日本とインド
この前、インドにある日本の自動車会社関連で騒動があったとき、 テレビのインタビューアーが都内のインド料理店に行って 「インド人は、日本人が嫌い、というわけではないですよね?」 なんて質問をいきなりしていたけど…根拠がよくわからない 私の最近出会ったインド人は、午後になって2時間ほど離れた病院から転院してきた 心臓カテーテル検査を受けるため 50代で、インド人独特のアクセントで英語を話す 患者さんが入院してくると、24 Hours Nursing Assessmentという3ページにもわたる用紙を記入することになる 患者本人が、入院の目的と期間についてどのように理解しているか、に始まり、痛みのアセスメント、皮膚の状態、入院前の栄養状態、睡眠について、ADLレベル、患者教育を行うときは誰か他の家族員とともに教育を受けたいか、家の中と外には階段や手すりがついているか、はては、最近大事な人を亡くした経験をしたか、etc. これら全てを質問、観察、アセスメントしてどうするのかって? 私たち看護師が、理学療法士、栄養士、ソーシャルワーカー、薬剤師、牧師などにリファーを出すため 入院してきたその日、その時から、退院に向けての準備が始まる、という恐ろしいHMOの常識 こうまでして、患者を退院させベッドの回転率を上げたいのか おぉ…また、HMOネタになりそう! 本題のインド人は、 こんなになが~い私の質問攻めにも気持ちよく、しかも的確に答えてくれた おかげで、15分くらいでアセスメントは済んだ はい、ありがとうございました、と部屋をでようとすると、「あなたは日本人ですか?」と聞かれた 「名前で分かるのですね~、アハハ」と笑うと ”My wife’s grandfather used to work for an emperor.” と言い出した おじいさんが、天皇に仕えていた?天皇に仕える?というと、侍従か?コックか? まてよ、インド人のおじいさんは、インド人 じゃあ、カレーをつくっていたのか? ←いくらなんでも… (皇室のことは常識すら身につけていないもので、失礼・・・) そんなの、ありえない!こんな私でも、この発言が非常識なことくらいは分かる 英語のアクセントと自分の理解力で、聞き間違えたのか? “Worked for the emperor?”と聞き返すと、やっぱり、天皇に仕えていた、と言う患者さん しかもヒロヒトシンノウとまで言った でたらめを言っているのではないらしい どうやら、このおじいさんはインドの有名な芸術家だったそうで、あるとき昭和天皇がこの芸術家の作品にとても感動され、専属の芸術家になったらしいのです おもに、食器類をデザインし作成したとか たとえば、金を使ったティーカップとソーサー お皿 そして、自慢の杯にはちょっとお茶目な工夫がしてある それは、お酒を飲み干すと、杯の底に人の顔が浮かび上がるという仕掛け どうなっているのかというと、杯の底の裏側にあらかじめ人の顔を描いておき、底の部分を薄~く作るのだそうだ お酒を注いだときには、杯をのぞきこんでもなにも見えないけれど、飲み終わって杯が傾いたとき、向こう側からの光で描いてあった絵が浮かび上がるというもの 昭和天皇はおもしろいものをお使いになっていたのねぇ…遊び心、たっぷり ちょっと、親近感 アメリカで出会ったインド人に教えてもらった、意外な日本















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