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第9回 日本人ナースの会

今月の日本人ナースの会も、市内でゲイ・パレードがあったにもかかわらず大盛況でした
新しく参加してくださった方、ありがとうございます
それにしても、ほんの2週間前に日本から来たばかり!
在米16年を筆頭に、だんだんアメリカ滞在が長くなった私たちにとっては
「2週間前まで、日本にいた」というだけで、いいなぁ~、のため息が!
目的に向かってがんばって、ぜひ夢を実現してください

今回は、お仕事関連の相談もありました
薬を患者さんにどう説明する?
異動はどうしよう?
昇格は?

そして、もちろんtisaneとしては一番気になる「実習指導」についても相談させてもらいました
やはり、学生の個別性を見抜いて指導できる先生がよかった、との意見
そして、頭ごなしに怒るのではなく、学生の能力を伸ばすような指導の仕方をするとよいのでは、という提案
学生が質問しやすい先生
いつでも、質問に対応してくれる先生(accessibility)
指導に熱心な先生
などなど…
大変参考になります

会では、いつもエネルギーをもらって充電されて帰ってきます
やはり、同じ国から来た人が、海外でがんばっている姿を見るからでしょうか
もし日本に居たら、東京と関西、九州など遠くて出会うことも無かった人たち
海外に居るから、こうして出会えたのでしょう

来月も、もちろん開催予定です!

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Ten Foods for Better Health

「健康にいい食べ物 10」
誰が見つけたのか、職場でこんな紙がまわってきた
日本では玄米、雑穀ブームと聞きましたが
さて、みなさんはいくつ思いつきますか?

1ばんめ サツマイモ(いきなり、意外な展開)
カロチン、ビタミンC、カリウム、繊維を多く含むからだそうです
食べ方がすごい…mix in unsweetened applesauce or crushed pineapple for extra moisture and sweetness
だそうで
あまりなじみのない食べ方ですねぇ
やっぱり、サツマイモは焼き芋でしょー

2ばんめ プチトマト
その大きさから、スナックとして、またサラダに適切、とあります
ビタミンC、A、繊維が豊富

3ばんめ スキムミルク(または無脂肪牛乳)あるいは、脂肪分1%の牛乳
カルシウム、ビタミン類、たんぱく質が豊富でコレステロールがほとんど含まれない
豆乳の場合は、加工してある場合は牛乳と同じ栄養素を含むものもあるそうです

さあ、ここまでいかがでしょう?
予想通りですか

4ばんめ ブルーベリー
生でも冷凍でもいいそうです
繊維、ビタミンC、そして話題の抗酸化物質

5ばんめ 鮭(養殖ではなく)
養殖の場合、ダイオキシンが含まれる…とあります
本当だとしたら、怖い
オメガ三脂肪(?)が、心筋梗塞による急死を予防するのだそうです

6ばんめ クラッカー Whole-grain rye crackers
やっと出てきましたね、雑穀類
ブランド名で挙げるなら、Wasa, Ry krisp, Ryvitaだそうです
いままで、スーパーでも気にかけなかったけど
理由は、繊維
そして、無脂肪

7ばんめ Microwaveable or “10 minute” Brown Rice
なんのことはない「玄米」なんですが、いまは電子レンジで調理できる玄米もあるのですねぇ
繊維、ビタミンE、B6、銅、亜鉛が豊富

8ばんめ みかん!
大好きです
ビタミンCだけじゃなく、葉酸と繊維も含む

9ばんめ Diced Butternut squash
バタグルミのカボチャ
スープに、リゾットに、また炒め物に使うそうです
なじみの無い野菜ですね、スクワッシュのなかまでしょうか
半カップで5グラムも繊維を含むうえ、ビタミンCやAも豊富

10ばんめ Pre-washed, Pre-cut Bags of Greens
アメリカのスーパーで最初にびっくりしたのが、生野菜が袋に入って売っていること
洗って袋詰めになっているので、袋から直接お皿に出す…こちらの人たちは、家に帰ってもう一度洗わない
便利と言えば便利だが…
ほうれん草、レタス、ブロッコリーなど種類もさまざまです


さて、今日は10品目のうちいくつ食べましたか?

次回は、10 Foods You Should never Eat!をお届けします(参考までに)

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clinical instructor orientation

実習指導者オリエンテーションに行ってきました
朝から夕方まで、びっしり!(Breakfast & Lunchつき)
集まったのは、実習指導に入る大学の先生と、私のような実習指導のみ担当の人たち
同じ系列病院からも、二人来ていました

やはり、実習の準備は大変です
もちろん実習の目的や授業との兼ね合い、評価の基準などは重要ですが、まずは学生の駐車場、患者選び、けがや病気の対応、学生の病院内コンピューターのID取得など実習に行く前にしておくことがたくさん

さらにその前に、私個人の名札を準備、大学の駐車場の確保、大学のメールアドレスの取得、看護師免許とBLS (Basic Life Support)のコピーの提出、予防接種状況の記録のコピーの提出、etc.…
名札は、病院で働く時のものを使わずに、実習の時は実習担当者として大学のバッジをつけてください、とのことで、新しく作成

メールアドレスも同じく…

ということで、実習の実質的な準備に入る前に片付けることが山積みになってしまいました
山積みといえば…なんか、教科書6冊渡されました
学生が使っている教材で、Faculty Copyとして教員用の教科書
自分で買うのかなぁと思っていたら、「貸して」くれるそうです
でも、線を引いたりメモを書き込んでもいい、とか
教材費が渡されていない代わり…なんでしょうね

いまさらながら、アメリカの学生さんたちはたくさん「読む」
この教科書、6冊ではすまなくて後でもう5冊来る予定です
いくつか、books for nursesにアップしておきますので興味があったらどうぞ

さて、指導対象の学生さんですが
They will challenge you.

と脅かされました(汗)
なにしろ、すでに他の分野で学位をとり、仕事もしてきた人たちです
(入学時、看護以外の学位を持っていて、解剖生理学など看護学に必要な単位をすでにどこかの大学で取得していることが条件で入学してきます
一年間で看護の学位を取得するプログラム)
いろんな理由で看護学に興味を持ち、キャリアを変更した人たちですので、かなりモチベーションも高い!
しかも平均GPA (Great Point Average)が3.5 ←デキル!

They are perfectionist.
とも言っていました(汗、汗)
教師のスペルミスなんかも見逃さず、「自分たちのレポートではスペルミスは減点対象になるのに、自分たちのミスはいいのか!」と抗議の声があがるそうです

でも、
Excellent in the other field, but novice in nursing
とも言っていました

そう
看護を学びにきた学生さんたち
きっと他の分野では活躍してきた人たちですが、看護は初心者
実習をとおして、看護の醍醐味を伝えられたら、本望です
ガンバリマス

ちなみに、全米統計では看護学部の男子学生の割合は5.2%ですが
この大学のこのコースでは、18%だそうです

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傾聴の効果

「けいちょう」って、看護特有の言葉、と聞いたことがある
そうなのかな

相手の話によく耳を傾けて話を聞くこと

聞きもらすまいとして熱心に聞くこと。Shin Meikai Kokugo Dictionary, 5th edition (C) Sanseido Co., Ltd. 1972,1974,1981,1989,1997
listen attentively
日本では、学生のころよく教えられました
アメリカでは…critical thinkingの陰に隠れて、あまり強調されていないような印象
忙しさにまぎれて、つい忘れてしまう「話をよく聞く」行為

受け持った88歳の痴呆のあるおばあちゃん
家に帰って面倒をみるのは、娘さんだけ
娘さんは毎日病院に来て、お母さんがちゃんとご飯を食べるか、お手洗いに行けるか、付き添っていた
でも、毎日医師に「退院は延ばしてほしい」とお願いしている
アメリカの病院ではもう入院させてもらえないくらい、88歳のおばあちゃんは回復している
(と言っても、酸素をつけて歩行器を使って、トイレに行くくらいの距離は歩けるようになった…というのが、退院の目安ですが)
酸素は家に届いたし、歩行器もある
だから、退院してください
というのだ

娘さんの話によると、トイレは2階
おばあちゃんがすごすリビングルームは1階
階段が25段もある
カモード(ポータブルトイレ)をおけばいいじゃない、というdischarge planner
確かに、そう
でも、お風呂はどうするの?
お散歩するにも、外から玄関までは15段の階段がある
娘さんは、せめてお母さんの体力がもう少し回復して、手がかからなくなるまで見てほしい
と思っているのだ

一日でも早くベッドを空けたい医師 VS 退院を延ばす家族
すっかりこんな構図ができてしまった

そんなときに受け持ちになった、ワタシ
まあ、本来なら「一日でも早くベッドを空けたい医師」側について娘さんを説得するんだろうけど、なんかそんな気にもなれなかった
そしたら、強気の娘さんがガンガンしゃべりだした
どうしてももう一日、おかあさんを見ていてほしい、云々

理由を聞くと
ご主人が、おとといの夜脳梗塞で倒れた
症状は軽かったから昨日家に帰ってきたけど、お母さんの部屋を整えるのにもう一日欲しい
というものだ
20分くらい話を聞いた
ちと、長かった…が耐えて聞いた

「事情(ご主人のこと)」もあるし、ソーシャルワーカーやDischarge Plannerに話をしてみたが、彼女たちも「それでも、今日退院してもらわなくては」という意見だった
医師に連絡して状況を説明した
医師は「酸素をつけて廊下を歩いて、Saturation(血中酸素飽和濃度)が下がらなければ退院」と指示をだした
さあ、行きましょう、とワタシ
おばあちゃん、娘さん、歩行器、酸素ボンベの大移動がはじまった
廊下の端まで行って、おばあちゃんが椅子に座った
180ft(54Mくらい)も歩いちゃった
案の定、Saturationは88に下がったし、血圧も低くなった
でも、5分で回復したので、やっぱり結果は「今日退院」
娘さんは、もちろん納得のいかない様子で、また「事情」を私に繰り返した
う~ん、聞くしかない
そして、15分が過ぎた

それから、お昼ごはんの食事を持っていくと
娘さんが一変して「今日、つれて帰ります」と言い出した
退院を一日延ばしてもらうことは、思い直した、というのだ

きっと、誰かに話を聞いてもらってすっきりしたんだと思う
普段は、介護に追われて誰ともゆっくり話をすることもなく、ひとり孤独になっていたのかも
すっきりしたら、88歳の痴呆の母親と、脳梗塞になったご主人の面倒を見る元気がでてきたのかも知れない
「傾聴」をあなどってはいけない、と思い直した出来事でした

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