念願の「ドリップ」
CVICU (Cardiovascular ICU)で、よく "drips"というコトバがでてくるんだけれど、これは心血管作動薬を含む様々なの点滴のことで、とにかくコレが扱えないと話にならないから、
評価の時に、「ドリップ」をもっと練習したい、とお願いしてみた
・・・とたん、昨日も今日も、プリセプターもチャージナースもこぞって「ドリップ」のくっついている患者さんをアサイメントしてくれたんです
ありがたい
けれど、やってみると意外に難しい
いったい、いつ調整に入ったらいいのやら・・・
たとえば、昨日の患者さん
解離性大動脈瘤があるんだけれど、大動脈弁置換の手術もしなくちゃいけないので、そのオペ待ちの間の血圧コントロール
Labetalolで血圧と脈拍をコントロール
一方で、慢性の心不全で溜まりに溜まった水を利尿するために、Lasixの持続点滴
状態が落ち着いてきたので、セデーションをやめて無事に抜管
やれやれ、と思ったら、血圧がすすすーっと下がり始めた
2秒くらいのうちに、動脈血圧が100代から88へ
プリセプターがいち早く異常に気づいて、ささっっと点滴ポンプに駆け寄りLobetalolを減量
そこで、90代に落ち着いた
tisaneにいちいち事前説明している時間なんて、全くなかったのでした
やれやれ
こんな調子で、点滴調節は瞬時に判断、瞬時に調節するらしいんですが、
さっぱりそのコツがつかめない
ちょっと血圧が下がりかけて、「減らしますか?」と聞くと
「もうちょっと待ってから」と言われるし
あれれ?下がってきたカナ?
でも、もう少し様子を見ようかな、と思っていると
「減らそう」と言われるし
3回に1回も同意してもらえない
せめて、2回に1回くらいは「正解」を出せるようになりたい
。。。っていうか、全部「正解」じゃないと、あぶないじゃないかっ
tisane、大丈夫なんだろうか???
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Comments
ほほ~アメリカではLabetalolの点滴を解離性動脈瘤の患者さんに使われているのですね。薬の本で調べたらどうやらAUSでは内服しかないようです。点滴だとやはりonsetやoffsetが早いのでしょうね。
ハピがいた日本のCCUでは解離性動脈瘤の患者さんにインデラルというβブロカーやペルジピン、ニトロプルシドというものすごい強力な血管拡張剤の点滴を使用していていました。ニトロプルシドは1,2分もせず血圧がガクンガクンと上下するのでひたすらモニターや点滴とにらめっこでした。点滴のコントロールとして、例外もありますが、始めは範囲内の真ん中になるようにコントロールしていくと失敗が無いかと思うのですが、どうでしょう?あと、血圧指示上下モニターのアラーム設定を血圧指示内にきちんと設定して、アラームが鳴るといつもより少し多めで短い間隔で点滴を上げ下げしてはどうでしょう?あと、患者さんの緊張が取れるとドンドン血圧が下がってくるので、睡眠、痛み止め投与後などは細心の注意が必要かと思いますし、反対に精神的に不安定、痛み、ケア、食事中などは血圧が上がりやすいので血圧範囲内の少し低めにするよう点滴を増やしたりしてました。これもどれだけこの点滴を扱ったか、という慣れだと思います!頑張ってくださいね^^
Posted by: ハピ | 11/21/2007 at 03:55 PM
☆ハピさん
コメントに、いちいち納得!そうなんです…痛みとか睡眠とかで、平気で血圧が20変化しちゃう世界で、Med/Surg.のペースがなかなか抜けなくて困っています→「1~2分で」という指標は、具体的でいいですね
あれから、Labetalol→Esmololになったので、どう違うのかまた本を開いてみたら、EsmololはCardioselectiveなんだそうです
初めは、Labetalolのα作用(arterior vasodilation)も期待して使ったのだと思います
結局Esmololでも血圧下がって、一回きったんですがネ、ハハ、やっぱり難しい…
Posted by: tisane | 11/25/2007 at 07:28 AM