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August 31, 2009

きゅうりと油揚げのくずひき

Cc_soup


暑いときにでも、さらりとあったかいお吸い物を
冷えた体をやんわりリラックス
昔の「きょうの料理」に載っているレシピ…実は、昔のレシピのほうがなんだか美味しい
油もバターも卵も使わず、シンプルに料理してある

油揚げ、一枚だけあまっていませんか?
熱湯をかけて、湯抜きしてください

きゅうり、美味しい季節ですね
縦に切ったら、中のたねの部分は取り除いて

お鍋の御だしに油揚げときゅうりを入れて火を通し、お塩とおろししょうがで味付け
くずでとろみをつけて出来上がりです

あ、こちらでは日本のきゅうりが手に入りにくい…からといって、キューカンバーで代用すると、マズイですよ~


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August 30, 2009

Kagemusha

Kagemusha

こっちの人でも アキラ・クロサワ って誰でも知っているくらいだから、一本くらいは見ておかなくちゃなぁ…黒澤明の映画
国外に出るとあらたな日本発見があります

長くて途中寝そうになったけど、DVDのメニューにあった関係者のインタビューは面白かった
監督は、最初にイメージを絵に描くのだそうです
それを映像にする
その絵のほうが、なんか魅力的でした

映画見ながら、お金いったいいくらかかるんだろ?と思っていたけど、やっぱり資金難
それを乗り越えられたのは、フランシス・フォード・コッポラとジョージ・ルーカスの協力があったから、とインタビューにありました
話の内容のわりには、バブリーな映画
私は映画人じゃないから映画のことは分からないけれど、こういうのが外国人にはウケるのだろうか?


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August 26, 2009

Quantum of Solace

OLEDっていうんですね?有機LEDという技術(説明されても、ぜんぜん分からない)

Quantum_of_solacewallinterface

こんなふうに、人の後ろに半透明のスクリーンがあるのか、映画では何も無いところに映像が映し出されるように見えた
場所をとらなくていいなぁ・・・

こちらの、なんでもタッチパネルはキーボードいらず(Mr. Brainのような)
Quantum_of_solaceinterface

おばあちゃんが若い頃は、キーボード使っていたんだよ
って言ったら、超バカにされる時代が来るのだろうか
それより前の、高校生の時タイプライターを習った、などどいう発言はどうなっちゃうのだろう
死語

Mのように、寛容かつジェームスを信じてリスクを負えるだけじゃなく、夜にはたっぷり時間をかけてメークを丁寧に落とす余裕のある大人の女性
あこがれる~
Judi Denchのお肌、ピカピカでしたネ!


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August 25, 2009

また、ギターさんに助けられてる…

ブレリアの最後、ノリノリで舞台を去っていくダンサー
3拍子に合わせて、1で右足を出し、2は動かず、3で左足を寄せ、また1・・・

その歩き方がよ~っぽどおかしかったのだろうね
先生が突然後ろの方でコソコソおどっている私の名前を呼んで、「重心のかけ方が違う」と
先生が私のまねをしたら、ロボットみたいだった、ガハハ!

ところが、先生の見せているとおりにやってみる
まだ、ロボット
先生を見る
しなやかに、色っぽくて美しい

クラスメートも「マーキングの歩き方と一緒だよ」と教えてくれた
私、まだロボット
んー・・・

先生が、もう次のステップをみんなの前で見せている
すると、ギターさんがちょこちょこ私の隣に来て、「ホラ、左足の位置が違う」

グラシアーーース!
やっと、ロボットからの脱出だ

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August 20, 2009

Casino Royale

Cr


えっと、007のビューティーを…助けようとしているシーンです(ちょっと、気道閉塞になりそうな)
2006年の映画を今になって見ています→Blu-ray
世界旅行した気分ですね
バハマとかマダガスカルとか

ボンドの車、除細動つき
ただし、心停止になってからのショックは止めましょう(血栓が飛ぶ)

そして、ボンドさん、CPRは正しく行いましょう
30:2 サーティー トゥ トゥ
30回心マをしたら、2回人工呼吸

次は当然、Quantum of Solaceですね
あー、見た人、あらすじ教えないでぇ~

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コンテスタシオン=応える

フラメンコのブレリア
前回も書いたけれど、ノリで、即興で踊る
実は楽しい踊り
しかし今は苦しい…

じつは、フラメンコにもいろんなボキャブラリーがある
だいたい、数の数え方(ウノ、ドス)からして難しいっていうのに、昨日は「コンテスなんとか」っつースペイン語が出てきた
先生は、自分の踊りを組み立てろ、と言っているのだ
オープニングがあって、クロージング(しめ)がある
その間に、この「コンテスなんとか」もいれるのだ

で、そのステップを見せる
みんな、できる
アタシ、相変わらずおぼつかない足取りで必死(手の振りまではとうていつかない、カナシイ)

あんまり何度も「コンテスなんとか」を力説するもんだから、隣の優しいおねえさんにこっそり聞いてみた
「コンテス?って、なに?」

『Answerよ♪』

応えること、応答すること
実は、歌(カンテ)が歌い終わってそれに応えるステップだったのだそうな
なら、納得
歌が終わったら、コンテスタシオンのステップに入ればいいのだ

って、話(踊り)はそう簡単ではない
歌う人がいつ歌い終わるのやら…やっぱりつかめない
情熱と衝動のフラメンコ?

けっこう脳みそも使うエクササイズです
「(ついていけなくても)来る事に意味があるんですよ!」とレベルIIに誘ってくれた若いクラスメートに励まされながら、オバサンにとってはほとんどボケ防止のためにやっている運動療法

なんでも次の日に復習すれば、80%は記憶に残るが
翌々日では30%くらいに落ちるのだとか
キッチンでコーヒーを沸かしながら、ステップの復習
疲れたので今日の練習は、ここまで(って、たったの5分かい?)

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August 19, 2009

「ウィッポー」っていいます

Whippleoperation1

tisaneの働くCVICUは、Cardiovascular ICUで循環器集中治療室
心臓の開胸術が主だけれど、大動脈瘤や例えば大腿動脈バイパス術などの血管系の外科の患者さんも来ます
それから、肺葉切除などの胸腔内の手術後の患者さんも

でもねー、最近、多いんです
「ウィッポー」
膵頭十二指腸切除術
あの、Apple創始者のJobs氏がうけたとかいう手術

夜11時に出勤すると、一人だけ受け持ちで「後からウィッポーが来るから」と言われました
つまり、膵頭十二指腸切除術後の患者さんが手術が終わったらCVICUに来る、というのです
ウチは、いつから消化器外科になった?横隔膜より上、が担当じゃなかったのか??

この図のとおり、大きな手術です
日本語で「膵頭十二指腸切除術」って言っちゃうと、膵臓と十二指腸しかいじっていないように聞こえるけれど、
Pancreatico-jejunostomy 膵臓の頭部を取って膵臓と空腸をつなぎ、
Hepatico-jejunostomy では、胆嚢や胆道の一部を取って肝臓と空腸をつなぎ、
Gastro-jejunostomy 胃と空腸を胆道を再建してつないでいるんです

胃を一部とるだけで大変なのに…さすがのアメリカでも、10日から14日の入院になるとか
昨日の患者さんは、15時間もの大手術
67歳、と若い方でした

ちょうど先日の院内研修でこの手術をする外科医がプレゼンをしてくれたので、術後の管理などイメージできてよかった
ドレーンがみっつ
Hepatico-jejunostomy部分の前と後ろに一本ずつ、これが右側に出ます
Gastro-jejunostomy付近からの一本は、左側に出ます

このうち、右からのドレーンの排液には特に注意、と言っていました
食事が始まるようになると消化液の分泌が増え、吻合が上手くいっていない場合は漏れてドレーンの量がふえるのだとか

夜の2時にリカバリから帰ってきた患者さん
血管内脱水のための低血圧と電解質の補正をしつつ朝になりました
順調に行けば、その日の夕方には一般病棟に移っているでしょう

もう一人の受け持ち患者さんは、あのCPRの患者さん
左の横隔膜が動いておらず、また挿管されちゃいました
今は、リハビリをしつつ呼吸器からの離脱を目指していますが、多分気管切開になると思います
問題の心臓は…NSR
ちゃんと規則正しく動いていましたよ!

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August 18, 2009

美味しいフォー

Pho

フォーって、けっこう手軽にできるんですよ
ホタテやえびなどの好きなシーフード
野菜は、白菜とたけのこ

スープは、自分で取った鶏がらだしなんて、サイコー
ですが、時間が無いときは市販の中華スープで十分
お鍋にこのスープとナンプラー、お塩、こしょうを入れて煮立たせます

そこに、シーフードをぽんぽんっと放り込み

フォーを加えてできあがり!

忘れちゃいけないのが、香草
このなんともいえないエスニックな香りがたまらない
こちらのフォーには、バジルやもやしなども入っていますから、香草が苦手な方はバジルでもOK

つるつるっと食べちゃいます

↓↓職場の同僚が教えてくれた、美味しいフォー(安いでしょ~)
Pho_noodle


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August 17, 2009

オバマ大統領の保健医療改革(英語、分かりやすいです)

アメリカに留学して、一番苦労したのが保険制度を理解すること
日本に生まれてから、保険証を持って病院に行き医療費は国が払ってくれる制度の下で育った私には、アメリカのように

自分で保険を買う、
保険が買えなければ自費で払う
医療費を払うために、車も家も処分しなければならない
救急車で15分の病院に運んでもらったら、あとから800ドルの請求書が来た!

という制度が理解できなかった
概要が分かるまでには、実際に生活しながら何年もかかった
ただ、5年経って日本に帰ってみると、日本でも医療費は予想を超えて高騰し、アメリカと似たような状況になりかねない現実があることにも驚いた

オバマ大統領は、この保険制度を変えようとしている
それは、4千6百万人という想像もできない人数の国民が、保険を持っていないことが原因
4千6百万人は、だいたい人口の14%
その保険の無い人たちが緊急で医療が必要になった場合の医療費は膨大なもので、実は見えないところで一家族あたり約900ドル(10万円)程度その医療費の負担をしているのだそうです

議論がどうなっているのか、詳しいことはなかなか伝わってこないし理解するには難しい
ただ、この保険の問題は自分達の身近なところに迫ってきているんです
保険料の一部は雇用者が負担します
ただ、景気が悪く解雇されると → 保険料を払ってもらえなくなる → 自分では全額保険を払えない → 保険は買わない
ウチの病院のように保険会社が母体の病院は、保険加入者そのものが激減 → 病院の収入が減る + 無保険の患者が増える(保険の無い人の病院側の医療費負担は大きい)
という悪循環
病院の経営が厳しくなれば、当然職員を解雇 → 私の仕事だけではなく、最悪職も無ければ保険もない、ということになりかねない

つい3日前にモンタナ州で開かれた市民と大統領の会合のビデオ
これなら、私たちにも理解できるように説明されていた
http://www.whitehouse.gov/issues/health_care/

ホワイトハウスのサイト、From the Press Ofiiceという動画覧のPresident Obama Holds a Healthcare Town Hall in Montanaというタイトルです
英語も理解しやすく、勉強になります

大統領が主に訴えていたのは三つ
一つ目は、保険をかけている私たちを保険会社から守ること
どういうこと?と思うかも知れませんが、
アメリカでは実は病気になっていよいよ保険が必要になってから、保険会社から連絡が来て保険をキャンセルされる、という追い討ちに合うようなことがおきます
実際に例として挙げていたのが、癌と診断された男性が、化学治療にかかる費用を負担してもらおうと保険会社に連絡したところ、契約をキャンセルされた話
以前保険を契約したときに胆石がある、と申告しなかった、というのが理由
ただし、契約時点では胆石はまだ見つかっていなかったのだそうです

こういうケースが、3つの保険会社だけをみても過去3年で2万件もあったのだとか
大統領は、自分の母親が乳がんになったときも同じようなことになりかねなかった、と話しています

二つ目は、既往歴があるからという理由で保険に加入できない、という「差別」をなくすこと
保険会社が「いくらまでなら払う」と上限を決めるのではなく、こちら側が「いくらまでなら自己負担する」と負担する側の上限を収入によって決めるのだそうです
病気になったからといって、破産することはないのだ、と大統領は言います

三つ目は、健康診断にかかる費用を保険会社が払うようにすること
病院に行って治療するよりも、病気になる前に予防するほうが医療費がかからないのは周知の事実

これは、Socialized Medicine(医療社会化制度)ではない、と力説
改革は、80%合意の段階まできているそうです
あともう少しという今、反対派が大きな抗議運動をしています
90年代にクリントン元大統領が国民皆保険を提案したときも、このような反対運動で結局つぶれました
ジョンソン大統領、ケネディ大統領がメディケアを提案したときも反対運動が強かったが、これは反対派が改革に賛同する人たちの"fear"恐怖をあおりたてているだけだ、と言う大統領
アメリカ人は、「個人の権利を守るため」には、日本人である私の想像を超えるほどの強い感情を抱きます
だから、今回の改革でも、
今まで保険を持っている人は、それをそのまま保持できること
保険が無く政府に頼らざるを得ない人でも、自分に合ったタイプの保険プランを選べること
など、個別性を強調しています

このままのやり方を続ければ、
保険料金の上昇率は、給料の上昇率よりも3倍の速さで進んでいる今の現状が、もっと悪くなるだけ
たった一日で、新たに1万4千人の国民が保険を失う
次はあなたかもしれない、と

Change はワシントンから始まるのではない、あなた方一人ひとりから始まるのだ

なーんて言われると、さすがもと弁護士
説得されちゃいますね
新しい政策も、こうして私たちに分かりやすく説明してくれると「賛成しよう」とか「それでも反対だ」という自分の意見が出てきます
それで議論されて決まったことならば、自分の意見と違っても、やみくもには反対できなくなる

医療費はこれからも高騰する
保険の無い人は増え続ける
何もしなければ、税金となって国民にのしかかる
もう、打つ手がない、ここで歯止めをかけなければ、という瀬戸際のアメリカの医療制度
たとえ上手くいかなかったとしても、何もしないよりはマシ、というところまできているんじゃないのかなぁ

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August 16, 2009

日本人ナースの会 もうすぐ4周年

3年続いたらすごい、と思っていたナースの会
実はもうすぐ4周年!!!

アメリカに留学してから英語学校や大学生活、大学院、就職活動、実際に就職という経験をとおして、何一つ人の助けを借りずにやり通せたことなんてないんです
いつも、たくさんの人に助けられながら乗り越えてきました

自分が一人で体験して得たコツややり方を
日本人のナースの会を通して分かち合えたら、これから進学や就職をがんばる日本人達の参考になるかも、と思って始めた会でした

今、一番の問題は就職難
就職先がないんですっていう話で、今日の会ももちきり

そうえいば、大学を卒業しようとしていた98年頃、指導教授に言われたっけ
「就職難だから、もっと積極的にならなければダメ、アメリカ人はもっと積極的だ」と
ただ、これはあんまり参考にならないアドバイスでした

「積極的になる」って、具体的にはどういうことは分からなかったのです
分かります?

今なら、分かります
アメリカ社会で働いてみて、やっと・・・

今日も、会のメンバーについ、力説しちゃいました(ゴメンネ)
例えば、募集をしていなくてもとりあえず履歴書を出す
マネージャーの連絡先が分からなければ、代表番号にかけて留守電につないでもらう
ボランティアなど、ナース以外の職種でその場所に入り込んでいるならかなり強いです
雇う側も、すでに環境や業務に慣れていてボランティアとしての就業態度が良ければ、当然どこの誰とも分からない外からの募集よりは安心して雇うことができます!
それに、オリエンテーション期間も短くていい、ともなれば経費削減
一石二鳥

一回断られた所でも、「今後のために、是非」と、とにかく履歴書を置いてくる

それから何の音沙汰が無くても、また連絡をとってみる(失礼、だなんて思わずに)

経験者優先、というところばかりのようですが、どうしても看護師としての経験を積めないならば、ボランティアやアシスタントなど他の職種でもOKです
病棟で事務職をしていて、看護師免許を取った翌日から看護師として就職した同僚も知っています

こういうのを、指導教授は「積極的」と言っていたのですね

残念ながら、ウチの病院でも全てのポジションはフリーズしています、とは言っていますが、
おととい新しいアシスタント・マネージャーに握手されました
必要だったら、雇うでしょう
時期的に難しいとは思いますが、そして何度も断られて辛いとは思いますが、会のメンバーにはがんばって欲しいです

耳寄り情報があったら、お知らせしますね

…こういうときこそ、進学っていうテもあります
あと2、3年経つと、就職状況は変わってくると思うのです
それまでに、取れる学位、免許、認定を取っておくのも、就職を有利にしてくれるはず!

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August 15, 2009

代謝性アシドーシスと抜管

以前に、代謝性アシドーシスで抜管して再挿管になり、なんだかんだいわれたっけ

あれ以来、抜管の判断には慎重になっているワタシ
先日の院内研修でも、実はウチの病院は開胸術後の抜管時間が遅いが結果術後の経過がよいうえ、挿管に伴う合併症も報告されていないので、焦って抜管することないのではという報告があった

そーでしょ、そーでしょ
またすぐに再挿管になるのって、患者さんの負担も大きいんじゃないの、と思ってしまう

で、また当たった、代謝性アシドーシス
pH 7.26で、HCO3が18

11時に引き継いだとき、今からSodium Bicarbonate(炭酸水素ナトリウム)を投与して様子を見る、という話で、医師からのオーダーが出るところだった
レポートが終わって12時近くに投与
その2時間後に血ガスをとったら、まだ代謝性アシドーシス
pH 7.26で、HCO3が18、と全く同じ値

この時点で、昇圧剤も2種類使っていた…Phenylephrine(ネオシネジン)とドパミン
除脈気味で、HR 50代
胸腔ドレナージからは、この1時間で90ml出始めた・・・術後8時間たってからにしては多い

それで、医師に報告
こんな状態なので、抜管は待ちます

ちょっと、イラっとされた
「まだ、抜いていないのか!12時にBicarbを投与して直後に抜けって言ったはずだ」

無茶な・・・
ワタシは、いやだ

何がイヤって、もう一人実は術後の患者さんを抱えている
それで再挿管なんて、手が足りない
なんちゅーアサイメントだっ

しょうがないので、医師からの「抜管するように」というオーダーをもらって(口頭指示ではなく、記録に残る指示、コレ大切)、呼吸器セラピストに連絡
どうしたことか、それから40分も経ってセラピストが抜管に来た

抜く前に、もう一度MIF & VCを確認したい、とセラピストが呼吸器をはずす
すると、患者さんの呼吸が浅く早くなった
次の瞬間に、顔面蒼白になり血圧が70/まで落ちる
Aラインの血圧測定だったので、腕にあわててマンシェットを巻き確認すると、78/
おい、本当かい
すぐに呼吸器をつなげてもらった

そのときは、血圧は50/を表示
まずぃ
隣の部屋のベテランナースを呼ぶと、彼女はすぐにペースメーカーをスタートさせた
さすがっ

呼吸器と血圧は見ていて、ペースメーカーのことは頭から消えていた
冷静なときは、へーシングも考えるけれど、急変のときに忘れたりして
やっぱり、まだまだ

医師に連絡した
この時の胸腔ドレナージは、30分で80mlになっていたし、この調子ではこの1時間で100mlを超える
前の時間の90mlと合わせても、多すぎる
出血傾向はないのに、おかしい
まだ、抜管はしたくなかった

のに、病棟に現れた医師は、かなり不満げ
「なんで、抜かない!」

抜けないです、ドクター

「だから、12時に抜いておけばよかったのに」

・・・それって、もっと危なくないですか?(とは、言えなかった)
もう少し覚醒したら、抜きます

そこで、自分の休憩時間になった
休憩交代のナースに、自分が休憩から戻ったら抜くから、と伝えておいた

ら、
休憩から戻ったら、抜管されていた
うぉ~、早い

あのあと、また医師に「抜管しろ」と言われて、そのまま抜いたのだそうだ

これが、おとといの話
昨日出勤したら、まだ病棟に居た
受け持ちになれなかったから詳細は分からないけれど、まだCVICUに居たということは状態がいまひとつ安定していなかったのだと思う

代謝性アシドーシス
解決策は挿管ではないので抜管してもOKだとしたら、
以前に再挿管になって怒られたのは、なんだったのだろうか

結果がよければOKで、結果が悪ければNG
次はどうすればいいのだろう

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August 14, 2009

China Revealed

China
http://dsc.discovery.com/convergence/atlas/china/china.html

Netflex 二本目の映画
中国旅行に行く前に中国関連の映画をたくさん見たという人が、これが一番よかった、とコメントしていたから
はい、9月に中国旅行計画中

2008年オリンピック前の撮影のようでしたが、オリンピック女子体操に実際に出た女の子もチラリと映っていました
中国の底力を感じた映画
国の人口が多いっていうのは、いいこともあるんだ
日本のように次世代がいないというのは、国が発展できないと思いました

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CPRの患者さん

先日、CPRから脳障害になった患者さん

再び受け持ちになりました
すごく回復してくれていて、ちょうどその日呼吸器もはずすことができ、その後も呼吸状態は安定
こちらの言うことも簡単なことなら理解できるようになり、家族には「電動ハブラシ」を持ってきて欲しいと言ったそうです

脳の障害は残っているのですが、暴れたり怒ったりすることもなく
もともと穏やかな性格だったんだろうな
そういえば、心停止の前にすこーしだけ目を開けたとき、こちらの声かけにウンウンとうなづいて
手術後でもうろうとしてタイヘンな時だろうに、なんだかいい人そうだった

まだまだ、血尿や肺炎もあるのでCVICUにもう少しいることになると思うけれど
今は、経管栄養も始まっているのでこのままリハビリを続けていけば、また穏やかな日常生活が送れるようになるかも知れない
何より、家族の顔が分かって、家族と何気ない会話が普通にできれば、いい
自分が家族だったら、そう思うだろうな

でも、同僚がちょっと話していた
家族は、病院を訴えるかも知れない

本当なんだろうか
心臓のような大きな手術で、後遺症が残るかもしれないとか、もしかして命が助からないかもしれないというリスクの説明を受け同意書にサインしても、訴えたくなるのが家族の心情というものなんだろうか
やっぱり、手術の後は元通りに元気に歩いて家に帰るように「治して」もらわないと、納得できないものなのだろうか

病院の訴訟担当の人の話を聞いたことがあるけれど、病院には相応の対応をする人達がいて、
訴えを起こされる前に何度も話し合いをし、家族に説明をし疑問な点に答えていくのだとか
私があの時患者さんの一番近くに居た
でも、私の知らないところでいろんなことが起こっている

原因は、手術でのペースメーカーの入れ方なのか、
その日新しく導入したペースメーカーのワイヤーそのものなのか、
その後のペースメーカーに問題があってもすぐに再開胸しなかったことなのか、
それとも、心停止になってからの私(達)の対応に問題があったと追求されるのだろうか
わからない

人の命を守っているのか傷つけているのか、紙一重

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August 13, 2009

ギターさんに助けられた~

フラメンコのクラス 
レベルIIの後に引き続いてある、振り付けのクラス

ジャズでもスウィング・ジャズとかモダン・ジャズとかいろいろ種類があるように、フラメンコにはいくつもの曲想があって、それぞれに特徴がある
今練習中の曲想は「ブレリア」
フラメンコの中でも、ノリのいい曲

ノリで踊るもんだから、見ているとなんかカッコイイ
先生が、『ドス ウノ ドス トレス!』と数を数えて、タン タン トン タン!と軽快に体をかがめてステップを踏む
両手が中をつかんだかと思うと、サッと左の腰に落ちる

ワタシ、もう わかんない
この一瞬に何が起こったの?
それ、「やれ」ってことですか??


右 右 のステップまでは「見えた」けど、あとのトン タン!の部分は、左?右?右足が前に跳ね上がって、次にスッと引っ込んだような
スローモーションかけてくれ~

そんな時、ギターさんがノッてきたのか手拍子しながら自分も踊りだした
へろへろと軽くステップを踏む
みぎ みぎ ひだり みぎ

な~んだ

不思議
テンポは一緒なのに、へろへろステップを踏むとなんでもない、いたってシンプルな足
「ひだり」の時に右足を前に蹴りだして、次の「みぎ」で引っ込めて踏めばいい
それを、先生のようにフラメンコらしく機敏にサッと蹴りだしてポーズをとると、踊りになる

12から始まって、10で終わる
そのコンパスさえ合っていれば、自分の好きなステップを組み合わせて踊るものらしい
「やってみた人いる?」と先生
ギターさんがへろへろ踊ったようにノリで楽しく踊れるようになるのは、いつの日のことやら…

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August 12, 2009

Slumdog Millionaire

Sdm

http://www.slumdogmillionairemovie.co.uk/#/video/

Netflex一本目の映画
小説が元だったんですね

子供の頃のインド人のイメージ・・・カレー好き
私の周囲に居るインド人のイメージ・・・数学が良くでき頭がいい(が、我が道をどこまでも行く)
映画を見てのインド人のイメージ・・・けっこう共感できる人種

Bollywoodダンスがかっこいい、と思う方、その魅力について熱く語ってください

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August 11, 2009

Blu-Ray 登場

For_movie


映画
ここ数年、借りていない
返しに行くのを忘れるのが、怖い

映画館
最後に行ったのがいつかすら、思い出せない
たしか、ラストサムライ、だったような

最近見た映画
ディズニーの カー、その前がディズニーの ニモ
幼児の母か?
これらは、クリスマスのときにもらったコピーもの

それが!
ブルーレイ、登場しちゃったんだなぁ
そして!!
Netflexにはいっちゃったんだなぁ

家の郵便受けに、DVDが届く→見る→DVDを専用封筒に入れてポストに投函→次の映画が届く→見る→ポストに返す

なんて便利なシステムなんだろー
仕事が無ければ引きこもりになるだろうワタシに最適
映画は趣味じゃないけれど、ハマりそう

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August 10, 2009

Cream Puffs (シュークリーム)

Cream_puffs

これは、病棟に持って行ったらものすごい勢いで無くなりました
多分、ひとり2個は食べたと思いますよ
"tisaneが持ってきたって言っていた、なんだっけ? あれ、ボクまだ食べていないのにもう無かったよ"
と言ってきたナースもいたし
っていうか、ちゃんと「クリームパフ」って言ったのに
↑↑結局、口に入るものなら何でもいい

っていうか、そーいうことは責任持てません
食べたかったら、患者さんを放っておいてでも 自分のお皿に確保しに行く、コレ私たちの世界では常識(←どんな?)

仕事中のおやつは、なんでも美味しい
普段まずすぎて食べないものっていう食べ物がアメリカには存在するわけで、そういうものでも、ありがたくなる
…くらい、私たちは飢えている
一般病棟で食事介助をしながら、自分のお腹がグー(病院食でも、きざみ食でも、おいしそぉ~~)
自分の休憩時間まで、時にはおトイレすらガマンする

この日は、ICUで看護師が足りず借り出され(フロートさせられ)ました
ICUは、シフトのはじめに誰かがコーヒーをいれるのが習慣で、コーヒー好きが多いのかいつも美味しいコーヒーが飲めるのです
シフトが始まって、すぐ飲む私
手伝いに行っている身で、堂々と飲む私
入れてあるのを飲むだけじゃない、催促もする私
いかん、いかん、また「飲む」話になってきた

ICUは、こわ~いチャージナースと瀕死の患者さんのケア、という状況を抜かせばとても良いところで(抜かしたらICUじゃない、か)
コーヒーどころかポットラック(持ち寄りパーティー)があったり、誰かが何気なく「たくさん」食べ物を持ってきてくれていたり
そーいうのも、フロートでありながらまったく遠慮なくつまんで(=おかわりして)いたワタシ

出勤してからICUへフロート、と分かったのですが、CVICUの仲間には何も言わずに黙~ってシュークリーム山積みの箱と共にICUへ降りてゆきました
ごめんね、CVのみんな
今度何か持っいくから~・・・今度って、いつか分からない今度

これでやっと、ICUでの飲食し放題の罪滅ぼしが(ちょっとは)できたわけサ
いつも、ごちそうさまデス

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August 07, 2009

マカルーン

Macalon

マカロンが急に食べたくなって、衝動で作ってしまった

お菓子教室のメモを見ると、卵白にもろもろ混ぜたあと「トロトロになるまで混ぜる」とあった
ゴムべらで生地を持ち上げて、ぼったりと落ちるのは、混ぜ方が足りないのか
さらにがんばって、混ぜ混ぜ

マカロナーゼ 
っていう動詞がフランス語にはあるのだそうな
マカロンの生地を混ぜる動作

この混ぜ加減はものすごく大事、と痛感
一回目のマカロンは、見事大失敗
絞ったら、みるみる形が崩れて平たいせんべい
焼いたあと、ひび割れだらけ

二回目に挑戦
「トロトロ」になったその瞬間で、マカロナーゼはストーップ!

で、やっとなんとかなったわけです
あと一回、グルリと混ぜていたら、また失敗だったと思います
ハマるなぁ~、マカロン作り

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August 06, 2009

院内教育 ~Dear me~

年に一度の、院内研修の日
今年は、ICUとは切り離してCVICUだけでプログラムを組んでくれました
対象の患者さんがICUとは違って、心臓外科や胸部外科、最近じゃぁドサクサにまぎれて腹部外科も入るCVICU
ICUと一緒で表面的な講義内容になるよりは、かなり深めた学習になりました

一回のクラスのサイズも20人から半分の10人ずつ、とちょうど学習しやすい大きさ
単に、間違った答えを発言しても、あんまり恥ずかしくないってだけなんだけどね~
↑↑実は、学習過程ではこれ大事

実際に開胸手術をしている心臓外科医からのケーススタディーとか、腹部外科からのプレゼンとか、
医師がナースを教育していた大昔にタイムスリップしたかのよう、と一瞬思わせるような部分もあったのですが、やっぱり昔の「医師=講師、看護師(その時代は看護婦)=医師に教わる学習者」という構図とは、すでに根底から変わったのだとも感じました

どちらかというと、医師と看護師のコミュニケーション
医師側がどんな方針で治療していきたいのか、看護師に何を看て欲しいのか、自分達の治療にどんなふうに協力して欲しいのか、そういうことが分かるような内容

今は当たり前になった、専門看護師や看護教育担当者からの講義もありました
敗血症プロトコールと感染管理

敗血症プロトコールって、みなさんの病院ではあるかしら?
プロトコールの始まりは、感染が疑われる症状の発見
体温が36度以下、または38度以上
心拍数が90以上(ただし、βブロッカーなどを使用している場合は、症状が出ないので注意ですヨ)
呼吸数が20以上
白血球が12,000以上または4,000以下
意識状態の変化

これらのうち、二つでも当てはまるならプロトコールの開始です


感染管理
点滴等のライン類をつなぐとき、うちはアルコールを使用しています
アルコールで拭くとき、どのくらい拭いていますか?ささっと拭きますか?グリグリ拭きますか?

感染管理ナースからの指導は、「15秒かけて拭き、15秒間乾かす」

時計の秒針を見つめて、15秒を2回、何もせずじーっとしていて下さい
よ~い、始め!

(読み進んではいけません、15秒です)

(まだ読み進んではいけません、あと15秒です)

ホントに、やった?15秒 & 15秒
やってないでしょっ

そうなんです、15秒っておそろしく長い
こんな時間、無いです!
って、反論したナースもいた…

そうしたら、「病院の基準は30秒です・・・30秒って言っても、誰もやらないでしょ?だから15秒って言っているんです!!」
気の強い感染管理ナースに反撃されていました

15秒、退屈しのぎの方法
ハッピーバスデーの歌を、2回続けて歌う

♪Happy birthday to you~  Happy birthday to you~ 
♪Happy birthday DEAR ME~
♪Happy birthday to you~ 

(はい、もう一回)

今回は、時計とにらめっこしてみた?
アルコールで拭くときは、15秒ですよ
自分にハッピーバースデーしてあげてください

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August 04, 2009

ガトーバスク

Gb_w


今日は、ご近所のお友達の家へコンピューターのお手伝い
「お友達」とは言っても、彼女は70歳
最近ご主人が他界され、一人暮らしになったのを機に息子さんにコンピューターをセットしてもらったのです

当然、英語
「日本語も使えるといいのになぁ~」とおっしゃるので、私の古いWindowsでよければとりあえず、とインストールしに行ったというわけ

彼女、アメリカに住んでもう50年でしょうか
お子さん達も自立して、ちょうどお孫さんが夏休みで訪ねて来ていました
12歳の女の子

彼女は日本人だけれどご主人はアメリカ人だったし、まして子供や孫ともなるときっと「いまどきのアメリカの子」なんだろうなぁ・・・

行ってみると、びっくり
とにかく背が大きい
私が161センチですが、それより5センチは高い
12歳ですよ、12さい
小学校6年生なのか、中学1年生なのか
クラスの中で背が高いほうなの?と聞くと、とんでもない、みんなこのくらいだ、と言うんです
そーなのかー こっちの学校って…背だけで負けそう(もう、学校行かないけど)

いまどきの子でしょ?グランマ(おばあちゃん)の家に居て、退屈なんじゃないかぃ?
けっこうわがまま言ったりするんじゃないかぃ?
と思っていたら、私がコンピューターをいじっている間、音楽聴いたりゲームしたりお友達と電話するどころか、
リビングのソファーで静かに読書
すごく熱心に読んでいます
へぇ~~~

それでまたびっくりなのが、おやつ(持っていったガトーバスク)を食べたお皿を片付けてくれようとするのです
お家でもお皿をさげるお手伝いくらいはしているのでしょうね、当然のようにすーっと
アタシがおかぁさんだったら、大助かりだね

極めつけのびっくりが、
玄関に続く15段くらいの階段を昨日洗った、と70歳のお友達
それをこの孫娘さんがお手伝いしたのだそうです
午後からは、グランマと一緒に散歩に行くそうです

よくできた12歳だこと
アメリカのいまどきの子だからって、固定観念で見てはいけないですね

あ、そうそう・・・ガトーバスク
その名のとおり、フランスバスク地方の伝統的なお菓子だそうです
この前習ってすごく美味しかったので、さっそく作っちゃいました
切るとこんな感じ、カスタードクリームの層があるんです(見えにくいが)
その上にジャムの層を重ねて習いました
ジャム入りもまた美味
もともとはカスタードのみ、ということで、今回はカスタードだけで作ってみましたが
すごくシンプルでありながら風味が合って、またまたコーヒーが進みます
カスタードに合うチェリーのジャムなどが、いいみたい
Gb

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August 03, 2009

CPRその後

この患者さん
休み明けにまた担当になりました…内心、まだ居てくれてよかった、というのがホンネ
助からないかと思っていた

命は助かってはいたものの、いまだに心拍は100%ペースメーカーに依存(今度は壊れるなよっ)
呼吸器がついたまま
昇圧剤の点滴はとりあえず必要なくなっていました

最大の問題が、Hypoxic-ischemic Encephalopathy
低酸素による脳障害
CPRの前や途中に、脳に十分酸素がゆきわたらず脳障害を起こしているようなんです
目が覚めない
体の筋肉が時々激しく動く(脳幹部の障害により起こります)
脳神経科からコンサルテーションを受けて脳波をとりましたが、この筋肉の動きは痙攣ではないということです

なんかなぁ・・・命が助かったのに、意識がない
もう、手術の前のようには戻れないのだろうか(実はそういう患者さんも時々います)
やっぱり心臓の手術っていうのは、大手術

次の日も出勤すると、また受け持ちになっていました
が!
ちらっと部屋をのぞくと、救急カートが置いてある
なにか、急変したんだ
どうやらペースメーカー依存だったのが、心房細動で頻拍になったのでカーディオバージョンをしていたのだそう
それなのに、受け持ちはこの患者さん一人ではなくもう一人←ありえない!こんな危険なアサイメント
はっきり言って、断りました
今度こそ何かあったら、責任取れません
一人ならともかくもう一人受け持ちの患者さんがいるなんて、このもう一人の患者さんに何かあってもどうにもならないし

それにしても、脳障害だなんて…気になって調べてみました
これは、NYの報告
6ヶ月で3,243人のCPRを受けた人を調査

病院での蘇生後生存率は、30%
病院外では1.4%のみ

1.472人がCPRをしたものの、助からず
235人は、助かったものの意識は戻らず
(意識が戻らない人って、多いのですね)

124人は意識が戻りました
そのうち61人は、CPR以前と同じレベル
28人が中程度の障害
36人が重度の障害が残ったそうです
(障害の残った人の割合も、思ったよりかなり多いです)

CPR開始から12時間以内に覚醒した人の死亡率は、25%(4分の1もの人が、結局亡くなっています)
大脳皮質除去 (Decorticated) が見られた患者さんは、生存率が(たったの)7%

CPR後の予後が悪いのは、
動向反射が、CPR開始後6時間以上見られない場合
48時間以内に、何らかの神経症状が見られる場合
3日以内に、異常な脳幹障害の症状が見られる場合(例えば、痛みに対する反応がない)
年齢が70歳以上
1週間たっても脳波で反応が見られない (burst suppression or an isoelectric EEG) 場合は、死亡率が100%

なんだか気の重くなる統計です
この患者さん、70歳以上だし
動向反射はあったものの、他の症状は出ているし
詳しい脳波検査の結果は分からないけれど、どうだったのだろう

前の日受け持ったときには、ベッドサイドで話しているとこちらに顔を向けるような反応もあったりして
気のせいかと思ったけれど、医師も「聞こえているみたい」と
ペースメーカーの合間に、フュージョンビート(自分自身の拍動)もあったし・・・でもそのあとA-fibになっちゃったけど

どうか今日は目が覚めていてくれますように!


The 5-minute Neurology Consultation
D Joanne Lynn

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