「いつもの日勤」がどんなものを書いていないのに、いつもと違う日勤について書くのもなんですが…まぁ
今日は、「いつもと違う日勤」をしてきました
勤務表で日勤はDay Shift の「D」になっているが、今日は「C」 Committee(委員会)
とはいっても、委員会は朝7:30から始まって9:00には終了
これから3:30までどうするんだろう?とマネージャーの指示を待っていると、”Do you wanna have breakfast?”ときた
行きます!行きます!!ついて行きます!!!
普段の日勤なんて、朝ごはんの時間どころか、午前中15分とれるはずの休憩すら取れない
今日は、いい日だ♪
“My treat” (私のおごりよ)と、マネージャー
ほんっと、今日はいい日だ♪
カフェテリアで、マネージャーオススメのCalifornia Omelette with Avocadoとマフィン、コーヒーを30分かけていただき、フロアへ上がっていった
マネージャーからは、調査用紙を2枚渡された
病棟で侵襲的な処置(多きな管入れるとか)をするとき、Time Outといって、正しい患者に正しい処置を、正しい場所に行うための事前確認をし、特定の用紙に記入し最後に医師のサインをする
ここ一週間行われた処置に関して、この用紙が正しく記入されているかを調査する用紙が一枚
もう一枚は、病棟のナース数人を無作為に選び、病院の規定を正しく理解しているかをチェックするリスト
付け爪はしてもよいか?(だめ、マニキュアはいまのところ、よい)
などにはじまって、
記録に略語は使ってよいか? よいとしたら、何を基準にするのか?(一覧表がある)
電話で医師の指示を受けた場合は、どのように対応するか?(Read Back…書き留めるだけではなく、書き取ったものを読み返す)
などなど約30項目
Committeeとしての仕事は、これでおしまい
でも、お家には帰れないんだよね あとは、病棟のお手伝い
相変わらず、病棟は忙しそう どのナースも小走りで真剣な表情
自分も日勤のときは、こんなふうに仕事をしているんだろうなぁ
まずは、転倒リスクの高い患者さんをふつうのベッドからLow Bedへ移す
これが、カンタンにはいかない
患者さんは完全に混乱しているから、抵抗される、わめかれる、しかも大きい、重い患者さん
Lift Teamの男の人たちにも手伝ってもらって、やっと移動できた
Lift Teamは、体重の重い患者さんや寝たきりの患者さんの体位交換や移動を手伝ってくれる人たち
そのうち、詳しく紹介できると思います
それから、さっき入院してきた患者さんのIV(点滴)が抜けちゃったから、新しいラインをとってくれる?と、Fatimaに言われる
OK!と患者さんの所に行ったものの、脱水で血管が見えずどこに針をさしてよいのか…ここでも一苦労
そのうち、Cindyがランチに行く時間になったので、その間Relieverとして彼女の受け持ち患者を看ている
Room 43のBlood Sugar Check(血糖値測定)とRoom 17のFeeding(食事介助)を頼まれた
こうしてみるとカンタンそうだけど、Feedingは20分かかったし、他の受け持ち患者さんの家族からの電話対応もしなくちゃいけなかったし、Sugar Checkも5分で済むとはいえ、これで30分
ナースの昼の休憩は30分だから、もう、Cindyは戻ってきた
次に、Mercyがランチに行く
こちらは、3人も食事介助を抱えていた
結局30分の枠では、2人しか手伝ってあげられなかった
次は、Sue
What can I do for you? と聞くと、Sueは泣きそうな顔で、12時のバイタル測定(血圧、脈拍、呼吸数、血中酸素濃度、体温は、4時間おきに測っています)が終わっていないの、と
1時になっても、12時の業務が終わっていないんじゃぁ、泣きたくなる
測っておくから、とりあえずお昼に行っていいよ、と送り出す
こうして、自分がランチをとったのは、1時半を過ぎてからだった
だから、マネージャーは朝ごはんを食べさせてくれたのかな?
私は、California Omeletteのおかげで、生きていられた!
ランチから戻ると、Mercyがあわただしく動いている
Telemetry(心電図モニター)のアラームも鳴っている
Room 25だ
行ってみると、昼にはご飯を食べていた患者さんが、今は意識がもうろうとしている
反応がない 一応、呼吸はしている
アラームは、心拍数の上昇で鳴っていたのだ
血圧が高いから、心機能に関連したものかと誰もが最初は思ったけど、下部消化管からの大出血だった
シーツ一面に出血している
点滴をつなぐ モニターを部屋に運ぶ ラインをもう一本確保する 血液を採取する 輸血室に輸血を取りに走る 患者さんもできるだけ安静に、きれいに拭いた
こんなことで、もう3時半
勤務終了時間
他のナースのお手伝いで終わった日勤
個人的には、たまには、いいかな、とも思う
患者さんを受け持つのと違って、重い責任がないから息抜きになるし、病棟全体のことがよく見える
手伝ったナースからはかなり感謝されるので、悪い気もしない☆
なかには、この業務がだいっきらいな人も…雑用係、しもべのように感じるらしい
私はナースであって、助手じゃない!というのが、彼らの言い分
アメリカは、医療費削減、看護師不足で看護助手の数を増やしてきたけれど、ウチの病棟のような急性期のフロアでは、助手にできることは限られてしまう
ナースだからこそできる雑用のほうが、実は多い
例えば、助手さんがナースコールに答えてくれて、患者さんが「痛み止めをください」といった場合、結局助手さんはナースのところに来て「3号室の患者さんが、痛み止めが欲しいと言っています」と言うしかない
ナースの雑用係だったら、担当ナースのところに来て「痛み止めが欲しいみたいだけど、何をあげればいい?」と薬剤を確かめ、薬を取りに行き、患者さんに投与し、記録まで終えることができる
こういう状況では、助手が一人多い配置より、ナースが0.5人でも多い配置のほうが助かるのだ
あ、けっして助手さんがいらない、というのではないデス!
助手さんは、いろいろ手伝ってくれるので女神様のように見え(るときもあり)ます!
助手さんがいないと、病棟は成り立ちません
が、ナースの配置基準って、このままではいけないと感じた日勤でした