保健医療システム

海外旅行保険

大学、大学院でお世話になった恩師から、いきなり留守電にメッセージが残っていた
「知り合いが、日本で旅行中に怪我をして病院に行ったので、日本の診断書をこちら(アメリカ)の保険会社に提出するために英訳して欲しい」

恩師、自分ではやらないんだ、トホ・・・

それからしばらくして、顔も名前も知らないヒトから日本の診断書と診療にかかった領収書のコピーが郵便で届いた
この辺りにある、日英翻訳の会社も教えてあげたんだけどなぁ

この方、「ちゃんとお金は払いますから」というので、いったいこういう翻訳の相場はいくらくらいなのか、いくつかの翻訳会社に電話して聞いてみた
「一文字20セント」
だそうです
日本語 → 英語の翻訳の場合、出来上がりの英語の文字数を数え、一文字当たり20セントで計算するのだそうです
「ただし、内容によって変動あり」
なんとも、あいまいな

そこで、半額の一文字10セントはどうかな~と考えてみた
いいけど
アタシ、本当に医療従事者だし、ちょっと加算してもいいかな?
ということで、12セント、と依頼主に言ってみた

OK

そこで、ゴゾゴゾとまた苦手な英作文
日本語は日本語で、結構難しい
こういう、改まった日本語にはしばらくお目にかかっていない
和英辞書、医学辞典、さらには、国語辞典まで総動員してしまった・・・

結局3ページで3時間かかった

出来上がりの文字数をカウントすると、1681文字
1681 x 12セント = $201. 72

え~~っ、たった3ページで201ドル!
翻訳会社なら、336ドルですよ → 1ドル104円で、3万4千944円
けっこう、儲けてまんなぁ

3時間で336ドルなら、時給にすると112ドル・・・時給1万1千648円・・・ありえない
↑↑
看護師、本気で辞めようと思った瞬間

せっかく日本に旅行に行ったのに、怪我をしちゃって
挙句の果てに、翻訳料のみで$201はなんだかかわいそうな気がしてきた
別に、お金が欲しいわけじゃなく
恩師の頼みだから、引き受けた(ってほど、たいしたもんじゃないけれど)
1文字12セントの段階でかなり割引なんだけれど、依頼主には「全部で100ドルでいいです」と言っておいた
アタシだって、アメリカに来たばかりの頃にはいろんなアメリカ人に助けられた

タダで学校の宿題を何度も見てくれた人もいる
一人じゃない
何人も、だ
自動販売機でおつりが出なくて困っていたとき、一緒に事務所に行って書類を書くのを手伝ってくれた人もいる
旅行先で宿泊先が見つからず、そのまま夕食を食べて泊まらせてもらった事もある
だから、100ドルでいいです、と依頼主には説明した
100ドルのチェックと一緒に入っていたお手紙には、「また、日本を訪ねたい」と書いてあった

日本人が海外で医療を受けた場合、全部実費なんですよね?だから、海外旅行の前には海外渡航の保険をかけるし、留学していたときにも1年ごとに保険をかけていた
アメリカの場合、アメリカ国外で医療を受けても、あとで保険会社に請求すると自分の保険の種類に応じた額が払い戻しされるんですね
だから、海外旅行に行くから、と、わざわざ新たに保険をかける必要がない
ちょっと便利かも


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病院

病院の宣伝といったら、ふつう「高度な技術」とか「質の高いケアを提供」とか、その病院の売りを明確に表にだすんだろうな

そうじゃなかったら、せいぜい「人材募集」で、看護師とか技師とか職種を載せたり、時給いくらとか…

こんな広告をみつけました
ひとつは、地下鉄の駅で

Practice_happiness


雨降りで、どんより暗い日
傘を持って出かけなければならず、荷物になる
肌寒いし、コートも着なくちゃ
道がぬれていて、歩きにくい

そんな日は、気持ちも沈む
外になんか、出たくない

と、広告の文句は

PRACTICE HAPPINESS

病は気から…
健康は体だけが丈夫でも、健康にはなれないですよね
心と体のバランス
自分の生活に満足して、いつもハッピーでいる心がけが大事

ハッピーな気持ちは、自分の気の持ちようで生まれてくるもの
そんなことを教えてくれる健康広告


次は、道を歩いていて見つけました

FEED YOUR INNER BEAUTY

Feed_your_inner_beauty

女の子が、無心にオレンジを食べている
オレンジと言えば、ビタミンC
抵抗力をつけてくれるビタミンだ

インフルエンザの季節も近いし、ビタミン摂取は重要

ビタミンCだけじゃなく、果物には繊維だって豊富
便通をよくして、コレステロールを下げる
一日一杯のオレンジジュースを飲むと、心臓病になるリスクを減らすことができる、というので、American Heart Associationもオレンジジュースを推奨しているくらい

「ビタミンは体にいいですよ」とか、「ビタミンCを取りましょう!」と言われても、もうみんな聞き飽きているでしょ

でも、体の中からきれいになろう、って言われると、この子みたいにオレンジ食べようかな、という気になった(のは、私だけ?)
ビタミンCといえば、美白にもいいし!

子供の肥満が問題になっているアメリカ
おやつだって、ポテトチップスなんかより、オレンジの方が健康的だよね
この女の子を見た子供たちも、果物食べるかな
子供の親たちも、スーパーでチップス買うよりオレンジ買うようになるかな

病気になる前に、健康を維持
病院も、慢性疾患の患者を長く抱えて赤字がかさむ、というのは減らしたいところ
健康な人の割合が増えれば、国の医療費も節約できるはず

道を歩いていて、いろんなことを考えさせられた広告でした


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使える!HMO

HMO(Health Maintenance Organization)は、1973年のHMO Act成立以来、いまやアメリカ国民の4人に1人が加入している保険のタイプ

「健康維持組織」という名前の通り、従来の

病気になったので、なおしてください

という医療の利用方法ではなく、

病気にならないように、健康管理しましょう

病気の人は、それ以上ひどくならないように管理しましょう

という考え方に基づいている

そうなると、「入院」とか「救急外来に来る」以前の段階での健康管理が大切になる

なんとか、病院にかからなくても済む努力が必要

そこで考え出されたのが、「健康教育」

病院には、Health Education Department(HED)がある

患者さんなら、誰でも利用できる・・・というか、患者になる前に利用できる

例えば、こういうこと

喘息の持病のある人

仕事のストレスも重なって、最近吸入の量が増えてきた

一応、医師から処方された薬はあるけど、いつ喘息の発作が起こるかわからない

こんな人は、発作が起きたら病院に行って医師に診てもらうのではなく、発作を起こす前にHEDのThe Asthma Care Management Programに参加

喘息専門のナースと薬剤師が担当になり、個人に合った喘息の管理方法を教えてくれる

医師なら、一回の診療で10分程度しか時間が取れないところを、プログラムなら30分、そして必要な回数、通うことができる

Living Well with Asthma

ちょっとお得な例も

ナースのみなさんなら、腰痛持ち、という方も多いはず

ナースじゃなくても、デスクワークの方も首や肩こりからの頭痛持ちという方もいるはず

私の場合は、腰痛+首も悩みのタネ

ちょっと大きな患者さんのケアをしたり重い荷物を持ったり、ヨガでShoulder Standingなんてやっちゃった日には、次の日あわててカイロプラクティックに電話している・・・情けない状態

年一回の検診のときに、Primary Physician(かかりつけ医)にこの状態を相談したところ、Physical Therapy(理学療法)に紹介された

健康なアタシが「リガクリョウホウ」?!とも思ったけど、とりあえず受診(PTのみなさん、ごめんなさい)

これが、けっこう穴場で、病棟で見るPTとは違って、家でもできる手軽でしかも効果テキメンのエクササイズをどんどん教えてくれるではありませんか!

どのくらい効果があったかというと、いつも通っているカイロプラクティックの先生にはPTのことは内緒にしていたのですが、腰のエクササイズを始めてからは腰は調整しなくてもよかったり、受診回数が減ったり・・・背骨のプロから見ても、PTは効果があるのです!

家でのエクササイズが進んだところで、担当のPTさんは今度は Intensive Back Exercise というプログラムを紹介してくれました

1回1時間、PT Departmentの奥にあるエクササイズルームで体操

これは、腰痛を起こさないよう必要な筋肉つけるためにPTさんが特別に考えたプログラム

20分のCardio(トレッドミルやバイク、ステップ)、20分のボール(巨大!まるでサーカスの玉乗り…乗らないケド)を使った腹筋や背筋、そして20分ストレッチという構成

4回通って、ご卒業

ということで、これで見放されるのかと思ったら、さすがHMO

今度は、Neck Exercise Programを紹介

家でもできる首や肩のストレッチを、4回に分けて教えてくれるそう

ちょっと、首が痛いとき、肩が凝っているときに自分ひとりでできる

さらには、そのあとのフォローまで

PTさんによると、私にはヨガまたはPilatesが合っていると教えてくれました

ヨガは、ストレッチ効果 Pilatesはコアの筋肉を鍛えて背骨をサポートするため

なんと、Health Education Departmentには、ヨガのクラスもあったのです

BeginningとIntermediateに分かれていて、それぞれ8回

ウチの病院の保険に加入している人なら(保険会社設立の病院)なら、8回で$48、メンバー以外は$72 

一回あたり、6ドル~9ドル・・・悪くないでしょう?

腰痛持ち→PTに教えてもらったエクササイズ→Intensive Back Exercise→Neck Exercise Program→Yoga Beginning→Yoga Intermediateと段階を踏んで、リハビリ

腰痛持ち→仕事→激痛&受診→痛み止めの処方→休息&運動しない→筋肉が衰える→仕事→激痛…

の悪循環から抜け出せそう!

家で、教えてもらったストレッチやエクササイズを続け、ジムにも通って思い通りの運動をして、職場でも不安なく仕事ができます

一回痛めた腰や首は元通りにはならないけれど、これ以上ひどくならないように自分で管理でき、普通に仕事ができる、というのは、まさにHMOの目指すところ

ほかにも、Senior Health, Cancer, COPD, Hypertension, Fitness for 40 and Over, Heart Disease, Alcohol and Drugsなんていうのも…

どうですか、HMOに保険を変えませんか?(って、宣伝)

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病院の評価

アメリカの病院は、「ジェイコー」の認定がないとやっていけない 

ジェイコーはすごい威力を持っている 

まず、JCAHOと書いて「ジェイコー」と世界中の人々に読ませてしまうところから、すごい 

無理がある 

でもみんなジェイコーの威力にはかなわないから、黙って従う 

ジェイコーが来る!となると、病院の上から下まで騒然とする 

なにしろ、ジェイコーが「OK」を出さないと保険がおりない 

病院が成り立たない 

評判が落ちて患者が来ない 

そんな病院では誰も働きたくない 

病院の存続が大きくかかっているのだ 

ジェイコーは強力なパワーを持つだけじゃなく、かなりシツコイ 

一度来ると、1週間は滞在する 

なにしろ550項目くらい審査するらしい 

管理部門、医師、看護部、薬剤部のみならず、ハウスキーピングやゴミ、栄養部、エンジニア…全部見ないと気がすまない 

基準に達していない項目があれば、6ヵ月後にまたやってくる 

それまでに何らかの改善をしなくてはいけない 

6ヶ月経っても忘れてはくれない 

シツコイどころか、性格が悪くなってきている 

3年ごと」の到来だったはずが、これからは、いつでも「抜き打ち」で来るそうだ 

ジェイコーが来たいときに、いつでも来る 

もうジェイコーのなすがまま

しかも、ジェイコーにはお金がかかる 

認定費は、もちろん病院もち 

お願いして評価してもらうのだ 

さらには、ジェイコーが来るときはスタッフの欠員が出ないように大目に人を配置しておく(ちなみに、お給料は時間給ですから、1日多く出るとその分払われます) 

もちろんジェイコー対応人員も必要だ 

こういった管理部門の人員はともかく、病院セキュリティーも大変 

ジェイコーが使う部屋は24時間強面のセキュリティーがドアの前に座って、書類が盗まれないように監視している 

朝には、おじさんもちょっと眠そうだ 

なにしろ、空っぽの電気のついた鍵のかかった部屋の前に夜通し座っているのだから 

新しいシステムの構築のお金もかかる 

今回うちの病院は、医師の書いた薬剤のオーダーが実際に薬局で調剤され病棟にあがってくるまでの流れに、「安全とはいえない箇所がある」といわれ、新しくコンピューターに薬剤を入力するための薬剤師を常勤で5人雇った 

今まではクラークが病棟で行っていた仕事を、今度は薬剤師が薬局で行うことになるわけだから、薬剤師に払うお給料もさることながら、新しいシステムについての院内教育―クラーク、ナース、薬剤師全て―が必要になる

とんだ教育費への出費だ

私たちナースは、ジェイコーのいいカモ 

なにしろ、一番長く直接患者ケアを行っている職員だから、ジェイコーはナースを攻撃したくて仕方がない 

ナース1人に3人がかりでつめより、質問する 

師長は「ナースが質問に答えられないと、病院全体が安全なケアをしていないという印象を与えることになる」とプレッシャーをかける 

そして、ジェイコーが来る7週間前から全てのナースに特訓がはじまる 

師長はそのための院内教育に参加した時間分、時間給を払わなくてはいけない 

こっちは、お給料がちょっと増えるのはウレシイが、ジェイコー日までに習ったことを暗記しなくてはならないという宿題をかかえる

ジェイコー当日は、日常業務どころじゃない 

患者のケアをしていると、なんか立派なスーツを着た評価委員たちが廊下で待ち構えていて、病室から出たとたん質問される

「ここの病棟では、患者の安全はどうやって守っているのかね?」

この一言に、9つの安全対策を答えなくてはならない

1.     Improve the accuracy of patient identification

(例)与薬前に、患者の手首についているIDバンド(名前と診察券番号が入っている)を確認

2.     Improve the effectiveness of communication among caregivers

(例)医師からの電話によるオーダーは、オーダーを書き取ったあと、読み返す Dr., Let me READ BACK to you. 書き取るだけではダメなのです

3.     Improve safety of using medications

(例)病棟には、濃縮された薬剤を置かない 例えばKCL1、10meqのKCLは50mlの生食バックに溶かしたものしか使わない

4.     Eliminate wrong-site, wrong patient, wrong procedure surgery

(例)チェストチューブ挿入前に、日付、時間、場所、患者氏名、診察券番号、挿入する位置、医師名、介助者名を、専用の用紙に記載する この用紙だって、ジェイコーのために作った 目立つようにショッキングピンク色の紙 目が痛い

5.     Infusion pump safety

(例)点滴、経管栄養など、患者の体内に持続的に入るものは、全てアラーム管理 Free Flowは禁

6.     Improve the effectiveness of clinical alarms

(例)輸液ポンプ、経管栄養ポンプなど、ありとあらゆるアラームのついた機械類のアラーム設定確認、点検札の位置などを示さなくちゃいけない

7.     Reduce the risk of health care associated infections

(例)もちろん、手洗い あるいはDegermerという殺菌ジェルの使用 つけ爪禁止、なんていうのはアメリカらしい

8.     Accurately and completely reconcile medications across the continuum of care

(例)外来~入院~転棟~転院~外来フォローなど、患者さんがどこに行っても、薬の情報がアップデートされているための記録用紙の使用

9.     Reduce the risk of patient harm resulting from falls

(例)転倒予防として、行っていること・・・Low Bed、Bed Alarm、滑り止めつき靴下、柵について(2箇所か、3箇所か、4箇所かの判断基準)、転倒リスク評価

そして、チャートを広げて、どこにその記録が残っているか、証拠を示すまでジェイコーは信じてくれない 

あるいは、Staff Education Resource Room に連れて行き、感染率や転倒件数の示されたグラフを見せ説明をしないと気がすまない 

そして、ようやく「Thank you」の一言で私を開放してくれる

この一枚の認定書があるから、病院が明日からも病院をやっていける 

私も同僚もリストラされなかった 

認定書は、病院の正面玄関に掲げてある 

しかも、目線の高さ(決して額のように高い位置には掲げない) 

病院に入ってすぐ、目の前だ 

車椅子でもよく見える低さ 

そうまでして病院はコレを見せたい 

これがジェイコーパワー

ジェイコー → Joint Commission on Accreditation of Health Care Organization 医療施設評価合同委員会

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恐・アメリカの食卓

食卓塩とお醤油…くらいだろうか?日本の一般的な家庭の食卓にいつものっているものは

お蕎麦屋さんでは、山椒とか七味とか

日曜日、行列のできる

Breakfastのレストランに行った

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コレみんな、あらかじめテーブルの上にのっていたもの

塩、こしょうにはじまり、ケチャップ、マスタード、ジャム、はちみつ、メープルシロップ、白砂糖、コーヒーシュガー、タバスコ…

ビンやボトルでテーブルがいっぱいだ

そして、あとからバターとミルクが出てきた

かけ放題、使いたい放題

周囲のアメリカ人は、ビンを逆さまに持ってがんがんふりかけている 

両手でマスタードのボトルをつかみ搾り出している

砂糖のビンを傾け、白い砂糖が滝のように流れ続ける 

圧倒、圧巻、壮観!

で、でてきた朝食が、これ

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頼んだ自分もいけなかったが…

こんなのを朝食に食べる食文化も、すごい

病院で、弱った病気の人ばかり見ているから分からなかったけれど、これが彼らの日常なのだ

ちなみに

ケチャップ

65g、バター11g、イチゴジャム30g、砂糖21g、ミルク120g=80kcal!

どうなるんだろう、アメリカ

生活習慣病 ↑↑

うちの病院がますます忙しくなることだけは確実

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患者満足度調査(HMOはどこまで本気?)

HMOネタで再び・・・

カゼで寝ているところへ、「患者満足度調査」の封書がきた

現在では、99.5%のHMO医療機関で、この患者満足度調査を「質管理」のひとつのバロメータにしている(Knight, W., “Managed Care”)

できれば忘れたかったAdvice Nurseとのやりとり

http://tisane.cocolog-nifty.com/americannurse/2005/06/hmo_c8e9.html

でも、自分の働く病院だし、今回は患者の立場として意見させてもらおうではないか、と意気込んで封書を開く

調査票は、裏表一枚

まずは、「Dr. XX(受診した医師の名前)の技術と能力についてどう思いますか?」→よくない、あまりよくない、まあよい、とてもよい、すばらしい、の5段階だ

その他、「Dr. XXの説明のしかた」「Dr. XXを、家族や友人にも勧めるか?」など、受診した医師についての評価が8項目

続いて、薬局や検査室についての質問が2、3

さらに、過去12ヶ月の病院全体の評価が続く、「親切で責任を持った対応をしてもらえたか」「医師やその他の医療従事者からの指導は、健康を維持するのに役に立ったか」「今後も引き続き当保険の利用を継続したいと思いますか」などなど

最後に、喫煙歴(喫煙したことがない、一年以内に喫煙をやめた、一年以上前に喫煙をやめた、喫煙している)を聞かれた・・・なんの関係があるのか?

このまえのカゼのでは、「医者にかかりたい時にかかれなかった」のが不満なの

結局この質問表で今回の不満が反映されそうな質問は

“Convenient and easy access” (便利さと利用しやすさ)

→よくない、あまりよくない、まあよい、とてもよい、すばらしい、の5段階を選ぶ

この、一項目

これで、おしまい

もちろん患者tisaneの評価は「よくない」だが、これでは、どう「よくない」のかが全然伝わらない

「予約が一杯なので、こちらからかけなおします」と言われ6時間以上待ったこと、せっかく予約がとれても25時間以上あとの予約だったこと、Late Clinicがある、と言われかけなおしたが結局Late Clinicの予約もいれてもらえなかったこと・・・

これらは、どうなっちゃうの?

「質」の向上なんだから、空欄に自由に意見を書き込める欄をもうけるとか・・・

本気で質改善する気アリ?

この質問表そのものに、フマン!

満足度調査をするだけで、満足しているだけ

誰か、HMOを救ってぇ~

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カゼで病院に行ってはいけませんか?(HMOに対する疑問)

HMO (Heal Maintenance Organization)は、アメリカの保険プランのひとつ

アメリカは国民皆保険ではなく、個人で健康保険に加入するHMOでは、患者は保険会社が作ったリストの中からあらかじめ主治医を選択しておき、受診はもちろん、入院、救急受診、専門医受診についても主治医の了解が必要

もし、耳鼻科にかかりたいなら、直接町の耳鼻咽喉科に初診でかかる、というわけにはいかず、まず主治医に会って耳鼻咽喉科受診が必要、と認められた場合のみ

紹介状をもって耳鼻科の先生に会える、というわけだ

道のりは、ながい

だから、主治医はGate Keeperとも呼ばれる

私の保険プランは、HMOの中でも比較的融通が利くほうだった

予約センターに電話をすると、主治医じゃなくても予約の空きのある内科医のところにまわしてくれる

医師じゃなくても、ナースプラクティショナーという特別の教育を受けた看護師がいて、大雑把に言うと医師と同じ診療をしてくれる(患者には、医師より丁寧と好評☆という研究も)

なのに!

(自分ごとでなんですが)火曜日の夕方から、頭痛、咳、痰、咽頭痛、発熱が始まった

それでも、水曜日一日市販の風邪薬で様子を見た

水曜の夜中には、さらに熱が上がり限界

水曜の朝6時に、予約センター(24時間)に電話すると、アドバイスナースに回された