昨日で、実習指導教員になるためのクラス/実習編が終了しました
45時間というのは、あっという間
この3週間、日曜から水曜は病院でいつもの仕事
木曜と金曜は実習
土曜日だけがお休みなので、冷蔵庫はカラ
そのかわり、洗濯物は山積み
もちろん、家のホコリもたまっているし
少しずつ、きれいにしていかなくっちゃ
ところで、この実習はtisaneにとってはかなりショックなことの連続
自分の教え方と180度違う教員についた、というのが理由
extremely different!
もぅ、どこから説明したらよいのやら・・・
単刀直入に言うと、このセンセイのやりかたは、超簡単実習
もちろん、学生にとっては簡単に単位が取れて卒業できればそれに越したことはないけれど
こんな指導でも、いいのか
こんなやり方でも、ナースは育つのか
自分は厳しすぎたんだろうか
・・・いろいろ考えさせられます
今はかなり混乱
どんなご意見でもいいので、いただけるとありがたいです←アタマの整理が必要な状態
昨日の実習最終日
本来なら、12時から2時までは学内演習で、「ストーマ・ケア」をするはずでした
その後3時から6時までは病院で実習
6時から7時は、カンファレンス
ところが、おとといある学生が「実習最終日なので、病院実習はナシにしませんか」と提案
他のグループも病院には行かない、というのが理由
よくよく聞いてみると、他のグループは「文献のプレゼンテーション」を実習カンファレンス中にやらずに最終日にまとめたので、実際には病院には行かないけれど「実習」はしている
学生の強い「おねだり」に負け、この指導教員は病院実習はナシにしちゃいました
それでも、最終評価の面談はしなくちゃいけないので、どこかに集まることに
学校かな、病院の会議室かな、と思っていたら、場所は病院近くのカフェに決定
カフェ・・・で、実習
そこで、一人ずつ別のテーブルに座って短い面談をする、というのだ
ストーマケアの演習はいつの間にかやらないことになっていた
この子たち、ストーマのこと習わずに卒業していくんだろうか
これもアメリカ流?
さて、昨日
指定されたカフェに全員集合
学生はもちろん、バリバリの私服
今にもビーチに遊びに行きそうな様子
一応白衣コートを持参した自分がバカみたい
それぞれに昼ごはんを注文し、
さて、いつ面談が始まるのだろう・・・と待っていると、指導教員が急に
「中間評価はつい4週間前だったし、それからさほど変わっていないから、最終評価のコメントを後で読んでおいてください」と、評価表を学生に返したのみ
面談は行わなかった
それから、みんなでテーブルでおしゃべりをして写真を撮って、学生からお礼状をもらって、解散
つい4週間前・・・って
私の担当する実習は全部で5週間
2週間あれば、学生はずいぶん成長するのに
実習中も、随時こんな調子
たまたま、導尿の処置をやる学生が二人いた
一人は、きちんと手順を復習したようで、ゆっくりだけれどきちんと手順どおりに行った
この学生に対しては、「これからは、一人で行ってもよい」とOKが出た
文句なし
もう一人は、先週尿道カテーテルの処置をするときに、滅菌手袋さえ一人でははめられなかった学生
彼女は今回も、教員にひとつひとつ手順を教えてもらいながら実施
この学生に対しても、
「これからは、一人で行ってもいいよ」
マジ、ですか?今、手順がゼンゼン分かっていなかったじゃないですか
滅菌操作も怪しいところがあり、何度か注意
本当に、一人でやらせて安全ですか?
tisaneは目が点ですが、自分の学生ではないので何も言えず・・・
(長くなるけど)
もうひとつの事件
ある学生は、器用なのか要領がいいのか、やることは早い
でも、出来ることのレベルとしては他の学生と代わりはない、というのが私の印象
先週も、受け持ち二人の患者さんの与薬の時間になり、指導教員と一緒に与薬をすることになった
複数受け持ちのとき、間違いを起こさないように
一人の患者さんの与薬をすべて終えてから、次の患者さんの与薬をする、というのは大原則のはず
なのに、この学生は、あっちの患者さんの痛み止め
こっちの患者さんのインスリン
またまた、あっちの患者さんの定期処方
こっちの患者さんの定期処方、といったりきたり
結局すべてを終えるのに、45分かかっている
患者さんの目の前で薬の包装をあけたのはいいけれど、そのカラはそのままオーバーテーブルに置きっぱなし
どう見ても、痴呆のおばあちゃん
まちがって、紙くずを食べちゃったらどうするの
側管のつなぎ方を忘れたのか、センセイにかなり手伝ってもらっている
輸液ポンプの前で、センセイとおたおた側管をつないでいる
その間に、患者さんは助手さんに連れられ病室内のお手洗いへ・・・おばあちゃんが用を済ませている間、助手さんは他の患者さんの配膳を手伝っている
しばらくしてお手洗いが済んだのか、中からおばあちゃんが"Nurse! Nurse!!"と大きな声を出している
コレに対しても、学生は無頓着
挙句、指導教員もこの切なる叫びに無反応
あのぅ~
このおばあちゃんはアナタの受け持ちの患者さんですよねぇ?
お手洗いが終わって、歩行を介助してベッドに戻すのも看護師の役割だと思うのですが・・・
仕方なく、アタシが助手さんを探しに行った
自分の学生だったら、点滴なんて後回しでおばあちゃんの安全確保を先にさせる
おばあちゃんがベッドに戻ったら、また点滴をセットすればいい
多分、あの調子だと、食事の介助もしないのだろうな・・・
そして、指導教員も何も言わないのだろうな
それで、この学生が文献プレゼンテーションのテーマに選んだのが、「経管栄養の乱用」
この学生いわく、ちょっと食事介助の手間と時間を作れば、経管栄養をしなくてもよいケースがたくさんある、というのだ
では、アナタは、実際にあのおばあちゃんの食事介助をしたのですか??
ダメ押しは、センセイがこの学生に向かって
「手際がいい、すっかりナースのように見えるよ!」だって
冗談でしょ~?!
後ろで、呆れ顔のtisane
すると、指導教員がいきなりこちらを振り返って「そう、思わない?」と同意を求められた
いやぁ・・・
さすがに、YesともNoとも言えなかった
Yesと言えば嘘になるし、Noと言えばアタシの45時間の評価があやうい(こんな自分がイヤっ)
この学生は、ちっとも悪くない
教員が「ナースのように、よくできる」と言えば、それを信じるしかない
学びができるように指導していない教員の責任
甘い先生だと、あとあと学生がかわいそうなことになる
でも、厳しい先生でも、実習がつまらなくなる
学べてしかも楽しい実習って、どうやったらできるんだろう
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