Profore デビュー
昨日に引き続いて、二日目受け持ちのMr. D.
いろいろあって、なかなか退院できないんだけど、主な理由の一つが下肢静脈潰瘍
もともと、静脈のダメージはあったんだと思う
1週間前に、PTが来てちょっと運動したら、下肢からいきなり出血→緊急オペになってしまったのです
オペはDepridementだったので、その後ナースが毎日2回 Dressing change (ガーゼ交換)
Wet to Dryとか軟膏とか、いろいろ試したのですが、出血しちゃうんです
そこでwound doctorが、Proforeをオーダー
Proforeって、なに?というのが、みんなの最初反応
「グルグルと巻くんだよ」と急がしそうな医師がぶっきらぼうに言った
こわっ
Wound doctorは、スペシャリストだから…か?忙しい
ちょっと入院の患者さんを見に来たら、すぐに外来にいかなくちゃならない…らしい
tisane、がんばってくらい付く
「センセ、どんな色しているんですか?」「どんな大きさなんですか?」
だって、material management (物品管理室)に「Proforeください」と言ったって、きっと「オーダー番号は?」といわれるに決まっている
その間、センセは
“change dressing to Profore, QWk” (創処置はProforeに変更、毎週交換)
とオーダー用紙に書き込んでいる
一度オーダー用紙に医師の指示が書き込まれたら、即実行しなくちゃならない
実行しなければ、な、なんと、看護師の責任になっちゃうのだからっ
センセの袖を引っ張らんばかりに、質問攻めのtisaneにセンセは一言
「箱に入っているよ」
と病棟を去っちゃった…
忙しいとはいえ、そんな~
そこで、頼りになるのがClinical Nurse Specialist (専門看護師)
創傷専門看護師が、病院にいるのです
おっと、その前に、もっと頼りになったのがクラークさん!
アフリカ系アメリカ人の、貫禄たっぷりの
みんなに “Mama” 母さん!と呼ばれている、クラークさん
「アタシが何とかするわよっ、tisaneはほかの仕事していていいわよっっ」と大声で笑い飛ばした後、彼女がCNSに連絡をとってくれたのです
頼りになるぅ~
CNS → Wound Care 外来 → 物品管理室 → 物品管理室責任者 →
そして、ようやくtisaneの手元に30センチくらいの白い箱が届きました!
たしかに、センセの言うとおり箱に入っている…包帯が4種類…なんじゃ?これ??
センセ、もう少し説明してから行ってよぉ
どーするの、4種類も!
これは、まずい、初めてのことは、勝手にやらない方がいい
ので、CNSに連絡
「一緒にやってください」
と、ころが・・・
ここ何年もProforeなんてやったことないので、できません
というお答え
Proforeってのは、そんなにマイナーなものなのか?
ってことは、センセの趣味か??
そんなもん、tisaneにおしつけて!ちょっとムッとして、外来診察中だろーがかまわん、センセのポケベルをMamaに鳴らしてもらった
「センセ、ハジメテなので教えてくださ~い」
と、ころが・・・
センセも忙しい
「説明書をよく読んで、その通りにやってください、そんなに難しいものじゃないから」
の一点張り
「いえ、センセが来るまで待っています」とがんばったtisane
「いや、簡単だから、やってごらん、だいじょうぶだ」とがんばるセンセ
電話越しでケンカしてもしょうがない
『説明書を読んで、やるように』は、医師の指示として受け取ることにする(口頭オーダー指示用紙に書いてやればよかった!)
仕方ない
説明書を広げる
英語でいろいろ書いてある
細かい字
周囲もアラーム音などで、騒々しい
他の患者さんのことで、電話も来る
でも、がんばったよ、tisane
センセ、簡単っていったけど、「巻く」前にいろいろありますよ
ドップラーでPedal Pulse(足背動脈)をチェックする、とか
足首の周囲が18センチ以下なら、もう一つの包帯で厚みをつけてから巻き始める、とか
巻くときは、幅の半分が重なるように巻いていく、とか
足首の角度は90度、とか
やっぱり、巻いたときの圧が一定になるようにしなくちゃいけない
一定にならなかったら、かえって組織にダメージ与えちゃうものねぇ
4種類の包帯入りの箱を持って、「7号室に、こもります」とチャージナースに言い残し、トボトボ病室へ
みんなに見放された気分
患者さんとワタシ
がんばろうね(なにが?)
説明書を何度も確認しながら、重たい患者さんの足を持ち上げながら、ひっそり1人寂しくdressing changeをしていたtisaneでした
なんか、写真どおりに出来上がったが
これで、いいのか?
センセには、「センセ、あとで絶対確認しに来てくださいよっ」と言っておいたけど
ほんとに確認にくるかな?
あのセンセはtisane要注意リスト行きですっ
ちなみに、そのあとすぐ、外科医が来て巻き終わったProforeを見てくれました
「私より上手に巻けているわよ~」と、優しい女医さん
患者さんが大丈夫なら、tisaneも大丈夫
ドキドキProforeデビューでした
Proforeなら、まかせてねっっって、こんなマイナーなもの、次回はいつめぐり合うことやら。。。
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Comments
お疲れさまでした☆
慣れてわかってる人には簡単でも、初めてそれをする人にとっては不安なんですよね。 Wound careって、意外に奥が深いし複雑なんですよね。 それにDressing changeってけっこう時間がかかりますものね。 どうりで専門の人がいるわけだ。
Posted by: きよみ | 01/09/2007 at 05:23 AM
お疲れ様です!
よく頑張りました!
素晴らしいです!
その頑張りの模様が文面からすごく伝わってきました!
これから、このような指示にぶつかったら、まず、チサネさんに聞きに来ます!!
その時はよろしくお願いしますね!
けい
Posted by: Kay | 01/10/2007 at 05:50 AM
きよみさん
きよみさんの病院も、CNSとかNPとかいますか?一緒に仕事をすることはありますか?
うちは、Wound CareとGerontologyのCNSがよく病棟に来てくれますヨ
Kayさん
オーストラリアでも、きっと似たような医療器具を使うのでしょうね?
アメリカにいても、日本で見たことのある物品がたくさんあるので、なつかしいデス
Posted by: tisane | 01/12/2007 at 09:43 AM