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三種の神器

コレらのおかげで忙しい日勤でも業務が効率よくできる

ちょっと紹介

私にとっての神器のひとつめ「Cardiac Chair」

以前にも書いた、ピンクチェアー

椅子なのに、リクライニングで平らになるから、患者さんをラクラクスライド

スライドさせたあとは、リクライニングをおこして、椅子に早代わり!

私たちの細腕(?)でもあつかえる

大きな患者さんも、片麻痺があっても、早期離床を助けるスグレモノ

ふたつめ「Telemetry Pager」

全床テレメトリー(心電図モニター)対応病棟なので、ステーションにはモニターがズラリ

結局ナースはあまりステーションにいないから、ステーションで波形を写しても意味ない

そこで生まれたのがこのポケベル

ポケベルに、待ち受け画面くらいの大きさのスクリーンがついている

受け持ち患者をプログラムすれば、アラームが鳴ったときにその波形を瞬時に映し出してくれる

たとえば、08, 14, 25, 44, 45室の受け持ちになったとき、その患者をプログラムしておく

そして、08室は、PVCが7回以上で、とか、45室は心拍55以下で、などとアラームの詳細を設定

08室の患者さんがPVCを8回起こしたとき、ポケベルのアラームが鳴ってその波形をスクリーンで確認できるスグレモノ

さらには、ステーションからテキストメッセージを送ることもできる

よくあるのが、Phone from Lab (検査室から電話)とか、MD has questions(医師が聞きたいことがある)メッセージを受け取ったらステーションにもどればいい

○○さ~ん!なんて、大声で呼ばれることがなくなる

Lunchというのもある

交代で昼ごはんに行くので、あなたの番よ、ということだ

ウレシイ メッセージ

みっつめ「Pyxis」

ピクサス

コンピューター式の薬カート

タッチパネルがついていて、まず、自分のコードを入力する

次に、指紋照合のため自分の人差し指を赤い光に当てる

そして、スクリーンが開いたら、患者氏名を選択し、薬剤を選ぶ(患者ごとにあらかじめ薬剤部でプログラムしておく)

すると、引き出しのひとつが自動的に開いて、ずらり並んだ薬箱のうち選択した薬の箱のふたがパカッと開く

薬を取り出す・・・

自分の選んだ薬のふたしか空かないので、間違ってとなりの薬を取り出す可能性が低くなる、というわけ

麻薬類は、前後の数をパネルに入力するようになっているから、リーダーさんに頼んで鍵のついた扉をあけたりしなくてもいい

こういうモノも、業務の効率化には重要なんですよねぇ

管理部の方、ぜひ投資してください!!

pyxis

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Total Cares

アサイメントは、なるべく公平につくられる

1人のナースに重症や手のかかる患者が偏らないようにするため

ナースステーションの真ん中には壁一面の大きなホワイトボードがあって、部屋番号・患者氏名・担当医氏名・担当看護師名、その他が一覧になっている

その患者名の横に、2種類の印

これが、アサイメントをつくるときの目安になる

たとえば、ハート型のマグネット…これは、Telemetryで常に心電図を観察している人

そして、*マーク…これは、Total Care

トータルケア

トータルアセスメントだと、Head to Toeの全身アセスメントになる

だから、全身ケア?   とは言わない 

じゃあ、寝たきり? これは、Bed Boundで、Total Careじゃない

「全介助」か? んー、もうちょっと病態が不安定だ 日常生活の全てを介助すればいいっていうものでもない

Total Careの患者さんって、いったいどんな患者さん?

Head to Toeでいくと、まず、Mental Status…こちらは、Confused or No response   平たく言うと、質問してもまともに答えが返ってこないか、全く返ってこない 意識レベルがおちている Unable to follow commands(指示に従えない)、あるいは暴れだす(病気だから仕方ない)

そして、Respiratory…酸素を吸入しているとか、RT (Respiratory Treatment)を時間ごとに受けている、安定していない状態

Circulation…Telemetry Monitoringが必要

GI/GU (Gastrointestinal, Genitourinary)…G-Tube(栄養のための管)、NG Tube(余分な消化液を取り除くための管)、 Foley Tube(膀胱に入れる管)などのチューブが入っている、とか、食事介助でも誤飲の危険性が高いため看護師による介助が必要、Incontinent(失禁)

Skin…皮膚の状態は、湿疹があったり術創があったり、じょく創があったりでDressing Changeなどが必要

Mobility…これが、Total Careのカナメなのです 動けない、動かない、動けないのに動こうとする(かなり危険)、あるいは、動くと転ぶ、というより落ちる(ベッドから) だから、ナースがposition change(体位変換)とにかくHeavy 動かない人間ほど重たいものはない、しかも状態もHeavy

転倒(落)予防のフルコース ― ナースステーションの近くの病室に移動、ベッドアラームをつけ、ローベッドにとりかえ、シッターさんをつける(24時間、看護助手がベッドサイドにいる)、それでも安全が守れないなら抑制・・・しかないときも

Psychosocial…こんな状態だから、家族は不安でいっぱい 患者は感情が不安定 家には帰れないから転院先をさがさなくちゃいけない ケド保険がない・・・とか、受け入れ先が見つからない MSWの出番となるわけです

昨日は、こんな患者さんを3人もくださいました 

日勤のナースが4人で、トータルケアが11人だから仕方ない

病棟はまるで、SNF→スニフ、と読む  

Skilled Nursing Facility 長期療養型医療施設

そのうえ、シフトの終わりに「あと4時間残業してください(泣)」と、拝み倒されました

ナースの皆さんは、どこへ行っちゃったのだろう? きっと、Columbus Dayの祭日で、航空ショーを見に行って渋滞に巻き込まれたか、出勤する代わりに夜のパーティーに行っちゃったか

その日勤務することになっていても、Call in Sick(病欠)の電話一本でドタキャンできるのです

残業すると、最初の4時間は時給が1.5倍 さらに4時間残ると、その4時間は2倍になる

ちょっとだけ、予定外の収入

だから、今日は新しい靴、買いに行くんだ! ナースシューズじゃないですヨ

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使える!HMO

HMO(Health Maintenance Organization)は、1973年のHMO Act成立以来、いまやアメリカ国民の4人に1人が加入している保険のタイプ

「健康維持組織」という名前の通り、従来の

病気になったので、なおしてください

という医療の利用方法ではなく、

病気にならないように、健康管理しましょう

病気の人は、それ以上ひどくならないように管理しましょう

という考え方に基づいている

そうなると、「入院」とか「救急外来に来る」以前の段階での健康管理が大切になる

なんとか、病院にかからなくても済む努力が必要

そこで考え出されたのが、「健康教育」

病院には、Health Education Department(HED)がある

患者さんなら、誰でも利用できる・・・というか、患者になる前に利用できる

例えば、こういうこと

喘息の持病のある人

仕事のストレスも重なって、最近吸入の量が増えてきた

一応、医師から処方された薬はあるけど、いつ喘息の発作が起こるかわからない

こんな人は、発作が起きたら病院に行って医師に診てもらうのではなく、発作を起こす前にHEDのThe Asthma Care Management Programに参加

喘息専門のナースと薬剤師が担当になり、個人に合った喘息の管理方法を教えてくれる

医師なら、一回の診療で10分程度しか時間が取れないところを、プログラムなら30分、そして必要な回数、通うことができる

Living Well with Asthma

ちょっとお得な例も

ナースのみなさんなら、腰痛持ち、という方も多いはず

ナースじゃなくても、デスクワークの方も首や肩こりからの頭痛持ちという方もいるはず

私の場合は、腰痛+首も悩みのタネ

ちょっと大きな患者さんのケアをしたり重い荷物を持ったり、ヨガでShoulder Standingなんてやっちゃった日には、次の日あわててカイロプラクティックに電話している・・・情けない状態

年一回の検診のときに、Primary Physician(かかりつけ医)にこの状態を相談したところ、Physical Therapy(理学療法)に紹介された

健康なアタシが「リガクリョウホウ」?!とも思ったけど、とりあえず受診(PTのみなさん、ごめんなさい)

これが、けっこう穴場で、病棟で見るPTとは違って、家でもできる手軽でしかも効果テキメンのエクササイズをどんどん教えてくれるではありませんか!

どのくらい効果があったかというと、いつも通っているカイロプラクティックの先生にはPTのことは内緒にしていたのですが、腰のエクササイズを始めてからは腰は調整しなくてもよかったり、受診回数が減ったり・・・背骨のプロから見ても、PTは効果があるのです!

家でのエクササイズが進んだところで、担当のPTさんは今度は Intensive Back Exercise というプログラムを紹介してくれました

1回1時間、PT Departmentの奥にあるエクササイズルームで体操

これは、腰痛を起こさないよう必要な筋肉つけるためにPTさんが特別に考えたプログラム

20分のCardio(トレッドミルやバイク、ステップ)、20分のボール(巨大!まるでサーカスの玉乗り…乗らないケド)を使った腹筋や背筋、そして20分ストレッチという構成

4回通って、ご卒業

ということで、これで見放されるのかと思ったら、さすがHMO

今度は、Neck Exercise Programを紹介

家でもできる首や肩のストレッチを、4回に分けて教えてくれるそう

ちょっと、首が痛いとき、肩が凝っているときに自分ひとりでできる

さらには、そのあとのフォローまで

PTさんによると、私にはヨガまたはPilatesが合っていると教えてくれました

ヨガは、ストレッチ効果 Pilatesはコアの筋肉を鍛えて背骨をサポートするため

なんと、Health Education Departmentには、ヨガのクラスもあったのです

BeginningとIntermediateに分かれていて、それぞれ8回

ウチの病院の保険に加入している人なら(保険会社設立の病院)なら、8回で$48、メンバー以外は$72 

一回あたり、6ドル~9ドル・・・悪くないでしょう?

腰痛持ち→PTに教えてもらったエクササイズ→Intensive Back Exercise→Neck Exercise Program→Yoga Beginning→Yoga Intermediateと段階を踏んで、リハビリ

腰痛持ち→仕事→激痛&受診→痛み止めの処方→休息&運動しない→筋肉が衰える→仕事→激痛…

の悪循環から抜け出せそう!

家で、教えてもらったストレッチやエクササイズを続け、ジムにも通って思い通りの運動をして、職場でも不安なく仕事ができます

一回痛めた腰や首は元通りにはならないけれど、これ以上ひどくならないように自分で管理でき、普通に仕事ができる、というのは、まさにHMOの目指すところ

ほかにも、Senior Health, Cancer, COPD, Hypertension, Fitness for 40 and Over, Heart Disease, Alcohol and Drugsなんていうのも…

どうですか、HMOに保険を変えませんか?(って、宣伝)

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Winner

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例のプロジェクトは、前半終了 

残り半分と思うとうれしいが、目的を達成できるのかという不安も

周辺の9つの病院が参加するプロジェクトで、それぞれの病院の取り組みはさまざま

自分の病院に必要な内容を盛り込むことができる

たとえば、Charge Nurse (日本では、リーダーさんのような役割)のポジションを、魅力的なものにしよう!とか、

ナースのPractice Levelを向上させたい、とか

バーコードを使った与薬システムの開発、とか・・・

tisaneのプロジェクトは、RN to Physician, RN to RN, RN to Assistant のコミュニケーションを円滑にして、ケアの質を向上させよう、というもの

Assertive Communicationや、SBAR Communicationについて、病棟スタッフ対象にトレーニングをしてきた

SBAR Communicationは、日本ではあまり知られていないコンセプト

S(Situation), B(Background), A(Assessment), R(Recommendation)の内容を盛り込んで、緊急時に簡潔かつ的確に内容を伝達するためのツール

もともとは、海軍で開発されたそう

海軍は、キャプテンが休息中も船を安全に24時間運航させる必要がある

キャプテン不在のときに予測しない事態が発生したら、どのように休息中のキャプテンに緊急性を伝えるか、という状況から発達したそうです

なんか、夜中に当直医を電話で起こして、患者の変化を伝える状況と似ていませんか?

This patient is complaining of chest pain.  He is able to talk and seems like ok now but something is wrong with him.  Can you come up and see him?

なんて、開口一番言うよりも

I have a patient in room 6443 came with Acute Coronary Syndrome two days ago.  Now he is complaining of chest pain and his HR is 150 to 160.  EKG is showing PSVT, BP is 90/56.  I think he is having MI. Pls. come up and see him right now and give me orders of NTG, Morphine 2mg IV, and Cardiac Enzymes blood draw?

のほうが、明確に内容を伝えることができるうえ早く対応を開始することができる、というのがねらい

ポイントは、I think…と、何が起こっているのか自分のアセスメントを明言すること 

Poke the listener’s ear

プロジェクトに参加している9病院が、これまでの成果とこれからの展望についてそれぞれに思考を凝らしたクリエイティブなポスターを発表

プレゼンテーションや自由に見て歩く時間もあり、最後は2番目にすばらしい、と思われるポスターの番号とその理由を書いて投票…誰でも一生懸命作った自分達のポスターが一番でしょう?

そして結果発表では、私たちのポスターが一番に!

勤務の合間の資料作成で、忙しくてblogどころじゃなかったけれど、努力が報われました(感涙)

Winner全員には、ペアの映画券!!!

2007年3月まで有効☆ 

みなさんのオススメの映画、教えてくださいね~

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High Tea

今日、初めて自宅でのハイティーに招かれた 

イギリスでは、アフタヌーンティーのことを「ハイティー」とも言うそう

長いテーブルに白いクロス 銀食器に盛られたフルーツ、ティーカップとそろいのデザートディッシュ

両脇には、銀のデザートナイフとフォーク そして、白いナプキンに銀のナプキンリング

夕方4時ごろから始まるお茶のことだそうだ

じゃあ、夕食はどうなるの?といきなりバカな質問をしてしまった、私 (-_-; この場合、夕食は7時ごろか、ハイティーが夕食代わりになるそうです…

招待してくれたのは、先輩ナースのMichelle(仮名) 先輩といっても大・大・大先輩で、Ive been a nurse before you guys were born!が口癖 だから、それ以上は怖くて年齢なんて聞けない

そういえば、就職して3日目で、Michelleの洗礼を受けた

たいていアメリカの先輩ナースは、新人に真摯に接してくれる If you have a question, ask me at any timeとか、Feel free to ask me at anytimeなどと何度も念をおしてくる 

分からないことを分からないままにしておくのが、一番いけないのだ 

「分からない」とか「やったことありません」というのは、ぜんぜん恥ずかしくない、という土壌を努力して作り上げてきた 

分からないまま行うことは、危険であるという意識が徹底している 

It is dangerous!という一言には、誰もが敏感なのだ

ところが、Michelleは違った 

彼女はアメリカでのナースの経験も長いが、もとはイギリスのナース イギリスで18歳にしてナイチンゲール精神を叩き込まれて、ナースになった

だから、大きな声で恥ずかしげもなく基本中の基本というような質問をした私に、一撃

Use Your Common Sense!!

彼女は、Charge Nurseとして、これまた私の知らないくらい長い年数働いていたけど、先月乳がんの診断を受けた

それ以来、仕事は休んでいるし、詳細は知らされていなかった

最初はMichelleに怒鳴られた私だけど、彼女がCharge Nurseのときは病棟がスムーズにまわるので、私はMichelleが好きだった

今月、Breast Cancer Walkのイベントがあり、病棟のスタッフも全員参加する 

Michelleのためのウォーク 

Michelleも、調子がよければ参加する、と聞いた

やっぱり様子の気になる私は、先週カードを送った

今日は、2回目のChemo Therapyが終わったので、彼女は何人かの親しい友人と、電話やカードを送った同僚や後輩をHigh Teaに招いてくれたのだ

イギリスからは、Michelleのnephew (Alfred)が来ていた テーブルには、Alfredの焼いたドライフルーツのスコーンや四角いサンドイッチ(High Teaではサンドイッチは四角く切る、と教えてくれた)

そしてMichelleの焼いたチョコレートとミルクのケーキとともに、とっておきのYorkshire Teaをいただいた

Michelleは、紅茶のポットは必ず温めるのよ、と何度も言って、そのYorkshire Teaをおすそ分けしてくれた

レストランではなく、自宅での心のこもったハイティー

前向きに癌と向き合う決心をしたMichelleの勇気とともに、きっと一生心に残るだろうな

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creme bulree with berries

Bulreeは、「焼く」という意味だそう 「クリーム」を「焼く」

クリームブリュレは、その名のとおり生クリームと卵黄をたっぷり使って、焼きcaramelizeするプリン

今回は、KathyとMarjanと一緒に作りました

Kathyは、おばあちゃまのローズガーデンから3種類のバラの花束を作ってきてくれて…bulreeを焼いている間も、バラのとってもいい香りが

Marjanは、こちらでは手に入らない上質のサフランを分けてくれて、おいしいサフランライスの作り方も教えてくれました

今回のcrème bulreeはバニラを入れたので、フレッシュなblue berryとraspberryをそのまま添えて

アメリカではberriesは、とーっても人気 味がしっかりしていておいしいから