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April 30, 2009

こういう処分の仕方って・・・

こないだっから、内輪の恥をさらすように
検査値を読み間違えたら、いきなり辞めさせられた、とか
患者さんの安全のために、受け持ち人数について発言したら急に停職になった、とか書いていますが
今度のは、格段に信じられないです
よくもこんな理由で人を辞めさせられるものだ、というくらい
その理由が

職務中に、私用でコンピューターを使ったから

休憩時間60分までなら、使ってもいいんですって
それを超えると、よくないのだとか
まぁ、仕事中にネットっていうのはよくないけれど、ログオフしていなかったり、なんてこともあるでしょうし

しかも、この先輩だけじゃないんです、ちょっと患者さんが落ち着いているときにネットを開くのは
他にもやっている人はたくさんいる
ただ、他のナースが忙しければ、ネットはしません
お互い手伝います

じゃあ、ネットじゃなくて新聞読んでいる人は、どーなの?
ですよね
患者さんが落ち着いているとき、tisaneはネットはしないけれど専門誌読んだりしています
あ、あと看護協会新聞とか ←思いっきり日本語
ネットは、何分ネットしてどこにアクセスしたというのがすべて分かるからバレるのであって、もしtisaneがお料理の本を読んでいてもそれは管理者の知るところとはならないわけで、
それじゃぁ、ハイテクな人ほど損をしちゃうってこと?

まぁ、この先輩の場合「ネット」というのは管理者の言い訳で、本当の理由は他にあると思います
この先輩も、患者さんやスタッフの立場に立って発言する人でした
管理者に意見をするから、辞めさせられたのだと思っています
周囲のナースや医師からは、臨床能力もあるので信頼度100%だったのに
出る釘を打つどころか引っこ抜いて、どうするんでしょう、その穴?
tisaneの能力では、クリティカル・ケア13年のキャリアはとても埋められません
こういう人には上手に話して、上手に使ってゆけばよいのに…管理者も

朝、病棟を出ようとしているときに、この先輩が警備員二人にエスコートされて労働組合の人と一緒に病棟に上がってきたんです
警備員がついていた理由は、この先輩が他のスタッフナースと余計な会話をしないように監視するため
もちろん監視するように命令したのは、管理者です

こ、こんな光景、見たことないです
警備員が登場するのは、見回りのときと患者が暴れたとき
ベテランナースにくっついて来るとは、どう見ても異様な光景

先輩がしゃべれないものだから、一緒に来た労組の人がみんなに何が起こったのか手短に説明しながら、「一緒に立ち上がりましょう、こんな扱いはおかしい」と言っていました
ストライキは、今病院と労組の契約が成立したばかりなので向こう2年はできないのだそう
ただ、警告や注意もなくいきなり解雇というのは、もうたくさんです

次は自分かも、という不安がつきまといます
今日で、仕事最後かも、とも毎回出勤するたびに思うようになりました
病欠の電話もできない(権利が保障されているにもかかわらず)
きっと、私の患者さんが昨日急変したから、何かアラを探されて理由をつけて辞めさせられるのではないか、とも思うし
これって、パワー・ハラスメントではないですか

日勤からいきなり夜勤に戻されたAちゃんは、労組と人事と管理者とミーティングをしたばかり
「きっと、労組を呼んで『いきなり日勤から夜勤に戻されるのは不当だ』と抗議したから、ワタシも(解雇)リストに載っている」と本気で心配していました
先輩いわく、

Shit List

言葉がきたなくて、ごめんなさい
でも、本当にブラックリストが存在しますよ

今日の夕方、この先輩と労組とナースでミーティングを開くと言っていたので、その行方を見守りたいです

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April 29, 2009

手が動かないってこと、あるんだ

左手が動かなくなったのは、患者さん
脳梗塞、第一発見者になったのは、生まれて初めてデス
すでに診断されて、入院している患者さんばかりみているものだから、一瞬自分のヘルスアセスメント能力が信じられなかった

2時に体位を変換したときには、ちゃんと両手で枕を抱えていた(開胸術後なので、枕を抱えて胸骨を保護してもらいながら体の向きを変えるんです)
3時50分に2回目のヘルスアセスメントをした時に、「手を握ってください」とお願いすると右手だけ握る患者さん
動きますか?
触っているの、わかりますか?

首を横に振る患者さん(まだ、呼吸器につながっている)
この質問、5回くらいしちゃった
だって、本当に左手が動かないなんてどうしても信じられなかったから
患者さん自身のほうが、信じがたかっただろうけれど

もともと弁置換で昼過ぎに帰ってきた患者さんだった
挿管チューブを抜こうとトライアルしたけれど、血ガスが悪くて準夜勤では抜けなかった
夜中に全身アセスメントしたときには、何の異常もなくただ眠そうだったので2、3時間休んでからまた抜管の準備にかかろう、と計画していたのだった

左手の麻痺と血圧上昇以外は、異常はみられなかった
異常を発見してからは、もうバタバタ
医師に連絡して、ニカルジピンの点滴を始めて…
緊急でCT室に連れて行く準備をして

呼吸器のついた患者さんをどうやってCTに連れて行くのか
連れて行けるものなのか

まずは、呼吸器の設定を自発呼吸のみに切り替えて、ラインやモニター類の準備
呼吸が安定してたので、呼吸器セラピストによるアンビューバッグでの換気に切り替えて搬送
CT室に行くと、もう一人のセラピストが呼吸器を準備して待っていてくれました

移送中は動脈血ラインによる血圧測定もできず、頼りは心電図のみ
血圧が上がり過ぎないか、下がり過ぎないか
心臓の手術の直後だし、途中で何かあったらコード・ブルーだな、と言い聞かせて出発

緊急のCTだから、急いでCTをとらなくちゃ、とアンビューを押すセラピストと私だけで搬送しました
日勤のアシスタント・マネージャーに聞いたら、「ベッドは最低二人で押すもの」なのだそうです
自分たちの腰を痛めないように
リーダーのナースが、リフト・チームなどになんとか掛け合ってくれたようですが
結局搬送を手伝う人員はおらず、またセラピストと二人でCT室からCVICUへ重いベッドを押しながらもどりました

自分の体だけじゃなく、実は患者さんの安全のためにも、よくない判断でした…何も起こらなかったからよかったけれど、これで急変していたら完全に人手不足
でも、「二人そろうまで、CTに行かなくてもよい」というのは、知らなかった
CTをとるのが遅れたら、医師の「緊急」という指示に従わなかった、ということで処罰の対象になるのかとばかり思っていた
それで、搬送係りが来なくても、搬送してしまった

CTから戻ってから、リフト・チームの一人が部屋に来て「CTへ行くのでしょ?」だって
あきれて、声も出なかった
報告書を書いておきました
内容は、「人手が足りない中で移送をしたので、私自身が安全ではない労働環境下におかれた、怪我をする可能性があった」というもの
いちナースの私がいちリフト・チームに「これからはもっと協力してください」と文句を言ったところで、何も改善されない
また同じようなことが起こったときに対応できる人員や体制を整えておく必要がある
たとえば、夜勤管理師長がリフト・チームに連絡すれば、チームは他の仕事を後回しにしてでもすぐに手伝いにくる、とか
すぐに、ですよ、すぐに!
あーの、こーの言って、15分経っちゃうんじゃ
緊急のCTとは言えませんから

患者さんの移送で体力使い果たしたのもあるけれど、なんか後悔の残る日です
2時にはちゃんと動いた両手
4時に麻痺を発見するなんて、なんで3時にたたき起こしてみなかったのだろうって
本当は3時に起こして心電図をとって、無理やり呼吸器の設定を自発に変えてみようか、と頭をよぎったのです
ただ、ちゃんと夜は寝かせてあげるのも、看護だし
休息をちゃんととったほうが、そのあとの呼吸器からの離脱もスムーズなんです
2回目のアセスメントは4時にすることになっているし、と「休息」のほうを優先させたんですね
しかも、3時にはもう一人の患者さんのことで外科と連絡を取ったりで、こちらにかかりっきりになったこともあるんです
でも、休息させることよりも、業務優先で患者さんを起こして心電図をとっていたら、もし3時にすでに異常があったとしたら早く発見できたのかも、とも思うのです
まぁ、その時点では血圧も上がっていなかったので、梗塞が起きていたとも考えられないのですが…

だ・か・ら
まだ抜管していない患者さんはなるべく一人受け持ちのほうがいいんです
しかも、リーダーのナースは他のナースの休憩交代をしていて、全くヘルプできるような状態じゃないし
以前のように、少しゆとりのある人員配置じゃないと、クリティカルケアの場合は危ないです

なんてここで言っても、マネジメントは全く逆の方向に動いていますからね
人員は削られる一方です
今日の帰り道、ショックすぎる出来事発覚
続きは、次のブログで

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April 27, 2009

魔法のバルサミコ酢

Strawberry_yorgult


いちご
こちらでは、スーパーにたくさん並ぶようになりました

今年の1月に初めて、「アイスクリームにバルサミコ酢」というものを口にしたけれど、なんとも言えない大人のお味
クセになります
って言っても、すぐには真似のできないしろもの
なにせこのバルサミコ酢ってーのが、30年ものなんだとか
それを、自家製アイスクリームにかけるのだから、美味しいはずよねぇ~オクサマ
○ーゲンダッツとうちにあるバルサミコじゃぁ、こうはいかないわよねぇ~オクサマ

ところが、あの味も夢ではなかったのですっ(鼻息あらい)
と~っておき、をご紹介します!

いちご に お砂糖 をかけて 混ぜ混ぜ
そこへ、バルサミコ酢 を たら~り

これだけ!!

土曜日に、いちごを使ったお菓子を習ったのだけれど、その時に先生に教えてもらいました
「あまったいちごでネ…」と

そこに、タイムなどのハーブを入れても、なお美味しいのだとか

写真は、カスピ海ヨーグルトにのせたもの
実は、写真にはうまく写らなかったソースの部分がヨーグルトとマーブルに混ざり合って、バルサミコとお砂糖の甘さとで絶妙なバランス
んもぅ、これは食べてみて、としか言いようのないお味!
夜は、やっすいバニラアイスクリームに添えてみましたが、なんだか別物の高級アイスクリームのようでございましたワ

・・・しばらく、やみつきますっ
お酢は体にいいしね~ ← 砂糖の存在は無視かぃ?

お菓子の教室で使った、つみたていちご
Strawberry


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April 26, 2009

日本人ナースの会

ナースの会って、行くたびいろいろと教わることばかり
ヘパリン点滴でやめさせられた同僚のことで、厳しい処分だと思っていたのは甘かったと知りました
あちこちの病院でも、もっと厳しい理由ですぐに(解雇の前の段階無しに、いきなり)解雇されている現状もあるよう

実は、昨日ある先輩からのいきなりの電話で、ちょっとビビッていたtisaneです
「ベテランのGさんが、停職だって」

患者さんの状態が悪かったので、ベテランGさんは「次のシフトでは1:1(一人受け持ち)にしてください」とマネージャーに提案したのだそう
ところが、同じときに別の部屋でコード・ブルーがあり、そちらの患者さんが1:1の配置になった
ただ、1:1にする基準というのは、ナースが余っているからという理由ではなく、患者さんが重症だから1:1にするわけで
何人コード・ブルーの患者が出ようと、Gさんの受け持ち患者さんも状態が悪ければ1:1にする必要があります

ところが、「上」から厳しく予算カットを言われているアシスタント・マネージャーは、これ以上ナースの数を増やせないと言い張ったそうな(ナースは時給制ですので、一人多いとその分お給料を払うことになる)
でも、患者さんの状態があぶないから1:1にするように、とGさんも言い張ったそうな
どっちも譲らず、声を荒げて言い争いになったとか

それを、そのアシスタント・マネージャーは「上」のマネージャーにし、「看護師のGさんが、アシスタント・マネージャーの自分に暴言をはいた」と報告したのだそうな
それで、停職

隣の部屋の患者の受け持ちだったナースが、電話をしてきてくれた先輩
一部始終を聞いていた
いわゆるFワードで暴言をはいたのは、アシスタント・マネージャーの方だったとか
その時点で、管理者としてどうかと疑わしいが、Gさんは患者さんの安全のためを思って1:1にするように強くお願いしたことが、こうなった
という、なんとも悲しい結果

予算カットのしわ寄せが、患者さんにふりかかる

それより、先輩いわく「自分のライセンスを守りなさい」とのこと
きついアサイメントを(受け持ちをもた)されて、がんばって仕事を終えたとしても
後で何かのミスが見つかったときに、「無理なアサイメントだったから」という言い訳は通用しない、と
シフトが大変だったら、必ずそれを書類に書いておくこと、その書類を書くことを管理部に報告しておくこと、と
書類を書いておけば、後で万が一ミスがあったとしても
その責めは「ミスをした看護師」ではなく、その「無理なアサイメントを作った管理者」ということになるのだそう

実際に、ちょっと前に似たような状況があった
一人受け持ちにしたほうがよいと準夜勤のナースが助言しているにも関わらず、アシスタント・マネージャーは二人受け持ちにして夜勤の私に受け持たせた
ああいう時は、その書類を書いて自分のライセンスを守れ、という先輩のアドバイス

なんだか、不況の影響がこんな風に自分のライセンスを脅かすとは、考えてもみなかった
来月から6週間、新しい電子カルテ導入のため患者ケアから離れる
こんな時は、ちょっとでも離れておいたほうがライセンスを失うリスクが減ってかえってよいのかも知れない…

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April 25, 2009

ティラミスですよ~

Tiramisu

病棟の壁に、ちょっと癒され掲示板があるんです
そこに、毎月のお誕生日の人の名前が張り出されていて、あぁ~今月は○○さんかぁ、なんて
で、顔を見たら "Happy Birthday!" ってちょっと言うだけで、雰囲気和むんですよねぇ
毎月その掲示板のデコレーションも変わるんです・・・世の中にはクリエイティブな方もいるものですねぇ
アタシ、図工「2」でしたから

今月は、お世話になっているM先輩のお誕生日
まぁ、とにかくこの先輩のおかげでtisaneの受け持ち患者さんが何人救われたことかっていうくらい、マジでお世話になっています(汗

で、ティラミス、作りました
M先輩の好きそうなピンクのリボンを結んでみました

持っていくと、1時からお茶の時間ね!とうれしそうなM先輩
1時にハッピーバースデー♪を歌って、みんなで食べました

心が大海のように広いM先輩
みんなに分けて、家に持って帰る分がなくなっちゃうのかなぁ、とちょっと心配していたら
残った分はさっさと箱にしまい
I'll share ONLY with the people who care about it (my birthday). →私の誕生日を気にかけてくれる人だけと分けるんだ

の一言
意外…

とは言ったものの、やっぱりみんなで分けるんだろうなぁと思っていました
しかし、先輩の意思は固かった

朝、日勤の人が次々とやってきて、箱に目を留めても「tisaneがティラミス作ってくれたの~」と言うだけで、ティラミスはあげない
夜勤4人で居残ってちょっとおしゃべりしているところに、事務のおばさんが休憩に来てM先輩とすご~く仲良くおしゃべりしても、おすそ分けはしない
しかも、そのおばさん、ちらっと箱の中をのぞくじゃないですかぁ(すごい度胸)
それでも、M先輩は「ティラミス、食べる?」なんて勧めない
「tisaneがティラミス作ってくれたの~」とも言わないで、無視(こちらも、すごい度胸)

そこまで大事に食べてくれるなんて、うれしい限りですが

さて、今日はダコワーズのクラスに行ってきます☆
昨日まで、風引いて仕事休んでいました
仕事休んでもお菓子教室には行くって、どういう就業態度なんでしょうね…ワタシ

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April 13, 2009

自己学習 手当て

Aacn

前回のブログで待遇の悪化に文句をいったあとに、「自己学習手当て」なんてものを書くのも気が引けるのだけれど、そーいうのがあるんです

病院からは指定されていないような自主的に参加する講習に出て単位をもらうと、その単位数または時間数に応じて給料が支払われるもの
Educational Leave

この前は一日講習に行ってきたんだっけ…結構疲れた
もと同僚が、家で通信をやって得た単位も申請できるよ、家に居られるからお休みみたいでラクよぉ~と教えてくれた
Ed Leaveは時間数で示されるのだけれど、だいぶたまってきたので消化しなくてはなぁと思っていたところ
今のところ、めぼしい講習もなさそうなので自宅学習をしてみることに

普段購読している雑誌の記事の後ろに、時々テストが付いていてContact Hours 1.0などと書いてあります
このテストに解答して合格点をもらうと、1時間分の単位がもらえる、ということ

今月号のCritical Care Nurse
苦手な腎臓の話が載っておりました
急性腎不全と呼吸器について、だそうです
呼吸器を使っていると腎不全になりやすい、という話かぃ?考えたことも無かった
関連があるかないかは別として、この記事では腎臓の機能や呼吸器のことを詳しく説明しています
カラー絵つきがうれしい

全部で13問
全問正解をねらっていたけれど、一問間違えた~
「皮質ネフロンから傍髄質ネフロンへの血流の再分配に影響しているのは次のうちどれか」という質問
1.多尿
2.クレアチニンの上昇
3.GFR (Glomerular Filtration Rate) の上昇
4.ナトリウムの再吸収量の増加

私はGFR(一分間に糸球体を通る血液の量)だと思ったんですがね
単純ですかね

こたえは4
再吸収されたナトリウムの量が多くなると傍髄質ネフロンへの血流が増える、ということですかね
こっちも単純に「濃度」を一定に保つということでしょうか

こんな13問に1時間以上もかかったワタシ
やっぱり、腎臓は苦手なままです

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April 11, 2009

悠長に人員配置ができない

病院経営も大変なんだろうけれど、だんだんいろんなことが厳しくなってきて
例えば、以前はチャージナースが作っていた次のシフトの受け持ちは、アシスタント・マネージャー(副師長か主任のようなポスト)が決めることになった
アシ・マネはマネージャーからガッツリ言われているから、かなり無理なアサイメントを作る

昨日も、夜11時からのシフトに出て行くと、準夜のアシ・マネがニヤニヤしている
このニヤニヤは、あやしい…のだ
案の定、本来なら1:1で受け持つはずとスタッフナースが口をそろえて言うくらいの重症度の患者さんを、1:2にしてtisaneにまわしてきた
"tisaneは、よくできるナースだから"

出た、決まり文句
"tisane"のところを置き換えて、その日一番のハズレアサイメントのナースのきげんをとって、文句を言わせないようにする

文句を言うも言わないも、患者さんの状態を知らずには文句の言いようも無い
患者さんの状態を知るには、申し送りを受けるしかない
申し送りが始まってからでは、アサイメントの変更は難しい

どっちにしても、文句のいいようがなく封じ込められてしまった
それでも、申し送りが終わってから「この受け持ちは無理」だと思ったら、変更してもらおうとは思っていた

一人目の患者さんは、84歳で大動脈弁置換術から帰ってきて10時間経過
ミルリノンとノルエピネフリンを使っている
どっちも上限まで量を増やしているが、心拍出量が思わしくないまま
この患者さんを1:1にするように、とみんなが言っていたのだ
レントゲンで、タンポナーデではないようだ、と医師が言っているがそれは5時間も前のこと
もしタンポナーデだとしたら、また手術室に送ることになる

もう一人の患者さんは、同じく大動脈弁の術後2日目
心電図のSTが上がっているのと、心房細動でアミオダロンの持続点滴をしている
今は何も起こっていないが、これでさらに虚血が進んだりしたら、もう一人の患者さんを抱えては対応が出来ない

もう一人術後の患者さんで、Sさんが受け持った患者さんがいる
こちらは心拍出量もよく、経過が順調だった
のに、1人受け持ち
1人受け持ちにするなら、tisaneの一人目の(心拍出量が悪い)患者さんを1:1にして、二人目の(STが上昇している)患者さんとSさんの経過が順調な患者さんをペアにするべきでしょ~

Sさんは、メンバーの中で一番新しくCVICUに来た
だから、術直後の状態が悪い患者さんは受け持ちにしないのだろうか
それでも、半年は経っている
アタシだって、レベルから言ったら大して違わない

準夜勤のアシ・マネが大声で例の決まり文句を言っている時、tisaneは顔をにかめて少々の不服を示して見せた
こうして、アシ・マネは10日間のバケーションに行った
やれやれ
居ない間、アサイメントがマシになると良いのだけれど

チャージナースが1人
彼女が1時間ずつそれぞれのナースを休憩に出す
0時にPさん、1時にSさん・・・こうしてチャージナース自身の休憩を入れると、せいぜい5人を休憩に出すのがやっとだ
休憩交替要員のナースが3時間くらい、ICUから来てくれることになっていた
「なっていた」
は、あてにならない

案の定、1時に管理部から連絡があり、この休憩交替のICUナースを緊急入院の対応に当てるので、休憩交替はできないのだそうだ
不満なチャージナース
ICUの別の休憩交替ナースに連絡して、1時間でも手伝ってくれないかとたずねたけれどあっさり断られたそうな

それで申し訳なさそうに、tisaneとZさんに聞いてくる
二人とも、朝の5時と6時まで休憩を待ってくれる?

朝5時から6時の休憩はともかく、6時の休憩って・・・
7時に休憩から戻ってきたら、7時から日勤への申し送りが始まる

それなら、6時に家に帰るよ

最初は1:1の受け持ちのはずだった患者さんを二人受け持ちにして、果ては休憩はシフトが終わる1時間前までナシ
こんな労働条件は、ないっ
チャージナースは、「この条件で働くのは、患者さんに害が及ぶ可能性があった」ことを報告する書類を書くか、
Zさんと30分ずつの休憩にして、それぞれが残りの30分の休憩が取れなかった、と申告してその分を払ってもらうか
どちらかの選択肢がある、と言った
三つ目の選択肢は、もちろん何も言わずにシフトの最後に休憩を取ることだ

三つ目の選択肢だけは、将来のことを考えると良くない
ここで、前代未聞の悪条件を呑んでしまうと、これからは「これでいいんだ」と管理部に思われる
また同じような状況になったら「いつも、そうしている」と丸め込まれてしまう

チャージナースには、前例を作るのはイヤだから書類を書いてtisaneもサインするか、30分ずつの休憩にして残りを申告するか、どちらかの形で記録に残したい、とお願いした

チャージナースはこのどちらかの方法を取りますよ、と管理部に電話連絡しているようだった
管理部…夜勤師長も、自分のシフトでこんな書類を書かれては困る、と思ったんだろうか
急に3時になって、ICUのナースが休憩交替に来てくれた

いるじゃん、休憩交替してくれるナース

なぜ、もっと早くによこさないっ

この休憩交替ナースは、RRT(ラピッド・リスポンス・チーム)のナースとして配置してあった人
病院全体を回って、コード・ブルーになる前に状態の悪い患者さんの対応に当たる
きっと、一般の病棟が落ち着いていたのだろうな
Zさんとtisaneの休憩分2時間、きっちりCVICUに居てくれた
その間、ラピッド・リスポンスの連絡もなかったし

先輩のPさんとも話していたのだけれど、結局アメリカ人でも
出る釘は打たれたり
長いものには巻かれたりしているのです
さらに言えば、「ゴマすり」もとてもよく効きます
どの社会も、同じですねぇ

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April 06, 2009

アメリカの看護師のお給料

久しぶりに、夜勤明けで職場のみんなと朝ごはん
海に突き出るように建っているシーフードレストラン
カニが美味しい季節(がまだ続いているのか)、カニメニューがたくさん
カニオムレツ、カニとポーチドエッグ、カニのスクランブルエッグ

同僚のナースの所にテキサスから来ている「ルームメート」
遊びに来ているのではなく、働きに来ているのだそう
数ヶ月カリフォルニアで働いて、その後また自分の病院に戻っていくのだとか

そう言えば、先日きた雑誌にこんな情報がありました
平均時給額 $32.49
カリフォルニアは、$42.35
じゃあ、ルームメートの住んでいるテキサスは?というと、$30.82
1時間10ドルも違えば、8時間で約8000円ですか?
これは、大きい!
だから、わざわざカリフォルニアに働きに来たのね

一番低いのは、テネシーの$23.96
一番高いのはカリフォルニアで、次がマサチューセッツの$39.52
だからといって、カリフォルニアに居れば貯金が増える、というわけにはいかないですよね
なにしろ、生活費が高い
家が狭い
↑↑あの、アメリカサイズの家は夢のまた夢です
庭付き一戸建てで大満足、というあんまり日本と変わらない世界

ちなみにこの雑誌のデータによると、ナースの平均年収は$50,000から$75,000くらいという人が全体の48%(4,553人のうち)
スタッフナースの約20%は、$60,000 - $69,999の範囲
病棟師長も大体同じ、というのはちょっと驚きました(病棟師長の22.9%がこの範囲)
管理部になると、31.5%が$100,000以上だそうです・・・まるでGM (辞任しても20億円の報酬が入るもとGMの会長)
この差はなにっ

専門看護師やNPは、$70,000 - $79,999の範囲に24.7%が入ります
看護学校や大学の先生は、だいたいスタッフナースと同じくらいのようでした

いずれにしても、看護の仕事はやっぱりお金儲けの仕事ではないですね

このアンケートに答えたナースの年齢層ですが、一番多かったのが46~55歳で全体の38%
次に多かったのが、36~45歳の23.3%
56歳~65歳も18%で、46歳以上が50%以上を占めています
まだまだ、新しい看護師の養成が必要ですよね

看護師になった年齢をたずねた項目は、アメリカらしい、という印象でした
18歳~25歳という人は全体の半分強で、残りは26歳を過ぎてから
つまり、大学を終わって数年働いてからまた学校に行きなおして看護師になった、ということでしょうか
他の仕事を辞めてまでなりたい職業である、ということは、なんだか誇らしいです
36歳~45歳の間に看護の世界に入った、という回答も一割以上ありました

看護って、世界中どこでもできる仕事だと思っていましたが、いつでも始められるしいつまでも働ける仕事なんですね…その仕事がスキならば!

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April 05, 2009

エイズと弁置換

三尖弁置換をした患者さん
実は、39歳という若さ

なぜにぃ~?

ことの起こりは、肺炎
でも、ベースにHIVがあった
あれよあれよという間に、心内膜炎

ポートアクセスで開胸せず、ソケイ部と右の胸部の7センチ程度の傷で済んでいる
なのに…
出血しまくったそうな

準夜勤の記録を見ると、毎時間チェストチューブから200mlずつ
何時間も

その間、FFPを3パック、全血輸血が4パック、血小板は3パック
そのたもろもろ使ったけれど全く止血しないので、オペ室に戻っていった

というところで、引き継いだ
帰ってきたら、アタシが看る
だいじょうぶか?自分

0時前にオペ室から帰ってきた
鎮静剤で眠らせて、ちょっと昇圧剤を使って朝まで大丈夫だった
朝、鎮静剤を切って、抜管の準備にかかる
目を覚ました患者さん(お兄さん)

手をバタバタさせて、何か言いたげ
「紙に書けますか?」と聞くと、うなづく
若い患者さんは、ラクでいいわぁ~

紙とペンを渡す
お兄さん、なにやら書き始めた

目がついている
耳がふたつ
・・・顔か?

ほっぺが膨らんでいる
「犬?」と思わず言ってしまった

すっごい、いやな顔をされた

だって、これ自分ですか?って言われたらもっと傷つくだろうなぁというような、下手な絵

って、なんで絵なんだ!
なんか私に伝えたいことがあったんじゃないのか!!
短い文で書いてください、と言ったのに

多分、おちょくられたんだと思う

抜管といっても、15分くらいのプロセスじゃない
血ガスとって、結果を待って、バイタルキャパシティなどのチェックをする
ちゃんと説明したのに、じたばたと聞きわけが無かった
腕を持ち上げて枕を敷いてあげたのに、『痛い!』という顔をしてずーっとこっちをにらんでいた

最近エイズって診断されてつらいのは分かるけれど
…これからどうやって病気と暮らしていくんだろう

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April 03, 2009

マンゴ プリン

Mango

久しぶりに病棟のポットラック
前日告げられて、夜勤と夜勤の合間にあるもので慌てて作った
しかし…大型プリンって、固まらないものなのねぇ
レシピが、グラスに流して固めるものだったせいか
こんな風に大きく作ったら、トロトロ

スムージーとして飲んでねぇ・・・とごまかしてしまった

くやしぃ
近いうちに再挑戦だ

写真:冷蔵庫のプリン
最近手に入れたミントの鉢植えからとったミントと一緒に

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April 02, 2009

ライムタルト

Lime

最近、お菓子作りも簡単なほうへ~と流れているtisane
これ、シフォンケーキに次ぐ手軽さ
今回は、しかもライムジュースを使っちゃいました←絞る手間さえ省くやつ
でもね
このほうが、美味しい…まろやかでした

最近食べに行った仏家庭料理のお店でも、レモンタルトがあったっけ
タルトの上に、イタリアンメレンゲたっぷり~
個人的には、イタリアンメレンゲは見た目のみ評価しているので、ついよけて食べてしまいました
パティシエさん、ごめんなさい

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April 01, 2009

タルトタタン

Tatan


流派を超えたお花の展覧会があったとき、一緒にお稽古に行っている方からチケットをいただいていました
そのお礼に、と思い作ったタルトタタン
リンゴのアップサイドダウンケーキです

作る時には、一番上になるリンゴを敷き詰めて焼き
一番下になるクラストを乗せて
ホイィッと一気に逆さまに

このレシピはバターではなくメープルシロップで作るので、ご年配の方にもまあまあヘルシー系かなぁ、と思ったのですが…お菓子にはかわりないですよねsweat01
リンゴが大きいまま使っているところが、初挑戦っぽい
今度は半分じゃなく1/4にします

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