2日で、日本のように実習期間の数週間はずっと病院実習ということはなく、授業内容と平行した実習内容になっている 

たとえば、今授業で「循環器」を習っているとすると、今週の実習は循環器系の疾患や合併症のある患者さんを受け持つ 循環器疾患の患者さんを実際に診て、看護する

今日、私に付いた学生は、Veronicaちゃん 

Veronicaちゃんが私に声をかけてきたときには、受け持ち患者さんのレポートが終わっていた(ちと、おそかったねぇ、今度は早くきてね) 

Veronicaちゃんは、前日先生に44号室のMs. M. CHF (Congestive Heart Failure)の患者さんをわたされていた…朝のレポートでは、今日退院予定 

私も知らなかったけど、彼女も知らなかった 

退院は11時だから、3時までいる学生さんを抱えて私も困った 

11時から3時まではどうするの? 

他の患者さんにする?と聞いたけど、そのまま退院指導を見たい、と言う 

11時からはどうする?というと、私に付いて何でも見たい…と言う 

私はいいけど、これって、実習目的に合っているんだろうか? 

先生に確認したら? ・・・ところが、先生が見当たらない 

先生どこ行っちゃったんだろう? 先生は、ポケベルでよばないと来ないらしい 

結局、受け持ちの患者さんが退院したあとは、私について「何でも見る」ことになった Shadowingだ とりあえず、VeronicaちゃんのCHFについての知識の確認、看護計画のチェック、アセスメントの内容をおさらいして、患者さんに学生を紹介する 

それから、病院でのCHFのパスについて、患者教育ビデオについて、退院指導内容についての説明をする 

Veronicaちゃんからの質問に答える・・・

やっぱり、学生指導は時間がかかる・・・先生、こないのかなぁ

私も他4人の患者さんを抱えているし、Veronicaちゃんのアセスメントスキルをチェックしている暇もなく、「患者さんのアセスメントが終わったら、知らせてね」と44号室に残してきちゃった

なーんか、ながーいこと部屋にいたみたいだけど、気が付いたら朝食も運んでいたし歯磨きや洗面も手伝っていた 

基本的な清潔や排泄に関する看護技術は、できるみたい

急性期看護で必要な、アセスメントはどうなんだろう??とアセスメントした内容を確認すると、心音の聴診を忘れていたけれど、あとは一通りできた 

肺音も聞いたみたいだけど I heard some noise. . .Veronicaちゃん 

雑音の種類が区別できないらしい 

そこで、患者さんの所に戻って一緒に確認 

そそこへ、看護助手がVSを測り終え、持って来る T = 36.8, P = 78, RR = 20, BP = 146/76, Sat. = 96%, RoomAir

    「この数値、正常?異常?」と聞くとVeronicaちゃんは数字を見つめて黙っている 

    待つ 待つ 待つ けど、返事が返ってこない・・・

「体温の正常範囲は?」とたずねると「37度以下・・・」

「血圧の正常範囲は?」とたずねると「160/80」とVeronicaちゃん ・・・おしい!「範囲(Systolic = 100-160, Diastolic = 60-80)」で答えて欲しかった 血圧70/40では正常じゃないし

「脈拍は?」→「100以下・・・」 んー、ま、いぃっか

「血中酸素濃度は?」→「90%以上・・・」 この病院では92%以上だからネ

「じゃあ、このVSは正常?以上?」とまた最初の質問に戻る

「いいと思います・・・」とVeronicaちゃん あー、やっとできた

「じゃあ、この患者さんは退院してもいい?」と聞くと・・・考えている 

そして「いいと思います」と答えてくれた 

じゃ、退院指導しようか!「はい」とVeronicaちゃん 

それから、CHFの退院指導内容にはどんなことが必要かおさらいして、服薬指導の薬のおさらいをして・・・やっと44号室に向かった 

はぁーっ

この患者さんが退院したあとの残りの4時間、こんな調子でいろんなことを一緒にやった 

subcutaneous injection, feeding, decubitus care and assessment, tube feeding, medication from G-tube, rectal tube Care, pain assessment and giving narcotic medication, removing IV access, closing intake and output. . .

看護技術っていろいろ、ある 

ひとつひとつにアセスメントが必要で、アセスメントのための基礎知識が必要で・・・実施するときには判断をともなっていて、判断するための知識が必要で、実施するときには技術の習得が必要で・・・

ナースになる道って、こんなに長かったのね 

私も学生のときはこんな調子だったかも 

もしかして、もっとひどかったかも!

もちろん、私は残業する結果に 

でも、ひとりでも多くいいナースが誕生するなら、ちっとの残業くらいよし、とします

Veronicaちゃんには大変な一日だっただろうけど、ナースになる道をあきらめずに歩んで欲しいデス

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