以前に、代謝性アシドーシスで抜管して再挿管になり、なんだかんだいわれたっけ
あれ以来、抜管の判断には慎重になっているワタシ
先日の院内研修でも、実はウチの病院は開胸術後の抜管時間が遅いが結果術後の経過がよいうえ、挿管に伴う合併症も報告されていないので、焦って抜管することないのではという報告があった
そーでしょ、そーでしょ
またすぐに再挿管になるのって、患者さんの負担も大きいんじゃないの、と思ってしまう
で、また当たった、代謝性アシドーシス
pH 7.26で、HCO3が18
11時に引き継いだとき、今からSodium Bicarbonate(炭酸水素ナトリウム)を投与して様子を見る、という話で、医師からのオーダーが出るところだった
レポートが終わって12時近くに投与
その2時間後に血ガスをとったら、まだ代謝性アシドーシス
pH 7.26で、HCO3が18、と全く同じ値
この時点で、昇圧剤も2種類使っていた…Phenylephrine(ネオシネジン)とドパミン
除脈気味で、HR 50代
胸腔ドレナージからは、この1時間で90ml出始めた・・・術後8時間たってからにしては多い
それで、医師に報告
こんな状態なので、抜管は待ちます
ちょっと、イラっとされた
「まだ、抜いていないのか!12時にBicarbを投与して直後に抜けって言ったはずだ」
無茶な・・・
ワタシは、いやだ
何がイヤって、もう一人実は術後の患者さんを抱えている
それで再挿管なんて、手が足りない
なんちゅーアサイメントだっ
しょうがないので、医師からの「抜管するように」というオーダーをもらって(口頭指示ではなく、記録に残る指示、コレ大切)、呼吸器セラピストに連絡
どうしたことか、それから40分も経ってセラピストが抜管に来た
抜く前に、もう一度MIF & VCを確認したい、とセラピストが呼吸器をはずす
すると、患者さんの呼吸が浅く早くなった
次の瞬間に、顔面蒼白になり血圧が70/まで落ちる
Aラインの血圧測定だったので、腕にあわててマンシェットを巻き確認すると、78/
おい、本当かい
すぐに呼吸器をつなげてもらった
そのときは、血圧は50/を表示
まずぃ
隣の部屋のベテランナースを呼ぶと、彼女はすぐにペースメーカーをスタートさせた
さすがっ
呼吸器と血圧は見ていて、ペースメーカーのことは頭から消えていた
冷静なときは、へーシングも考えるけれど、急変のときに忘れたりして
やっぱり、まだまだ
医師に連絡した
この時の胸腔ドレナージは、30分で80mlになっていたし、この調子ではこの1時間で100mlを超える
前の時間の90mlと合わせても、多すぎる
出血傾向はないのに、おかしい
まだ、抜管はしたくなかった
のに、病棟に現れた医師は、かなり不満げ
「なんで、抜かない!」
抜けないです、ドクター
「だから、12時に抜いておけばよかったのに」
・・・それって、もっと危なくないですか?(とは、言えなかった)
もう少し覚醒したら、抜きます
そこで、自分の休憩時間になった
休憩交代のナースに、自分が休憩から戻ったら抜くから、と伝えておいた
ら、
休憩から戻ったら、抜管されていた
うぉ~、早い
あのあと、また医師に「抜管しろ」と言われて、そのまま抜いたのだそうだ
これが、おとといの話
昨日出勤したら、まだ病棟に居た
受け持ちになれなかったから詳細は分からないけれど、まだCVICUに居たということは状態がいまひとつ安定していなかったのだと思う
代謝性アシドーシス
解決策は挿管ではないので抜管してもOKだとしたら、
以前に再挿管になって怒られたのは、なんだったのだろうか
結果がよければOKで、結果が悪ければNG
次はどうすればいいのだろう

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