HMO(Health Maintenance Organization)は、1973年のHMO Act成立以来、いまやアメリカ国民の4人に1人が加入している保険のタイプ
「健康維持組織」という名前の通り、従来の
病気になったので、なおしてください
という医療の利用方法ではなく、
病気にならないように、健康管理しましょう
病気の人は、それ以上ひどくならないように管理しましょう
という考え方に基づいている
そうなると、「入院」とか「救急外来に来る」以前の段階での健康管理が大切になる
なんとか、病院にかからなくても済む努力が必要
そこで考え出されたのが、「健康教育」
病院には、Health Education Department(HED)がある
患者さんなら、誰でも利用できる・・・というか、患者になる前に利用できる
例えば、こういうこと
喘息の持病のある人
仕事のストレスも重なって、最近吸入の量が増えてきた
一応、医師から処方された薬はあるけど、いつ喘息の発作が起こるかわからない
こんな人は、発作が起きたら病院に行って医師に診てもらうのではなく、発作を起こす前にHEDのThe Asthma Care Management Programに参加
喘息専門のナースと薬剤師が担当になり、個人に合った喘息の管理方法を教えてくれる
医師なら、一回の診療で10分程度しか時間が取れないところを、プログラムなら30分、そして必要な回数、通うことができる
Living Well with Asthma
ちょっとお得な例も
ナースのみなさんなら、腰痛持ち、という方も多いはず
ナースじゃなくても、デスクワークの方も首や肩こりからの頭痛持ちという方もいるはず
私の場合は、腰痛+首も悩みのタネ
ちょっと大きな患者さんのケアをしたり重い荷物を持ったり、ヨガでShoulder Standingなんてやっちゃった日には、次の日あわててカイロプラクティックに電話している・・・情けない状態
年一回の検診のときに、Primary Physician(かかりつけ医)にこの状態を相談したところ、Physical Therapy(理学療法)に紹介された
健康なアタシが「リガクリョウホウ」?!とも思ったけど、とりあえず受診(PTのみなさん、ごめんなさい)
これが、けっこう穴場で、病棟で見るPTとは違って、家でもできる手軽でしかも効果テキメンのエクササイズをどんどん教えてくれるではありませんか!
どのくらい効果があったかというと、いつも通っているカイロプラクティックの先生にはPTのことは内緒にしていたのですが、腰のエクササイズを始めてからは腰は調整しなくてもよかったり、受診回数が減ったり・・・背骨のプロから見ても、PTは効果があるのです!
家でのエクササイズが進んだところで、担当のPTさんは今度は “Intensive Back Exercise” というプログラムを紹介してくれました
週1回1時間、PT Departmentの奥にあるエクササイズルームで体操
これは、腰痛を起こさないよう必要な筋肉つけるためにPTさんが特別に考えたプログラム
20分のCardio(トレッドミルやバイク、ステップ)、20分のボール(巨大!まるでサーカスの玉乗り…乗らないケド)を使った腹筋や背筋、そして20分ストレッチという構成
4回通って、ご卒業
ということで、これで見放されるのかと思ったら、さすがHMO
今度は、Neck Exercise Programを紹介
家でもできる首や肩のストレッチを、4回に分けて教えてくれるそう
ちょっと、首が痛いとき、肩が凝っているときに自分ひとりでできる
さらには、そのあとのフォローまで
PTさんによると、私にはヨガまたはPilatesが合っていると教えてくれました
ヨガは、ストレッチ効果 Pilatesはコアの筋肉を鍛えて背骨をサポートするため
なんと、Health Education Departmentには、ヨガのクラスもあったのです
BeginningとIntermediateに分かれていて、それぞれ8回
ウチの病院の保険に加入している人なら(保険会社設立の病院)なら、8回で$48、メンバー以外は$72
一回あたり、6ドル~9ドル・・・悪くないでしょう?
腰痛持ち→PTに教えてもらったエクササイズ→Intensive Back Exercise→Neck Exercise Program→Yoga Beginning→Yoga Intermediateと段階を踏んで、リハビリ
腰痛持ち→仕事→激痛&受診→痛み止めの処方→休息&運動しない→筋肉が衰える→仕事→激痛…
の悪循環から抜け出せそう!
家で、教えてもらったストレッチやエクササイズを続け、ジムにも通って思い通りの運動をして、職場でも不安なく仕事ができます
一回痛めた腰や首は元通りにはならないけれど、これ以上ひどくならないように自分で管理でき、普通に仕事ができる、というのは、まさにHMOの目指すところ
ほかにも、Senior Health, Cancer, COPD, Hypertension, Fitness for 40 and Over, Heart Disease, Alcohol and Drugsなんていうのも…
どうですか、HMOに保険を変えませんか?(って、宣伝)