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実習指導のための実習 その3

実習指導教員のための研修から、さっき帰ってきました

また、話が長くなりそうなので、とりあえず結論から
実習指導をしてみたい、と思っている方
あるいは、将来アメリカにきて勉強や仕事をしたいと思っている方
周りに惑わされず、自分の目でしっかり真実を見つけてください!
特に、このアメリカ社会では・・・

あ~~、すっきり

ちょっと、腑に落ちないことがあるんです
教員が学生を評価するとき、公平にかつ客観的に評価するのはとても大事なこと
性格がいいから、とか、気が合うから、という理由では評価しちゃいけないと思うんですよねー、当たり前だけど
実習指導ともなると、一日8時間も一緒に過ごすせいか性格の合う合わないがわりとはっきり分かってくるんですよね
なかなか客観的に評価しずらくなることもあるけれど、そこはプロ
実習目標に沿って、センセイだってがんばって指導するわけです・・・

今、研修で教わっている実習指導教員・・・ちょっと、そのあたりがどうなのかなぁ
と思う節があり

みなさんだったら、どうですか?と、意見をぜひ聞いてみたい

指導教員いわく
「学生Sは、積極性に欠け心配なところがある」
「学生Rは、何をやらせても、よくできる」
ということで、どうやら学生Rの評価のほうが学生Sより高いみたい

私の目から見ると、まったく逆
学生Sはたしかにおとなしく口数も少ないけれど、いつ病棟を見回っても病室に居て患者さんのケアをしている
実際の患者さんを対象にしたヘルスアセスメントのテストでは、とてもよい出来で、家でたくさん練習してきたのがよく分かるくらい、スムーズに見落としなくアセスメントをした

でも、学生だから苦手な部分はある
先週、あるナースが教員のところに来て、学生Sがレポートを一緒に聞かなかった、と言ってきた
どうやら、自分の受け持ちのナースを探すことが出来ず、とうとうレポートを聞き逃してしまったよう
態度からすごく反省している様子が分かり、痛々しいくらいだった
でも、自分が悪いと思っているのか、一言も言い訳をしなかった

一方、教員の評価の高い学生R
いつ病棟に行っても、廊下やステーションでぶらぶらしている
ナースとおしゃべりをしているか、他の学生とおしゃべりをしているか
教員が「どう?」と聞いても、『だいじょうぶです』
そして、○○も済ませたし、XXもやりました、と答える
でもね、学生で実習中におしゃべるするヒマってないと思うんです
私の印象では、教員と一緒にケアに入らないようにうまく立ち回っている、という感じ

今日は、やっと学生Rの与薬の様子と抗生剤の点滴をつなぐ機会が登場
あれだけ評価の高い学生だから、よっぽどうまくやるだろう、と思っていたら、抗生剤をつないでも本管を設定し忘れたり、与薬をしても新しいお水を用意しなかったり(患者さんに要求されてようやく新しいお水を準備)、薬の殻は散らかしっぱなし

おとなしい学生Sは、自分から「アレもできました、コレもやりました」なんて報告はしないけれど、実際にはきっとたくさんのことをやっているのだと思う
学生Rのほうは、「アレもできました、コレもやりました」と報告することで評価が上がる、というのを知っているかのように得意になって報告してくるけれど、実際にやっていることはおとなしい学生Sとさほど変わらないのだと思う

「外国にきたら、うまく自己アピールを」と言うけれど、自己アピールさえすればいいと思っているアメリカ人にも、自己アピールした人をより高く評価する風潮にも
ちょっと嫌気がさしちゃった研修でした

アメリカ人は、よく自分で「自分は○○が得意だ」とか「○○の経験がある」などとアピールするけれど、そういう時こそ要注意
本当に上手いかというと話は別で、やらせてみたらヒドイものだった、なんてことがよくある

また教える機会が与えられたら
できるだけ公平に評価してあげたいナ

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